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透明な文章を綴っています。最近は週末日記も。

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旅する日本語コンテスト、優秀賞を頂きました。

去年の夏ごろnoteで募集があった、私の旅する日本語2018 コンテスト。 先日note運営事務局の方から連絡があり、わたしのエッセイ「逃げこんだ先に出会った人」が優秀賞を受賞したと連絡を頂きました! ▼受賞したnoteはこちら ▼受賞発表された記事はこちら (note運営事務局の方からは優秀賞と連絡を頂きましたが、こちらでは片岡鶴太郎賞になっています) 1月中に「旅する日本語展2018」公式HPにての発表と、1月下旬以降に羽田空港展示されるとのこと…!

    • 2022年振り返りと2023年抱負

      振り返れば2022年も残りわずか。最近は本当に一年が早くてびっくりしてしまう、ついていけないね。何もなかった気もするし、いろんなことがあった気もするけど、とりあえず振り返ってみようと思います。お付き合いください。 仕事でたくさん悩んだ 一番はこれ。約8年勤めた仕事を辞めて業界も職種も全く違う仕事を始めたから当たり前のことだとは思う。覚悟はしていたけど、覚悟していた以上に、辛いことがたくさんあった。スキルの低さや自分のだらしなさもそうだけど、周りと比べてしまう性格のせいで、

      • つまらない女になっていく

        こんな世の中になって、大好きな旅に出れなくなって。航空券を検索することすらしなくなった日々。 少しずつ世界は拓けてきているのだけれど、わたしの場合、コロナを機に周囲の環境を変化させたから、今は色々なことが難しい。 もちろんそれは覚悟の上でのことだから、後悔はないんだけどね。 ただ、旅に出なくなった自分が、とてもつまらない人間のように思えてきてしまっている。 あの頃は常に、海の向こうの近くて遠い国について考えていた。 年に1~2回の旅が生きがいだった。 旅に出ればいつだって

        • 2022.2.15 - 疲れたOLみたいな日

          平日なのに、10時に起きた。普段のわたしなら無事死亡案件だが、今日は13時出社なのでノープロブレム。新しい仕事は土日休みではあるけど、変則的なシフトもたまにあるから新鮮だ。 日付が変わる頃に帰ると、前職の癖プラス早く寝なきゃという焦りが生まれて、次の日が13時出勤でもとても早く寝るようになった。結果、睡眠時間が十分に確保でき朝の時間もゆっくり使えるので良いことしかない。今日もゆっくりコーヒーを飲んでから出社した。 夕方頃に休憩。みんなが仕事しているオフィスでお弁当を食べる

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          2022.2.11 - なんにもしない日

          新しい仕事がはじまって約2週間。前職の一年目の頃よりはストレスなく働けているけれど思ったより疲労は溜まっていたようで、起きたら11時だった。 ベッドから出てもぼーっとしてばかりで何にもやる気が起きなくて。お腹も空かないから目覚ましにコーヒーを淹れてみたけどそれも効果がなくて、毛布に包まりソファにもたれかかってしまう始末。 ここまでやる気の出ない週末は何年振りだかわからないほどで、駄目なことをしている気分にもなったけど、何せ三連休だ。一日潰しても、まだ二日ある。何の問題もな

          2022.2.11 - なんにもしない日

          未来のわたしへ。辛くなったら読むこと。

          一週間後、一ヶ月後、三ヶ月後、そして半年後のわたしへ。仕事が辛くなったらこれを読むこと。 今日は1月31日。あなたは明日から、新しい会社で働く。今までとは全く違う仕事をする。大変だと思う。三ヶ月かけて勉強はしたけど全然わからなかったし、そのくせ就職までの間もずっとゴロゴロして漫画ばかり読んでいて努力もしなかった。やらなきゃいけないって、わかってるのにやらなかった。 そりゃ辛いはずだよ。わかってたでしょ。頑張ってない自分が悪いよ。上司に怒られてる?呆れられてる?自分より若く

          未来のわたしへ。辛くなったら読むこと。

          恋人に会いたい

          恋人に会いたい。 30歳にもなって、付き合って8年の恋人にこんなに恋焦がれるなんて、聞いて呆れる。でもしょうがない。数年前はいつまでこんなに恋人のことが好きなのだろうと好きすぎて不安になることもあったけれど、最近は開き直っている。 だって好きなんだもん。しょうがないよ。 わたしの仕事始めは2月。ここしばらくは家にいて勉強するか本を読むか筋トレするかみたいな生活を送っていて、ご時世もあり人と会う機会はめっきり減った。本当は今日の夜、恋人の家に行く予定だったのだけれど、彼は

          恋人に会いたい

          2022.1.2 - 好きな音楽と日常で出会った日

          またも夜中に目覚めたわたしは、仕方なくトイレに行って。そして布団に入ったら、恋人が昨日と同じように手を握ってきた。 それがかわいくて仕方なくて、ついでに言うと昨日もそうだったんだよと起床後に話すと「ふーん」と流された。かわいくない奴め。でも今日朝起きたときも、あなたがハグしてくれていて嬉しかったよ。 昨日のうちにヨーグルトメーカーで作っておいたヨーグルトを朝ご飯に出すと、おいしいおいしいと言って食べていた。 昼前に家を出て、駅前のデパートへ。美濃焼きの催事がやっていたので

