🍳一週間のフード・デリバリー関連ニュースまとめ［2022/8/29～9/4］

2022年9月5日 08:36

緊急的な感じではなく、むしろ美味しいというのがスゴイ…！

Q: 峠の釜めしの土鍋でご飯って本当に炊けるの？
A: 炊ける。めっちゃ炊ける。今までで一番美味しいご飯が炊けるし、なんなら想像以上に丈夫で何度も炊ける pic.twitter.com/AvmoCpBVZq
— あさぎ (@_asagie) August 28, 2022

キチンと公式から作り方が出ていますね。

📰プレスリリース

📰RoktがUberと提携、9月7日よりUberでの広告表示が開始予定

AI・機械学習の活用により、消費者にとって関連性の高い買い物体験を提供するEコマーステクノロジーのリーディングカンパニーRoktは、Uber Technologies, Inc.と、同社のウェブサイトおよびモバイルアプリにおけるトランザクション・モーメントにさらなる収益性をもたらすべく、新たにパートナーシップを締結した。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000059870.html

「消費者がUberで商品の購入を完了する際に、外部広告主からのディスカウントクーポンなど、関連性の高い追加商品の選択肢を提供する。」ということで、在宅と親和性の高いVODサービスの割引クーポン等が想定されますね。

フードプラットフォームという場が"広告主"からは魅力的に映るのか、個人的にはとても興味があります。

🗾国内のニュース

🗾NEXT DELIVERY、セイノーHD、出前館、敦賀赤レンガ倉庫内のテイクアウト商品を配送

株式会社NEXT DELIVERY、セイノーホールディングス株式会社、株式会社出前館は、敦賀市金ヶ崎緑地及び東浦地区にて地域課題の解決に貢献する新スマート物流の構築に向けたドローン配送実証実験を実施した。

https://www.drone.jp/news/2022083014310757142.html

地理的にはこんな感じ。

どちらも海に面しているので、恐らく海上を航行したと思われますが、車では10分ほどの距離を16分かけて移動しているので、記事にあるように降雪時に効果を発揮するのかもしれません。（そうなるとドローンも飛べないかもしれませんが…。）

🗾スタバのコーヒー４杯をドローンが運ぶ　神戸ハーバーランドからポーアイまで「３分」

神戸ハーバーランドからポートアイランドへ、ドローンが海を渡って飲み物を運ぶ飛行実演が２日、神戸港で行われた。ドローンでの配送を手がける新興企業トンプラが、約３分でスターバックスのアイスコーヒー４杯をこぼすことなく届けた。

https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/202209/0015605503.shtml

こちらもドローンの記事ですが、「秋の試験導入を経て、来年から定期運航を目指す。」ということで、かなり現実的な部分が視野に入っていますし、メイン航路は海上なものの、市街地でのドローンデリバリーとして１つの成功事例になりそうです。
（ポートアイランドはポーアイって略すんですね。）

🗾「くら寿司 meets BEAMS JAPAN」規格外野菜や大豆を使ったSDGsメニュー

くら寿司は、日本の魅力を発信する「BEAMS JAPAN」とコラボレーションし、「くら寿司 meets BEAMS JAPAN」を9月2日～30日に実施し、特別メニューを販売する。

https://gourmet.watch.impress.co.jp/docs/news/1435493.html

特別メニューの販売ということで、よくある飲食チェーン×アパレルのコラボよりもかなり深いつながりがありそうですが、もしかすると継続的な取り組みになりそうな予感もします。

🗾セブンカフェ、マイボトル利用の実証実験を社内でスタート

セブン-イレブン・ジャパンは、「セブンカフェ」でのマイボトル利用についての実証実験を社内でスタート。従業員の環境意識向上や産業廃棄物の削減効果を検証などを目的に実施されるものだが、将来的には店舗への導入も見据えて課題を洗い出す目的もある。

https://gourmet.watch.impress.co.jp/docs/news/1436861.html

マイボトルとはいえ、専用のボトルが必要なものの、「専用のボトル洗浄機が設置されており、利用者はコーヒーを抽出する前にこちらでボトルを洗浄する。」ということで、かなり凝った施策になっていますね。

🌎海外のニュース

🌎Metaがインドでフードデリバリーに進出、ジオマートと提携で

フェイスブックの親会社のメタ（Meta）は、インドのEコマース企業「ジオマート（JioMart）」との提携により、メッセージングアプリのWhatsAppから生鮮食料品のデリバリーサービスを利用可能にすると発表した。

https://forbesjapan.com/articles/detail/50019

インドもフードやグロッサリーデリバリーは活況であり、すでにプレイヤーも多くいますが、すでにインド人のインフラとして欠かせないWhatsAppから生鮮品をデリバリーできるということで、風穴を開けにきたイメージでしょうか。

🌎【狂気】レシピひとつで丸投げOK、幽霊レストラン増殖中

もしケンタッキーのカーネル・サンダースがTikTokerだったら、店舗は作らなかったかも。アイデア一つでデリバリー専門レストランが誰でも作れてしまう時代について語りつくす。

https://newspicks.com/news/7505820/body/?ref=query-news

キーワードは「インフルエンサー×ゴーストキッチン」ということで、以前はyoutuber発信だったものが今はTikToker発信に変わってきているとのこと。

動画内ではいくつかの成功事例が紹介されており、今のところはザ・アメリカンなジャンクフードばかりですが、将来的にはもっと多様化してくると思われます。

で、それを裏で支えているのがVDC（Virtual Dining Concepts）という企業。実は2021年にTikTokと提携しTikTok Kitchenを始めると発表しています。

TikTok上でバズったフードをそのまま商品にしちゃおうという発想がすごいですし、通常の店舗だと実現しませんが、ゴーストキッチンだと可能ということですね。
（各ブランドの生存率は低そうですが、トレンドによっていくつものブランドが入れ替わっていくこともまたフード業界のトレンドですね。）

日本ではまだ大手メーカーとのコラボといった事例しかありませんが、今後は登場してくるかもしれません。

こちらはyoutuberが作ったコーヒーブランドの記事です。

キャズムを超えるためには、コアファンより広い層を獲っていく必要があると、D2Cならではの成長課題が書かれています。

以上。

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