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【今更聞けない】確定拠出年金ってなに?
今回は少し今までと異なる形式の記事にします!
QA形式で確定拠出年金とは何かを順番に見ていきましょう。
目次だけでもある程度理解できるように書いたので、まずは目次を見てみることをお勧めします。
ではさっそく。
Q1 確定拠出年金ってなに?
A1 確定拠出年金(DC)とは、加入者ごとに拠出された掛金を加入者自らが運用し、その運用結果に基づいて給付額が決定される年金制度のことです!
掛金額(=拠出額)が決められている(=Defined Contribution)ことから、確定拠出年金(DC)と呼ばれています。また、「掛金建て年金」とも。
確定拠出年金の特徴こんな感じ。
・拠出された掛金を加入者自身が運用
・運用の結果に応じて給付額が決定
・年金資産が個人ごとに区分されていて、いつでも残高を確認可
・掛金拠出時、給付時において税制優遇がある
・普通投資には20%の税金が配当金や譲渡金に課せられるがそれがない
簡単に言えば年金用の投資商品を管理する箱(口座)みたいなもんだという理解でOK!
Q2 確定拠出年金には、どのようなタイプがある?
A2 企業年金の一つで事業主が掛金を拠出する「企業型年金(企業型DC)」と、個人で加入して本人が掛金を拠出する「個人型年金(iDeCo)」の2つのタイプがある
確定拠出年金は、iDeCoが同年10月から、企業型DCが平成14年4月から施行されました。
令和4年4月から、加入可能年齢を引き上げ、企業型DCについては70歳まで、iDeCoは65歳まで加入できるようになります。
難しく考えずに、企業型と個人型(iDeCo)があるんだな、くらいで◯
Q3 企業型DCと個人型DC(iDeCo)の違いは?
A3 企業型DCは事業主が主体となり実施される制度でその事業主が使用する従業員が加入者となります。
掛金は基本的に事業主が拠出しますが、そこにさらに加入者が条件に合わせて自らの拠出を上乗せすることも可能です!これをマッチング拠出と言います。
一方、iDeCoは国民年基金連合会が実施する制度で、原則として20歳以上60歳未満の全ての方が加入可能。掛金は加入者自らが拠出します。
※企業型DCの加入者である場合は、加入している企業型DCの規約でiDeCoに加入できる旨が定められていることが必要
運用商品について🔻
企業型DCでは事業主が契約する運営管理機関が選定し提示したラインアップの中から加入者が選択。
一方、iDeCoでは商品ラインアップの異なる多数の運営管理機関の中から、加入しようとする者が運用商品を含めたサービス内容を比較して運営管理機関を選ぶ。
まあ要するに、
自分で掛け金出して、商品やその商品を管理する運用機関も自分で決めるのがiDeCo
企業が契約する運用機関が取り扱っている金融商品の中から選んで、掛け金も企業にある程度出してもらうのが企業型DC
ってことですね。
Q4 結局確定拠出年金はおすすめですか?
正直これは個人によります。
企業型DCの場合はその事業主に雇われている限り、入らないといけないので、加入するのに選択の有無はないんですけど、
iDeCoの場合は加入すべきな人とそうでない人がいます。
iDeCoには65歳まで引き出せない、というデメリットがあるので、
・65歳まで待てない人
・そもそも拠出に回す金額がない人
はデメリットの方が大きくなるかもしれません。
以下の記事にメリットをまとめているので、これをみながら自分に合っている制度なのか確認しながら、資産形成をしていきましょう!
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