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2020年の終わりに
大晦日のためにと奮発して買ったお寿司と年越しそばを食べ終わると、お酒を飲んだ彼は眠くなったのだろう、そのままベッドに寝転がってしまった。買い出しも夕食の準備もしてくれたのは彼なので、寝息を背中に聞きながら片付けをする。毎年、年末年始は海外に行くか実家に帰るかしていたのだけれど、どちらもできなくなった今年は初めて彼と過ごす年越しだ。
少し前に、こんな記事を書いた。
11月の時点で2020年のうち
彼のことが好きすぎる
昨日は長時間のドライブで疲れ切っていた彼。
家に帰ると歯磨きとシャワーを5分で済ませ、すぐにベッドに潜り込んでいた。つられてわたしもうたた寝をしてしまったけれど、お風呂に入らねばとハッと起きる。
彼はわたしが起きたことに気づいたのか、お酒で真っ赤になった顔を上げ、眠そうな目を開けて、ん、とキスを求めてきた。その表情があまりにもかわいくて、もう悶絶だよ、わたしの顔面はR指定だったよ。
朝、わたし
永遠も一瞬も、同じこと。
彼と付き合って6年目になることを話すと、よく聞かれることがある。
「どうやったらそんなに長く付き合うことができるの?」
今まではなんとなく、一人の時間を大切にすることかな、とか、ちゃんと好きって言うことかな、とかそれっぽいことを答えていた。
たぶんそれも間違いではないけれど、どこか自分自身、腑に落ちないところがあって。
だって長く付き合い続ける理由とかコツとか、そんなことを考えたことなんて