【若いうちに外での趣味を作る必要性】
はいさい!
今回は、外での趣味作りを、新しく作ったり活動を続けていく必要性について書いていこうと思います。
医療・介護現場では、QOL(生活の質)の観点から、よく元々趣味活動がある患者様・利用者様にその趣味活動を続けられるようアプローチする機会もあります。僕自身、特に介護領域に携わるようになってからは、その患者様・利用者様によってそれぞれに合ったQOLの獲得又は維持・向上は、常に模索しており難題も多く経験してきました。
その中で、あくまで個人的意見ですが、外での趣味活動が若いうちにある方とない方で、今後の生活や健康面に影響しているなと感じています。
そのため、自身に合った外での趣味活動を若いうちに新たに作ったり、長く続けていく必要性について、まとめていこうと思います。
~外での趣味活動を作る、続けていく必要性~
外での趣味活動は若いうちになるべく作れ!
外での趣味活動を作ったり続けていく必要性についてまとめる前に、なぜ若いうちに外での趣味を作ったほうがいいのかを書いていこうと思います。
結論として、これは仕事上での経験・相談を受けた中での感想でしかないですが、年を重ねるごとに新しく趣味を作ったり続けていくのが難しくなってくるからです。
若い年代の方が体力的に活動する体力・行動力があります。もちろん、健康であればどの年代からでも趣味活動を作ったり、続ける体力がある方もいるので一概には言えませんが、やはり若いうちが一番動けて病気などのリスクも低い年代です。そのため、若いうちに色々経験し、趣味を作るのは時間的にも体力的にも今後の人生でのメリットは非常に大きいものと考えています。
主に、利点をまとめて挙げるとしたら以下の通りです。
行動範囲や活動する体力もあるため、元気なうちに取り組むことで体力を向上させやすい
若い時期に始めることで、長期間続ける習慣を形成しやすい
若いうちの方が新しいことに挑戦しやすいため、多様な体験や直接的な新しい人々との出会い、コミュニケーションスキルなど磨く機会が多い
学業や仕事などでのストレス解消の手段とすることで、精神面の安定にも繋がりやすい。
若いうちに外での趣味活動を習慣化できれば、年を重ねても意欲的に継続できる可能性があり、自ずと心身の健康にも良い面で作用すると思っています。
インドア(屋内)での趣味活動だけじゃダメ?
インドアでの趣味活動を作るのももちろんかなり多くのメリットがあり大事ですが、インドアでの趣味活動だけを続け、外へ出て行う趣味活動を怠ると、いくつかの問題が懸念されます。
運動不足や姿勢への影響
ビタミンDの不足
精神的な影響
自然との触れ合いの欠如
視力への影響
新しい経験の機会損失
対人関係への影響
これらの理由として、屋内での趣味活動は基本活動範囲や量も低下し運動不足になりがちです。また、長時間同じ姿勢や環境で読書やゲーム、テレビ鑑賞など行っていると、視力や姿勢にも影響してきます。また、外へ出て日光を浴びずにいると、ビタミンDが不足しその影響で骨の健康や免疫力が低下したり、精神面でもうつ病や不安症状を悪化させるリスクがあります。自然への触れ合いも、減ってしまうと自然から得られるリラクゼーションやストレス解消の効果も得られません。外部との対面での交流も減ると、友人関係や新しい経験をする機会も損ねてしまう可能性もあります。
なるべく家の外へ出て行う趣味活動は、上記で挙げたデメリットを改善必要だと考えます。
インドア派でもそれなりの対応ができる!
一見、インドア派を否定しているようにも見えますが、そうではありません。屋内での趣味活動も、健康面において多くのメリットがあり、大事なことです。上記で挙げたデメリットも、それなりに行動工夫をして対応することで、十分健康面に良い影響を与えられると考えています。
例えば、
・読書が好きな方は、時々地域の市立図書館やカフェなどで、気分転換に読書する場所を変える
・ゲームやテレビ鑑賞をずっとしている場合は、時々ベランダに出て外を眺める時間を作る
・ネットでの買い物が趣味の人は、時々実際に近くの売り場で現物を比較してから買う
など、要は少しでも外に触れ合う時間を、ちょっとした時間を行動を変えて確保するだけでも、運動不足や日光不足のデメリットはある程度防げると考えています。
外での趣味活動は様々!
では、実際に外での趣味活動を作ろう!と思っても、具体的に何が自身に合うのか、好きだなと思う趣味を見つけるのって意外と難しかったりもします。数ある中での例えですが、以下の例を参考にして頂ければと思います。
自然を楽しむ活動:例)ハイキング・トレッキング、キャンプ、ガーデニングなど
スポーツ・フィットネス:例)散歩やランニング・ジョギング、サイクリング、ウォータースポーツ、ロッククライミングなど
チームスポーツ・グループ活動:例)サッカーや野球、バスケット、バレー、テニス・バドミントンなど
趣味・創造活動:例)自然や都市風景などの写真撮影・絵画、バードウォッチングなど
地域活動:例)地域で行っているボランティア活動、祭りなどへの参加など
イベント・フェスティバル:例)音楽やフードフェスティバルなど
これらの活動は、体力の向上やストレス解消、社会的交流を深めるといったことに役立ちます。若いうちに、自分の興味やライフスタイルに合ったものを見つけ、バランスよく楽しむことができそれが習慣化できれば、よりQOL(生活の質)も高められ健康面にも大きな利点に繋がると考えます。
まとめ
最近は特に、若い方の運動不足やセルフネグレクトなどの情報を見る機会が増えてきました。若い時でそのような状態に陥ってしまうと、年を重ねていくごとにより健康面への悪い影響が起こる可能性が高まってしまいます。
外での趣味活動は、そんな運動不足やセルフネグレクトなどの問題に直面する前、又は陥ってしまっても、予防・改善できる手段の一つになると僕は思っています。
まだまだ世知辛い世の中ですが、少しでも楽しい経験・出来事を増やして人生をより長く豊かに過ごせるよう、まだ外での趣味がない方はぜひ興味があることを探してみてください♪
ここまで読んでくださった皆さん、にふぇーでーびる(ありがとう)♪
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