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輝きとずっと一緒にすごすバック[FLAT BIG BAG]
オンラインショップのオープンに伴い、掲載アイテムのご紹介をしてみたいと思います。
(開設までの思いや気持ちの流れはこちらに綴っております)
まずは、FLAT BIG BAG。ホログラムの輝きが印象的なトートバックです。[軽くて・たくさんものが入って・お洋服に合わせやすい]をキーワードにデザインした、tactor の定番バックです。
tactor開始2シーズン目に誕生したこのバック、当初はブラックベースにシルバーを乗せた一色の展開でしたが、シーズン毎に改良を重ね、そしてコレクション毎に色が増え、バリエーションもぐっと増えました。
(シーズン毎にカラーの入れ替えがありますので、このお写真は2020年6月現在のカラーラインナップです)
デザインのきっかけ
このバックをデザインしたのはtactorがデビューして2シーズン目のこと。フルタイムでの会社勤めをやめ、デザイナーとして独立した頃でした。
それまでは、会社の行き帰りは小さなレザーのバック1つのみ。ところが、独立した途端持ち運ぶものが一気に増えました。
ラップトップパソコン、マウス、手帳、筆記具一式、打ち合わせ用のファイルetc,今まで「会社に置いてた」ものを、お打ち合わせなどに持ち運ぶ機会がぐんと増えたのです。
そこで、軽くてものがいっぱい入るバックを探したけれど・・・なかなかこれ!というものに巡り会えませんでした。
レザーはかっこいいけどバック自体が重いからたくさん荷物を入れるとさらに重くなってしまうし、コットン素材は軽いけれどカジュアルすぎて服に合わない・・・バックだけでも主役になれるくらいの存在感で、それでも軽い、色々入れても罪悪感なく使えるバックが一つあるといいな・・・そんな思いを募らせて、デザインしたのが"FLAT BIG BAG"です。
大切なサイズ感
サイズはバック部分が縦39.5cm*横35センチ(個体差が多少ございます)
A4サイズのファイル、13インチのラップトップなどが無理なくゆったりと入るサイズです。
<例えば私がいつもFLAT BIG BAGに入れて持ち歩いている荷物です。
ラップトップ13インチ、無印良品のクリアフォルダA4サイズ、モレスキンの手帳など。
※加重や耐久のテストをオフィシャルに行ったわけではないので、あくまで一例としてご覧ください。。>
たくさんものを入れても大丈夫なように、持ち手はしっかりと生地を4枚に重ねた仕様、持ち手とバックの縫い目にはクロスを入れ、丈夫な作りを目指しています。
<取っ手の付け位置にある斜めの縫い目のライン。
このひと手間がグッと強度を増してくれました。>
もっと大切な軽さ
コットンとラメジャカードの素材を使用し、バック自体をとても軽く仕上げました。荷物の多い方や、ジムやヨガなどのウエアを入れていただいたり、お買い物のサブバックとして、などなど、用途を制限しないバック自体の軽さは、デザインの大きなこだわりです。
"育てる"楽しみ、ホログラムシート
表面に配したホログラムシートは、使用により徐々にシワが入り、個性が育つオリジナルのアイテムへと”育って”行きます。
最初はピカピカ・ツルツルとした表情ですが、使用を繰り返すとこの通り。
<私が毎日、1年ほど使用した”使用後の例”です>
そのため、ご旅行などの持ち運びの際は、折りたたんでの持ち運びより、クルクルと丸めての持ち運びをオススメしています。折りたたみ、強い力がかかるとその部分にまっすぐのシワが入ってしまうためです。
毎日を一緒に過ごした分だけ、育っていくバック。育った分だけ、愛おしさも増すような・・・?
オリジナルのシワシワ感をお楽しみいただけたら嬉しいです。
静かな輝き、ラメジャカード
ホログラムシートが大胆な輝きを見せる表面とは異なり、裏面は一転、しっとりとした輝きのラメジャカードを使用しています。
とても柔らかく、繊細な触り心地が上品な印象の裏面。こちらを表にして持っていただくのもとってもオススメ。カラーごとに組み合わせも変化します。
落ち着いたお洋服や、静かなお店にいく時など、ホログラムは強すぎるなぁ・・・という日には、ぜひラメジャカード側でコーディネートしていただけたらと思います。
スラッシュ部分はポケットとして
表面にナナメに入ったスラッシュは、実はポケットになっています。
ハンカチや、携帯などのちょっとしたものを入れて使ってください。
ポケットとバック内側を仕切るのはメッシュ素材。ポケットに何が入っているか、内側からすぐにわかるデザインになっています。
<バックをひっくり返して内側から見た図、です。
こんな風に何が入っているか一目瞭然。>
トートバックは大きくて使いやすい分、中で小さなものが迷子になりがちですよね。そんな小物の持ち運びには、このスラッシュポケットを上手に利用してもらえたらと思います。
仕上がりに差がつく、パイピング始末
バック内側の縫いしろは、全てグログラン テープでのパイピング始末。縫製をお願いしている職人さんとの相談の上決定した、長く使っていただくための、しっかりとした作りを後押しする大切な一手間です。
内側まで丁寧に作られたアイテムは、使うたびに充実した気持ちをもたらしてくれる気がします。毎日使っていただきたいものだからこそ、見えない箇所も丁寧な作りを心がけました。
ちなみに、バックのカラーごとにパイピングのカラーも異なるため、このパイピングのグログラン テープの色を決めるのがデザインする上での密かな、そして大切な楽しみだったりします。内側にシュッと走るカラーに、目を止めていただけたらとても幸せです。
輝きとずっと一緒にすごすバック
このようなたくさんの思いやこだわりをぎゅっと詰めた、FLAT BIG BAG。
季節問わず、tactorのブランドコンセプト”日常の一歩先を照らす服”の通り、皆さんの毎日を強い光や繊細な光で照らす相棒になれたら。
ふとした瞬間に目に入る、光る強さをお届けできたら幸せです。
輝きとずっと一緒にすごすバック
”FLAT BIG BAG”
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