tactor/NayukoY
tactorがブランド活動を通じて目指すものを、様々な角度から綴っていきます。
ロンドン・セントラルセントマーチンズファッション科のBA(大学課程)、MA(大学院課程)を卒業した自身の体験談を基にして、赤裸々な留学体験談と素直な事実(アドバイス?)をまとめています。
2024 Autumn/Winter collection “youruniform” uniform(En):不変の・変わらない・調和する 不変の 素直な 真っ直ぐ いつでも 制服のように ずっとそばにあるもの tactor 24AW が目指すのは、“youruniform”= ずっとそばにある不変さ 日常に新鮮さを常にもたらし、長く共に過ごす、真っ直ぐなワードローブ ストレートな強さ、スタンダードな潔さを、モノトーンを中心としたカラーパレットで表
Days(En);日々、日中、日数 眩しい日常を彩り、淀みない一歩を共に歩く服。 重ねられていく毎日に、アクセントをもたらす強さ。 日差し 光 ざらつき 体を布の間を空気が通っていく匂い。 tactor 24 Spring/Summerが目指すのは、改めて思い出す強さと溌剌さ。 雄弁なカラーで構成したプリント、 オリジナルで編み上げた奥行きあるラッセルなどテキスタイルへの傾倒はそのままに、 透け感と艶、織り目から覗く光と影のコントラストが、陰影
自問自答ファッション通信 のあきやさんが、バッグの中身を紹介していらっしゃいました。バッグの中身は秘密基地とのこと。 なるほど!たしかに、バックの中身はお洋服よりもっと、お気に入りじゃないと持ち歩かない。 心の拠り所、いつも身近で支えてくれる、私の有能バックオフィス的な存在かも。 単純に、バックの中身を見るのが大!好きなのでとってもワクワクな企画⚡️⚡️ あきやさんもあげていらした、VOGUEのIn The Bag企画、大好き。 (余談ですが、In The Bagの私的ベス
オンラインショップのリニューアルオープンに伴い、おすすめアイテムをピックアップしてご紹介させてください。今回は、これからの季節にぴったりなTシャツのご紹介です! techno lame T-shirt. tactorのシグネチャーでもある、ホログラム(キラキラと輝くシート)を大胆にデザインしたTシャツ。 [1枚で主役になる・取り扱いがしやすい]をキーワードにデザインしたtactorの定番Tシャツは、毎年色や柄を変えてリリースしているもの。 今年の柄は大小様々なスクエアが楽
10月26日水曜日スタート、名古屋タカシマヤイベントでご紹介する、有松絞りを施した限定アイテム。 前回のnoteでは、アイテムデザインまでの経緯や、新しい伝統のこと、ビハインドストーリーをお伝えしました。 そんなストーリーからうまれた限定アイテムについて、今回はお伝えしていきたいと思います。 2デザインにぎゅぎゅっと凝縮された楽しさと美しさ、是非ご覧ください! デザインは2種類 今回の限定アイテム、デザインはtactorのコレクションアーカイブより、 ”long shir
本格的に秋を感じる気候が続きますね。 tactorの秋冬イベントもいよいよ、名古屋タカシマヤさんにて10/26(水)から一週間、スタートします。 tactorが半年に一度、大切にそして楽しみに続けさせていただいているこのイベント。今回も、22秋冬コレクションをほぼフルラインナップでご紹介いたします。 そして! さらに!! 今回は初めての試みとして、このイベントのみでご紹介する限定アイテムを制作しました。 tactor初の、リミテッドアイテムです!(響きが素敵・・・!)