          2022.1.2 - 好きな音楽と日常で出会った日

          2022.1.1 - 新年早々、の日

          年越しは恋人と、ジャニーズのカウコンを見ながら過ごした。あけましておめでとう、というと、あけましておめでとう、今年もよろしくねと返ってきたので、去年からの成長を感じた。去年はぶっきらぼうにあけましておめでとう、と返すだけだったから。 深夜のうちに初詣に行くか迷ったけれど辞めて、順番にお風呂に入る。わたしが先に入ったのに長風呂だと指摘を受けた。 夜中トイレに起きて布団に戻ったとき、寝ているのにわたしの手を探して握ってきて、かわいいなと思った。 8:30頃起きて、おはようのキス

          2022.1.1 - 新年早々、の日

          2021年の振り返りと来年の抱負

          早いもので、2021年も残り僅か。なんだか本当に早いなあ、なんて思っていたらいつの間にか大晦日のこんな時間です。振り返るにもギリギリの時間。なので少し足早にはなりますが、今年の出来事を振り返ってみます。 仕事を辞めました今年の一番大きな出来事はこれかな。何せ新卒から8年近く務めたわけで、並々ならぬ感情があったりもした。他の記事にも書いたから詳細は割愛するけど、仕事を辞めてから本来の自分を取り戻せたような気がしているよ。もうわたしは、人を頼りにした働き方をしたくない。縋る人が

          2021年の振り返りと来年の抱負

          約8年勤めた会社を辞めた日と、それからのこと

          退職の意向を伝えてから最終出勤の日までは、目まぐるしかった。実際に退職が決まってから2週間ほどで最終出勤という怒涛のスピードだったので、引継ぎやら挨拶やらでほとんどの時間を使ったし、挨拶しそびれた人もいて申し訳なかったな。 最終出勤の朝、すでにオフィスの空気は違うもののように感じた。慣れ親しんだ場所なのに、なんとなくそわそわして、よそよそしい雰囲気。別に嫌な態度をとる人がいたわけでもないけれど、ここはもうわたしの居場所ではないんだなと思った。 いつもなら後輩たちが代わる代

          約8年勤めた会社を辞めた日と、それからのこと

          風向きが変わったので、退職します。

          上司に退職の意思を伝えたのは、ちょうど一週間前のこと。引き止められたものの、わたしの確固たる意思は変わらないと伝わったのか、あっさりと退職が決まった。最終出勤は今月末で、1ヶ月ほど有休消化をした後、正式に退職となる。 ああ。わたしやっと、捨てられるんだ。 新卒で入った会社。最初に退職を考えたのは、もはや思い出せないほど前の話。それをずるずると何年も引きずって、いつのまにか30歳になっていた。 わたしはずっと、捨てられなかった。 事務にしては高い年収も。苦楽を共にした同

          風向きが変わったので、退職します。

          良い上司になれたらいいな。わたしの3つの心得

          4/1に昇進をし、中間管理職になりました。別に仕事で大きな志があるわけじゃない、ただ住宅手当の期限が切れそうだったので新たな手当を狙った結果です。簡単に言えばお金のため、生活のため、それだけ。 そんなやる気のないわたしですが、部下を持つ身ではあります。部下にできるだけストレスなく働いてもらうために、自分自身の経験から心がけている3つのことを記そうと思います。 ①常に機嫌よくいること部下にとって話しかけやすい存在でいることは、とても大切だと思います。上司がイライラしているか

          良い上司になれたらいいな。わたしの3つの心得

          いつか推しがいなくなる日まで

          わたしには推しがいる。中学生のころから15年以上推し続けている存在が。 推しのことを、好きすぎて推せなくなった時期が何年かあった。推しが紡ぐ音楽が受け入れられず、過去と現在の推しを別の存在として捉え、過去の推しだけを愛していた。 あのころは本当に苦しかったなあ。推したいものを推せない辛さ。わたしが今推しを推せているのは、過去と現在の推しを同じ存在として受け入れられたからもあるけれど。何より推しを、推したかったから。それに尽きる気がしている。推しを推せないわたしは、わたしじ

          いつか推しがいなくなる日まで

          わたしの格差の話。表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬を読んで

          旅に出れないストレスを旅行記で癒やそうと、手にしたのがこの本だった。飢えた心に旅という彩りを与えたくて読んだのに、まさかこんなに悲しい気持ちになるとは思わなかったなあ。 約10年前の春。大学進学に格好つけ、大嫌いな実家を出た。けれど逃げるように駆け込んだ東京の暮らしは、ただただ残酷だった。 まだ幼さを残した子供たちが、整った制服とダークカラーのランドセルを背負いホームで電車を待つ。一方のわたしは週7のバイトで疲れ果て勉強に集中できず、ギリギリまで授業を休んだ。白米とふりか

          わたしの格差の話。表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬を読んで

          わたしと彼と生理と手のひら

          下半身に、慣れた違和感を感じた。 「あ、生理きたかも」 「生理ってそんな感じでくるの?」 「なんていうか、どろっとしたものが出ちゃったというか。あとお股がヒリヒリする、わたしはね」 トイレに行くと、予感は的中。あらかじめ装着していたおりものシートが功をなして、下着は汚れずに済んだ。 生理がくると、嬉しい。お腹は少し痛むけれど、身体がデトックスされている感じがするし、生理前のPMSから解放されるし。身体はだるいけれど。 「やっぱり生理のときって体臭変わるね」 彼が

          わたしと彼と生理と手のひら