熱中症に気をつけないとね!な真夏のジョギング記[日記と短歌]24,8,5
夏雲が陽を遮った数秒のエンドロールを君に見ている/夏野ネコ
仕事とストレスとアルコールで雑巾みたいになりながら終電で家へと帰った土曜日でした。
このままだと本格的に何も成し遂げない休日になりそうだったので、む、これはやばいと心を入れ替えて熱暑のさなかジョギングを敢行したら、熱中症、とはいかないまでも予想を超えて疲れ果てたという情けない話です。
もともと体を動かすのは好きで、平日毎朝のプチ筋トレも欠かしません(たまに欠かします)し、ぼちぼちジョギングもしています(まぁまぁ欠かします)。
けれどなにせ暑い。
最近はもう夏が全力で人を蒸し焼きに来ている上に週末の冷蔵庫には金麦とレモンサワーがキンキンに冷えているわけで、伸びすぎた後ろ髪を引かれるまま土日の怠惰は定番化の一途を辿っていました。
そのピークみたいな今回の午前帰宅であったからか、にわかに謎の危機感が発動し、いくばくか眠った末の朝10時にエイヤとジョギングに出かけたのでした。
自分でも意味がよくわからない衝動なのですが、けれど走るという行為は、うまくいかない今をなんとかしてくれそうな錯覚に満ちているのです。うん、認める。錯覚である点など特に。
とはいえ暑いのでペースを上げないのんびり走です。はたから見ると「ん?走ってるぽいけどほとんど歩くスピードだぞ?」なので心肺はラクです。ですがだからと言って夏の力が弱まるわけでも、日焼け対策したからと言って涼しくなるわけでもありません。
午前中から全開かよ、夏…。
夏雲の翳りの中から太陽が顔を出した時など、あぁ、鬼滅の刃における鬼の気持ちとはこういうものか、と思います。ほんと。
甘かった、想像以上に。
そうして帰宅してシャワー上がりにレモン塩水をグラスに一杯。
うわ〜〜〜〜〜〜〜!!沁みる!!!なんだまじこれめちゃくちゃうまい!なんて極楽エルドラド!!神よ仏よいとしの君よ!!
と、塩水へ猛烈に感激する程度のダメージはあったのでした。
それなりの対策(注※)はしたので幸い熱中症まではいきませんでしたが、自然は人間の想定など軽く超えてくるので改めて気を付けなくては!と思った出来事でした。
みんなも気を付けよう!水飲もう!塩分摂ろう!
結局何を成し遂げたかわからないけれど自然の脅威は感じた!
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