plot(En); 構想、陰謀、ひそかに図りたくらむこと 22SS シーズンから引き続き、”服との至近距離での対話”を着想点とした今シーズン。 着ている人がその目でうっとりできること。遊べること。 近い距離で愛でることが気持ちの良い素材、遊べるディテール、そしてそれを最大限に引き出すシルエットに加え、 今回はクラシックなフレーバーをプラスしました。 しっとりしたウールで仕立てた、いく通りにもスタイリングを構想できるジャケット トレンチ
時と場所を超えて出会うテキスタイルと人とストーリー [tttt_vol,1]そして[tttt_vol,2]でご紹介したこのプロジェクト、いろいろなことを長くお話ししてしまいましたが、一番大切なのはお洋服がかわいいこと!そして何より、オーダーが楽しいこと!!ですよね シリーズラストとなる今回は、ttttというセミオーダープロジェクトの詳細と、テキスタイルのご紹介をさせていただきたいと思います! ttttは2STEP ttttは2ステップのセミオーダー方式です ・デザイン
これまで誰かに真摯に大切にされてきた、 これからも大切にしていきたいこと&大切にされていくべきだとわたしが思うことを、 これからも大切にしやすい形に変えてみなさんに届ける 前回の[tttt_vol,1]にて、サステイナブルという言葉から着想した考えやその思いに至る経緯についてご紹介しました 今回はその本質、”これからも大切にしていきたいこと&大切にされていくべきだとわたしが思うこと”、の部分、デザイナー地元愛知のテキスタイル産地についてご紹介します 地元”尾州産地” 私
<サステイナビリティ>に対するブランドの取り組みは? <サステイナブル>を意識したアイテムはありますか? このような質問をいただくことが、この数シーズンぐん!と多くなりました。 ファッションを仕事とし、服を”作っていく”立場として。 ブランドとして。 また、ファッションが大好きな個人として。 tactorのような、小さなブランドができることってなんだろう? ファッションが大好きなものとして、私個人ができることってなんだろう? tactorはテキスタイル産地に縁のあるデザ
pause(En); 立ち止まる、思案する、続ける 22SS コレクションを構築していた間ずっとこころにあったこと、それは、装うことは、ますます、自分のためがいいなと思う気持ちでした。 見られるため、 認められるため、場所のため、という対外的な認識を誘発する装いより前に、自分の時間を生きるため、自分を大切にするために装う。 その気持ちから一番大切にしたいと思ったことは、服との至近距離での対話です。 素材をより作り込み、装うことで満たされ る気持ちを届けたい。ディテール
来週末の3日間、10月15日(金)、16日(土)、17日(日)にココHESOという新しいイベントに参加します。 [第一回ココHESOイベント概要] 会 期:2021年10月15日 [金] – 10月17日 [日] 会 場:tactor松が谷スタジオ (〒111-0036 東京都台東区松が谷2-29-8 103) および参加クリエイターのアトリエ、ショップ 開催時間:tactorスタジオ 11:00ー19:00 イベントコアタイム11:00〜17:00(営業時間は各店舗に
2021.4.23 昨年3月に卒業した元スタジオ、台東デザイナーズビレッジの卒業報告会に参加しました。 デザイナーズビレッジ(台東区が運営するファッション系ビジネスのインキュベーション施設)は最長3年いられるスタジオです。その在籍後、3年間の実績を公開報告するという行うイベントがあります。本来ならば昨年4月、卒業と時を同じくして行うはずだったイベントはCOVIDにより延期となり、一年後の今年の開催となりました。 一人に与えられた持ち時間は30分。報告の準備を進める中で、
オンラインショップのオープンに伴い、掲載アイテムのご紹介をしてみたいと思います。 (開設までの思いや気持ちの流れはこちらに綴っております) まずは、FLAT BIG BAG。ホログラムの輝きが印象的なトートバックです。[軽くて・たくさんものが入って・お洋服に合わせやすい]をキーワードにデザインした、tactor の定番バックです。 tactor開始2シーズン目に誕生したこのバック、当初はブラックベースにシルバーを乗せた一色の展開でしたが、シーズン毎に改良を重ね、そしてコレ
2020.5.26 東京の緊急事態宣言が解除となり、しかし大きく変わらず今日も一人でスタジオにいます。 普段なら。 アルバイトに来てくれている方、インターンさん、お打ち合わせでのご来客、など、スタジオに朝から夜までずっと一人というのはとても珍しいこと。それが、この数週間はずっと一人。自然と、作業中ぼうっと思いを巡らせ、考えを深めることも増えました。 (スタジオのグリーン。ぼうっと考えているとき見ている率no1) 現在tactorは20AWコレクションの生産、次
「セントマって何も教えてくれないって言いますよね?」 セントマーチン出身というお話をすると、このような投げかけをしていただくことが多くあります。とんでもなくイジワルな人でもない限り(笑)、本当によく聞く話として会話に出していただくエピソードなのだと思います、それくらいよく、こう言ってもらいます。 では、本当に何も教えてくれないのか? 答えはNOだと言えます。 少なくとも私はとても多くのことを学びました。 それに、もし本当に"何も教えてくれない"のならば、毎年入学する人が減