![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/154474430/rectangle_large_type_2_85156b59294dd5730caa9800db990681.jpeg?width=1200)
ほぼ完全麦食となった昨今の私について[日記と短歌]24,9,16
大麦を鍋に一合さざ波と聴こえて凪を待ちわびるなり/夏野ネコ
この夏日本を襲った令和の米騒動ですが、すでに新米も出回りはじめたものの需給バランスの関係か価格は少々お高めです。
もともと私は白米をそのまま炊いて食すことは少なく、ストック用に炊くにあたっても米3:麦7の麦ごはんなので、主食における米消費率自体がそもそも高くありませんでした。
なので改めて「私にとって君は必要なのだろうか」「本当に君じゃなきゃダメなのか」と、新米の幟のもとに鎮座する高価な白米さんと対峙して思うのでした。
そりゃぁね、若くてハイスペでツヤツヤしている君をね、無下にはしたくないよ私もね。
でもそういう恋愛市場における需給バランスの結果ね、たまさか良いポジションにいるようなね、なんかそういうのに胡座かいてる人とかね、いやいや君の努力じゃないだろそこ、みたいなね、まぁ気に入らないんだよ、て何を言っているのだ私は…
はい、そんなわけでついに炊飯割合「米0麦10」のハード麦食に到達しました。朝食は随分前からオートミールだったのでこれで完全に麦の人、パーフェクト・モルト・ヒューマンです。麦、オマエだけだ…。
つき合いは長いけど、最後まで踏み切れなかった所を踏み切ってしまったというか、普通につき合っていたのが事実婚になった的な、ふしぎな照れくささで麦10割ごはんを食している今日この頃です。