食べない選択

皆さま、こんにちは！

立春を過ぎてしまいました。
前回、喪服について記事を書いてから何ヶ月も
経っていたのですね。。
更新がいつも後回しになってすみません。

能登半島地震に関して
ご心配をおかけしております。
家族、友人、お世話になっている方々、
全員無事でした。

ミネラルファスティング

さて、過去の記事を読み返したところ
自分自身のダイエットについて
色々書いてきましたが
実はそこまで本腰を入れて
痩せるための努力をしたことはありません。

高いお金を払ったわりに大して痩せなかった
①サプリメント
②ダイエットグッズ(不燃物ゴミになりました)
③ジムに行く(結局続かず…)

こんな感じでした。
過食嘔吐や拒食症になったことは
一度もありません。
むしろ食べて心を落ち着かせたいタイプで
食べながら痩せる方法ばかり模索していました。

食事制限だけは絶対できないと思っていたので

せいぜいで食前の生キャベツ、黒豆、
野菜ジュースぐらいでしょう。
食事の量なんて減らせた試しがありません。

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ファスティングとの出会い

今から3ヶ月ほど前、11月も終わろうとする頃に
眼精疲労緩和を目的としたアイケアサロンにて
突如ファスティングを勧められました。

ファスティングとは「断食」のこと。

かつて酵素ファスティング講座&検定を
専門学校で受けたことがありますが、
その時はサンプルでもらった酵素ドリンク
１回分を飲んだものの
空腹と頭痛に耐えられずに
飴を舐めて失敗した経緯があります。

食べない選択をするなんて
やっぱり自分には出来ないとその時は思いました。

食べている時は幸せそのもの。
ヘルシーな食事ももちろん好きですが、
糖質、脂質、塩分に至っては脳が喜ぶ栄養素！

興味はめちゃくちゃあるけど
過去に失敗した経験もある。
心がワクワクする予感５割と
空腹にどれだけ耐えられるか
不安な気持ち５割…

「みんな、最初は不安なんですよ」と
アイケアセラピスト兼
ファスティングコーチ（こちらが本業）の
彼は私にそう言いました。

不安かもしれないけど、
やってみたら意外とできる！乗り越えられる！
その先にある体験したことのない
未知の変化、未来、
生まれ変わる細胞に味をしめるんです…と。

何よりコーチの手厚いサポート付き！
ファスティング中はLINEで無料相談し放題！

その瞬間「やってみる！！」と腹を括りました。

ファスティングの目的

・胃や腸の消化管を完全に休ませること
・体内酵素を消化ではなく代謝へ回すこと
・老廃物の排泄を促す、デトックス
・細胞の修復を促す
・蓄積された脂質をエネルギーに回すことで痩身

また、空腹は脳を活性化させるため、
思考がクリアになり、
考え方や人生観が変わる人もいれば、
集中力が上がることで
マルチタスクがこなせるようになったり
嬉しい効果がいっぱい！

ファスティングに足踏みしていた私に
これだけたくさんのメリットがあることを
コーチは教えてくれたので、
ビギナーコース（断食３日間）
をやってみることにしました。
断食の前後は三日ずつ、
準備期と回復期をもうけて
指定されたものしか食べることができません。

断食とダイエットの大きな違い

ダイエットは太りやすい体を作り
ファスティングは痩せる体を作る

なぜかというと
目的が根本的に違うからです。

過去の記事で正しいダイエットは
痩身が目的ではないと書きましたが、
今回は日本人のダイエットと言う視点で話します。

私も生キャベツ、野菜ジュースダイエットを
わずかな期間ですがやっていたので
感覚的にわかるのですが、

なんだかんだ言ってダイエットは

「カロリーを気にする割には往生際が悪い」
のです。

「食べない」「セーブしてる」と言いながら
カロリーの低そうなものを選んで
口に入れている時点で
それらは体内に蓄積されているからです。

「ちょっとだけ」「今日はここまで」
などと言いながら
なんだかんだ別腹という口実を作って
間食することもダイエット中あるある
なのではないでしょうか。

痩せたい時こそ、
必要な栄養素はしっかり入れて代謝させ、
不必要な栄養素は一切入れない！
ということを徹底しなければならないのですが、

前述した通り、
「ちょっとだけ」のものは大抵
お菓子やパン（添加物たっぷり）だったりするから
矛盾しているのです。

基本的にダイエットは「出す」ことではなく
「入れない」ことにフォーカスしているから、
溜まってしまったものが出ないまま
降り積もる塵のように蓄積されて
太りやすい体になってしまう悪循環なのです。

太らないようにしよう、ならまだしも
痩せたいと思うのなら、
まずは溜まってしまったものは一掃する。
体の断捨離が「ファスティング」です。

空腹に耐えられるか

断食期間中は固形物を取りません。
とは言っても水だけではありません。

断食中は胃腸の消化機能を休めつつも
消化させない低分子栄養素を摂り続けることが
大事なのです。

低分子化　とは
タンパク質→アミノ酸
でんぷん→ブドウ糖
のように、すでに細かく分解された
すぐに小腸で吸収されるように最小化された
液状のシロップを飲みます。
酵素ドリンクですね。

通常、食事を摂ると咀嚼したものは胃に運ばれ
胃で消化されます。
胃から十二指腸でさらに消化させ、小腸へ届き
小腸から血管へ栄養が吸収される仕組みです。

水しか飲まない断食ももちろんありますが
代謝に必要な栄養素を入れることで
体内に溜まった毒素を排泄させ、
脂肪燃焼効果も高まります。

代謝に必要な栄養素とは
ビタミンB群、マグネシウム、亜鉛など。

このように「栄養を入れつつ固形物を摂らない」
これがミネラルファスティングの考え方です。

そのためには良質な酵素ドリンクを断食期間中に
しっかりと摂取する必要があります。

ファスティングを終えて

３日間断食と５日間断食の両方を経験して
驚くほど体が軽くなりました。

空腹はむしろ体も脳も軽く、
集中力が高まり
（お腹ぐーぐーはきつい時もありますが）
時間や体を大切にする意識が高まりました。
逆に食後にくる眠気や
「集中力が持続しにくい」
といった状態に敏感になれたことも
大きな収穫だと感じています。

他にもファスティングをするメリットについて
書きたいことは山ほどありますが
長くなりそうなので
今日はここまでにしておきますね。

それではまた次回の更新をお待ちください。