選択の軸
ごくごく当たり前の事なんですが、人生は選択の連続です。
積み重ねてきた選択の上に今が存在し、そこからまた積み重ねるという果てしない作業を私たちは永遠に行っています。
今が幸せという人は幸せになる為の選択をしてきて、そうでなければそうでない選択をしてきたのかなと容易に想像ができます。そして、仮に人生を生きる上でうまいこといっていない方としては、どこで選択を間違えたのかという考えに辿りつきがちなのですが、そこは一個一個の選択というより、選択する基準に課題がある場合が多いのかなと私は思っています。
こっちの方が楽そうという楽さを求める方は、難題が目の前にぶつかった時に避ける傾向があるのかと思いますし、選んだ選択に対してやりきれないという方は自己肯定しづらい感覚が生まれやすくなるのかなと考えています。
だからこそ、人生の岐路に立つような選択は誰しも経験があるとは思いますが、その時に選択に悩んでしまうのは自分の軸にブレがあったり、本当はこの選択をしたいのに自信や今までの選択の傾向からバイアスが掛かったりする場合も考えられます。
結果的に、その傾向が積み重ねていく先でうまくいったり、いかなかったりするブレを生じさせる原因になり得るのかなと考えています。
よって、誰しもに求めることではないですが、私自身としては最良の人生になるように高い基準や軸を持って選択するスタンスを固めておくことが大事なのかなと考えています。
そして、忘れて欲しくはないこととして、「選択の軸」は今からでも持つことができるし、切り替えることができるということです。
今まで全然うまくいかなかったのも言ってしまえば、「失敗」ではなく、「学習経験」と都合よく捉えてしまって、改めて自分を信じて、新たな行動や選択に対して前向きに捉え直すのも一つなのではないでしょうか。
人生は選択の連続です。だからこそ、惰性に任せた選択をするというより、一回一回に明確な自分の判断を入れるということが大事なのではないでしょうか。