見出し画像

休職6か月目の私が『愛の不時着』に救われた話

去年、一斉を風靡したドラマ『愛の不時着』。

今、やっと見終わりました(遅い)。

私はどうしても流行が盛り上がっているときにその波に乗れないタイプで、いつも過ぎ去った後に見始める癖がある。

今回は『愛の不時着』だった。全16話、1話あたり平均1時間20分を5日間で見終わった。最終回は約2時間。狂気、、。

書きながら思い出したけど、梨泰院クラスもそうだった。
(そしてまんまとハマって一週間くらいで見終わった。)

「『愛の不時着』に救われた」というタイトルの理由は、最近の日常がマンネリ化していた中で、
           何かにハマる
という感覚を思い出させてくれたからだ。
そしてそれはワクワクして、幸せな感覚だということを。
特に面白いドラマは、感情移入しやすく、泣いたり笑ったりすることで、
夢中になりやすい。これは心が動かされる瞬間が多いということなので、
心の潤いやビタミンチャージにもつながる。

ドラマを見ている期間は、そのドラマのことを日常でも考える。
朝起きた瞬間からドラマのことを考え、ベッドの中で1~2本見るのが日課になり、
朝ご飯を食べ、掃除や英語の勉強をするときも、昼間にドラマを見るのを楽しみに頑張れた。そしてその後は2~4本見る。
昼間のターンを終えると、お風呂に入ったり夕飯を食べてから、また不時着タイムへ。寝る前は明日は続きが見れるとワクワクしながら夢の中へ。

とにかく、『愛の不時着』の沼に浸かった5日間だった。

こんなに何かにハマったのは久しぶりで、いつも感じていた孤独感や不安感、仕事をしていない虚しさや焦燥感から大分離れることができた。

仕事をしていない時間というのは、考える時間が増えるということなので、その分余計なことを考える時間も増えるということだ。
しかも私はネガティブなので、暇だとぐるぐるとマイナス思考になることが多い。
だからいつもボーっとする時間を減らし、何かするようにしているのだが、最近何をしても集中できなかったり、暇な時間が多いと感じることが多かった。

そんなときに『愛の不時着』は効果テキメンだった。
主役のヒョンビンの沼に片足がいつのまにか浸かり、
HuluやNetflixを漁り、次見るドラマも見つけた。
(この流れは絶対に全身が沼に浸かる。)

何が言いたいかというと
何かにハマることは日常への刺激となり、ワクワクとなり、
潤いとなり、救いとなるのだということである。

ハマる対象はなんだっていいのだ。
悩んでいることや苦しんでいることから、気をそらせ、夢中になれるもの。

夢中って楽しいし、幸せだなあと『愛の不時着』が思い出させてくれた。

休職しているとどうしても、仕事をしていない焦りから、意味のあることや将来身になるようなことをしなければいけないと思ってしまうが、
ただ純粋に楽しいという感情、ハマるという感覚は生きる上でとても大切だということを感じた。

ただ楽しむために生きていてもいいんだなあと、少し肩の力が抜けた。
ありがとう、『愛の不時着』。
ありがとう、韓国ドラマ。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?