「毎日note」と「たまにnote」結局どっちがいい?4年つづけた考察まとめ
毎日note書いたほうがいいの?
それとも、たまにnote書くのでもいいの?
そんな問いと向き合いつづけて、
4年noteをつづけてます。
もともと個人ブログを2年毎日更新していて、「やっぱりnoteがいいかも」とnoteに憧れて移動してきました。
noteで365日「毎日note」をしてみたり、
noteチャレンジと銘打って、仲間と一緒にnoteの更新をしてみたり、
色々と試行錯誤してます。
(▼365日毎日更新をしたときに書いたもの)
ちなみに、
今は毎日更新はせずに「たまにnote」。
週に1回くらい書いてます。
じゃあ、
「毎日note」と「たまにnote」
結局どっちがいいの?
と、ずっと疑問だったので、
4年noteをつづけてみた考察をまとめてみようと思います。
という方に、何かしらのヒントがあればと書いています。
約7,000文字の長文になりました。
ぜひ最後まで読んでいただけますとうれしいです!
「毎日note」のメリット
まず「毎日note」のメリットから考察してみます。
私の経験では、大きく3つあります。
ひとつずつ見ていきましょう!
①言語化の訓練ができる
私が「毎日note」を始めたのは、
言語化の訓練をしたかったから。
文章力とか言語化って、大切なのにどこでも学んでこなかったんですよね。
今私が学びたいのは言語化力であり、文章力。
だって毎日誰かしらにメッセージしたり、テキストを使わない日ってなくないですか?
なのに、なんで学んでこなかったんだろうーーーーーーー。学生時代を返せーーーー。って、心の声が叫んでます。
じゃあ、どうするか?
それが「毎日note」による言語化の訓練です。
筋トレって、毎日続けることでだんだんと鍛えられますよね。
これが週1回くらいだと、そんなに鍛えられないんです。週1回だけ筋トレの人と、毎日筋トレの人だと、そりゃ毎日のほうが鍛えられます。
(ちなみに最近は筋トレどころか、一歩も家から出ない日もザラにあるグータラ人間です。)
「量が質を生む」って言葉がありますが。まさにそれだと思います。
間隔をあけてしまうと、書くまでのハードルが上がってしまうものです。
でも、強制的に毎日つづけることで、習慣化できます。
言語化の訓練には、やっぱり毎日が効果的です。
②心が整う
私がnoteを好きな理由の1つが、
真っ白なキャンパスのような所に書けること。
なので、心が整うんです。
これが2つ目のメリットですね。
「真っ白なところに何書こう?」と、
考えながら書く。
「考えたものを書く」のではなく、
「書くことで考える」。
現代人って、忙しいと思うんです。
なぜなら、情報量が「江戸時代の1年分」が「今の1日」と言われるくらい溢れているから。その情報を追うだけでも目まぐるしいですよね。
意識的に自分と向き合う時間を取らないと、心がなくなってしまう。
まさに「忙しい」という漢字そのものだと思います。
(この漢字をつくった人、天才!お会いしてお礼したいくらいです)
なので、私は忙しい時こそ、少ない文字数でも「つぶやき」でもいいからnoteを書くようにしてました。
もちろん365日のなかには、イライラしたり、不安や心配事があって心がザワザワしているときもありました。
そんな時こそ、
noteを書くことで、心が整う。
私にとって、大切な時間です。
サウナ好きの人が、毎日サウナに入る。そんな感覚かもしれません。
(サウナと一緒って言うな!って言われるかも。これはダジャレです)
③自信が育つ
もがきながらも「毎日note」を書けている自分が好きでした。
さらっと書いてしまいましたが、これすごいことですよ。だって、「自己肯定感」なんて文字は、私の辞書にはなかったですから!!
どういうことかと言うと、
毎日つづけられていることで、
自信が育つんですよね。
どうしても自分に自信がない、
小さく見てしまうのが課題だった私。
▼noteを書くことで、自分を等身大で見られるようになったんです。
「あー、今日もうまくいかなかったなぁ」ということも含めて、
自分のありのままの感情を受け止める。
書くことによって、
「あ、意外とできているじゃん」ってことも、
見える化できる。
自分で自分を励ますことができるんです。
日記と違ってnoteは公開するものなので、自然とポジティブな言葉を選ぶようになります。少しでも前向きな自分を見せたい気持ちがあるから。
「どうせ無理」とか「できない」とかネガティブな言葉より、
「これから意識していきたい」とか「学んでいきたい」とか、
ポジティブな言葉にしています。
言葉を積み重ねていくことで、
思考ができていく。
ちょっとずつ、自信が育っていくのです。
▼前に「自信がない人こそ、アウトプットを」というnoteを書いたら、300以上のスキをいただきました。
自信がない人こそ、noteを書くことを全力でオススメしたいんです。
「毎日note」のデメリットと対策
ここまで「毎日note」のメリットを3つ書いてきました。
まだまだ挙げられそうです。
改めて挙げてみると「毎日note」を書くって尊いことだなーーと感じてます。
でも、
「さあ、毎日noteやってみよう!」
と思っても、
どうしても訪れる壁(デメリット)があるんですよね…
①時間がない
1番よく聞く悩みは、「時間がない」です。
私自身も、
と、何日か滑り込みセーフをつづけていたこともあります。
という話もよく聞きます。
「パソコンの前で寝落ち?ベッドでゆっくり寝てよーーーー!睡眠第一だよ!」
と声をかけたこともあります。
それでも「毎日noteをつづけたい」という気持ちがあるって、尊いと思います。
じゃあ、このように時間がない場合にはどうしたらいいでしょうか?
