自然体に惹かれるようになった5つの理由
最近、自然体でリアルなものに惹かれるようになってきました。
ちょっと考えてみたら、それには結構色んな理由がありました。
そこで、今日は私が自然体が良いなぁと思うようになった5つの理由をシェアします。
① メディアやSNSからの反動を受けた
コロナなどのニュースにおいて、メディアの過剰に不安を煽るような報道に疑問を感じました。
SNSなどでも、現実とはかけ離れた編集がされたり、良く見せようと演じたりする場合が多いですよね。
そんな飾られた偽りのものに、敏感に反応するようになりました。そして、違和感を感じるようになったんです。
その反動で、リアルなものをより求めるようになったのが1つ目の理由です。
② 自分を受け入れられるようになった
今まで、私は自分をよく見せようとすることに命をかけてきました。
学歴や肩書きを求めて頑張ったり、容姿を改善しようとしたり、ウソをついたり…
私の中に深く根ざしていた「そのままの自分ではダメだ」という考えを手放し、
つくろって自分を出さずにいるよりも、自分のままをさらけ出した方が魅力的に感じるようになったんですね。
変なところ、ダメなところ、弱いところも含めて、それぞれの人の個性であって、そういう部分こそ人間らしくて良いなぁと感じます。
弱い自分やできない自分も受け入れられるようになって、自然のままに生きることを求めるようになったことが2つ目の理由です。
③ 日本的な思想が恋しくなった
私は、アメリカ社会に長く住んでいたこともあって、「アメリカかぶれ」で「アメリカひいき」というように思われがちですが、実は日本が大好きなんです。
そのことはここにも書きました。
アメリカをはじめとする西洋的思想は、自然を変えたり、支配したり、コントロール下におこうとする価値観が根底にあるような気がします。
それに対して、日本を含めた東洋的思想は、自然をそのままに維持して。調和して共存していこうという考えです。
伝統医学をみると、その違いは顕著に見られます。
西洋医学は、自分の身体に外側から薬や手術などの何かを加えて、病気やケガを治していきます。
東洋医学では、気のめぐりを良くしたり、老廃物を出したり、内側に元々ある自然治癒力を高めることで、病気を治していきます。
漢字を見ても「元気」とは「気を元に戻すもの」であるし、「病気」とは「気が病むとなるもの」だということにも、東洋医学の考えは反映されています。
アメリカ式の競争社会でずっと頑張って生きてきて、そんな自然と寄り添って生きていくような日本文化が恋しくなったからというのが3つ目の理由です。
④ 自然との時間を楽しめる余裕ができた
自然には、瞑想と同じくらい心身へのヒーリング効果があるということを下の記事で取り上げました。
犬と散歩に行くことは私の10年以上続く習慣です。でも忙しく生きていた以前は、その時間を義務と感じてあまり楽しんではいませんでした。
自然の多い千葉に引っ越してきて、自分のスタジオをスタートしたことで、通勤時間や時間を拘束されるストレスがなくなって、ゆとりある生活ができるようになりました。
太陽の光を浴びて、四季の移り変わりを感じていけるこの犬との散歩の時間は、今では私にとって大切な安らぎの時間となっています。
自然と触れ合っているうちに、地球や私たちに害になるような人工的なものや化学的なものに敏感になってきました。それが自然でナチュラルなものに惹かれるようになった4つ目の理由です。
⑤ 自然から学ぶことの大切さを知った
自然は、生き方に迷った時に行くべき道を私たちに教えてくれます。
例えば、雨にも風にも負けず、柳がヒラヒラと優雅に揺れながらも、しっかりと地に根を張って立っている姿を見ると、本当の強さとはどういうものなのかが感じとれます。
また、「偽りなしのリアルの自分でいるか」のテストをしたい時は、直感が教えてくれます。
子どもであれ動物であれ、自然と調和して生きている動物は、そんな物事の本質を掴むことができるカンが鋭いと思います。
ちょっとでも、損得感情や恐怖心がからんでしまうと、そんな直感は降りてきません。
自然と触れ合って、自然からたくさん学んでいきたいと感じたのが最後の理由です。
まとめ
今日の話は、自分の価値観を知り、自分をより深く知るために書きました。
自分視点100%で自分のため100%の記事になってしまいました。いつもそんな感じだけれど…
個人的な見解を書いただけに過ぎないのですが、同じ時代、同じ社会に住んでいる皆さんも、同じように感じている方もいるかもしれません。これを今見ているということは、あなたにとっても何かのメッセージがあるかもしれませんよね。
これが2020年最後の記事になります。今年noteを始めて、この場を通して、たくさんの素敵な方と出会えて良かったです。皆さん、良いお年を!