時間がない問題の対策としては、
「書く時間を決める」こと。
たとえば、私の場合は「朝6時に起きて、7時までには書き終える」のを習慣化してました。
習慣化って、キッカケがないと難しいので時間を決めてたのです。
「if-thenプランニング」という有名なメソッドがあるのですが、要は強制的にキッカケをつくるのが効果的ですよと言われています。
たとえば、朝6時に起きたら、とりあえずPCの前に向かう。
そしてnoteを書き始める。
毎日のキッカケをつくるには、書く時間を決めるのが有効です。
スケジュールに「6時からミーティング」って入ってるイメージですかね。自分とのミーティング。
限られた時間のなかで、納得できなかったとしても何とか公開まで持っていくのが毎日つづけるポイントです。
もう、何はともあれ、とりあえず公開!
②ネタがない
次に訪れる壁が、
毎日noteを書く時間を確保できたとして、
なに書くの?
そうなんですよね、ネタがないんです。。
お寿司屋さんなのに、ネタがなかったらお寿司握れないじゃないですか。
私の場合は「学びをアウトプットしよう」と、自分なりの気づきを毎日書いてました。
と焦ったりもしていたのですが、その必要はありません。
日記の延長でいいと思ってます。
毎日の「気づき」をメモとして残す。
お寿司屋さんだけど、冷蔵庫にある素材でうまくやりくりしているイメージですかね。サラダ巻きとか、カッパ巻きとか、ありものでいいんです!
ネタがない問題の対策としては、
「型を決める」こと。
たとえば、おススメの手法が「YWT」です。
この軸で整理すると、何となく書けちゃうものです。
こんなことがあって(やってみて)、
そこから得られた気づきがあって、
どう活かしたいか。
を書くと、実体験から得られた気づきと、次の行動につながるのです。
③やる気がない
そして、最後の壁は、
やる気がないです。
毎日つづけていると、
という日が訪れるのではないでしょうか?
このやる気ない問題を乗り越えられるかが、
「毎日note」をつづけられるカギだと思ってます。
私の場合は、
「書けない」気持ちをそのまま書いたり、
「つぶやき機能」を使って100文字くらいでつぶやいたりしてました。
やる気がない問題の対策としては、
「とりあえず1分やってみる」こと。
なぜなら、作業をはじめると集中力や意欲が湧いてくる「脳のしくみ」があるからです。「作業興奮」と言うそうです。
つまり、
「やる気がある」から行動するのではなく、
行動するから「やる気が湧いてくる」のです。
さっきのお寿司屋さんのたとえで言うと、
「あー、今日もネタないかも…」
と焦りながらも、とりあえず手を動かし始める。
そうすると「あ、意外といけるかも?」ってなってきて、気づいたら握り終えちゃってる。
そんな感覚です。
▼「毎日note」の3つのデメリットと対策をまとめますね!
「たまにnote」のメリット
ここまでたくさん「毎日note」の魅力を語ってきました。
ほんとはもっともっと語りたい!
それくらい「毎日note」には魅力が詰まってます。
でも、今は「たまにnote」を更新するスタイルに変更しています。
なぜ、変えたのでしょうか?
じっくり、しっかり、お役立ちできるものを書きたいと思ったからです。
量より質を重視してます。
毎日お寿司握るのもいいけど、たまに力を込めて握ることで、「おいしい!」って喜んでもらいたい。
そしてお店を閉めたあとに振り返りをして、次の握りに活かしたい。
そんな感じでしょうか。
ここから、「たまにnote」のメリットを3つ整理してみますね!
①じっくり記事が書ける
毎日書くわけではないので、どれだけ時間を書けてもいい。
なので、じっくり記事が書けるのです。
じっくり推敲(記事を読み返して編集)もできます。
「毎日note」のときは推敲する余裕がなかったんです。
でも、推敲するとしないでは、読んでもらえるかどうかに差がでると実感してます。
「いいね」の数でいうと、「毎日note」のときで10くらいだったのが、じっくり記事を書くと30から40くらいにはなりました。
②しっかり振り返りができる
「毎日note」のときは、振り返りをする余裕がなかったんです。
尊敬するnoterである藤原華さんが「毎日noteをやめたのは、振り返りができなかったから」といったことを書かれていました。
そうなんですよね。
「たまにnote」では、しっかり振り返りができるのがメリットです。
振り返りの手法としては、上に書いた「YWT」がおススメです。
イメージがつかないと思うので、具体的に例を挙げてみますね!
自戒をこめてですが、
しっかり「振り返り」をするのをオススメします。
「振り返り」をしないと、良い点にも悪い点にも気づかず、改善しないからです。
「振り返り」をすることで、少しずつ文章が磨かれていきます!
③お役立ちできる
「毎日note」を書いているときの私のスタンスは「自分のために」でした。
でも。「たまにnote」に変更してからは、
「誰かのために」
と、スタンスが変化してます。
との気持ちが高まっています。
「たまに」だからこそ、じっくり書いて、しっかり振り返りする時間ができる。結果として、お役立ちいただけるnoteになるのです。
前回よりも、今回はもっとお役立ちできるようになりたい!
その気持ちが、次のnoteを書く気持ちを駆り立てます。
「たまにnote」のデメリットと対策
ここまで「たまにnote」のメリットを見てきました。
じゃあ、デメリットはないのでしょうか?
「たまにnote」も、
デメリットはあるんですよね…
①キッカケがない
「毎日note」であれば、毎日書くキッカケがあります。
でも「たまにnote」の場合は、書くキッカケがないんですよね。
と思ってたけどキッカケがなく、
実際には、月に1本になってしまっていました…
そして書く頻度が下がっていくと、だんだん書くハードルが上がってしまう…
キッカケがない問題の対策としては、
「無理やりキッカケをつくる」こと。
たとえば、
などが挙げられると思います。
私は今は参加してないのですが、noteの共同運営マガジンとかで一緒に頑張る仲間を見つけるのも1つの案かと思います。
②締め切りがない
2つ目のデメリットは「締め切りがない」ことです。
「締め切り」がないと動けない経験って、ないでしょうか?
私の場合は、何かとサボろうとしてしまうので、「締め切り」がないと、ついつい先延ばしになってしまいます…
電話しなきゃ解約できないサブスクを、結局4か月も電話できずにそのままになってしまっていた…
とか、よくあります。
(これって、私だけですかね?)
締め切りがない問題の対策としては、
「無理やり締め切りをつくる」こと。
キッカケと締め切りをセットで決めてしまうといいかもしれません。
たとえば、
③読んでもらえない
せっかく、しっかり書いたnoteなのに、全然読んでもらえないことがあります。
「毎日note」だとあまり気にならないのですが、「たまにnote」だと、余計に気になるんですよね。
「毎日note」だと投稿回数が多いので見つけてもらえる頻度が高まるのですが、「たまにnote」はなかなか見つけてもらえないんです。
読んでもらえない対策としては、
「読んでもらえるような行動をとる」ことでしょうか。
たとえば、
などが挙げられるでしょう。
たとえ読んでもらえなかったとしても、きちんと振り返りすることで、その悔しさを次につなげることもできます。
というか、
と、私は毎回悔しさしかありません。
でも、この悔しさを次の糧にしています!
▼「たまにnote」の3つのデメリットと対策をまとめますね。
まとめ
ここまで「毎日note」と「たまにnote」のメリット、デメリットをまとめてきました。
どちらも良し悪しがありますよね。
じゃあ、結局どちらがいいの?
ということなんですが、
私の場合は、
「毎日note」をして、そのあと「たまにnote」に移行してみました。
これは、量から質に転化するという王道のやり方だと思います。
書く量が足りてないなと思うまでは「毎日note」。だんだんと感覚が掴めてきたら、「たまにnote」をやってみる。
でも、大切なのは、
メリット(意義)を腹落ちできる方法を選ぶことではないでしょうか?
意義を腹落ちできているときって、
しんどくても意味のあることができている実感が持てるんですよね。
この実感が、充実したnoteライフと楽しさにつながってくるのです。
そもそも、
「noteを書いてみよう」という気持ち自体が、尊いことだと思いませんか?
だって、自分が考えていることを何かしらのアウトプットにして形に残すって、すてきなことじゃないですか。
私は自分が書いてきたnoteをたまに振り返るのですが、
自分でも再発見があるんですよね。
しかも、読んでくれる人がひとりでも居るだけで、うれしくなりますよね。
noteを書くというアウトプットで人生が楽しくなったからこそ、
これからも自分なりのnoteの楽しみ方を模索していきたいです。
ここまで長文を読んでくださって、ありがとうございました。
充実したnoteライフが、さらに広がりますように。