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遺書No.881 眠気で眠れる幸せ。

※この記事は2004年7月6日から2009年7月5までの5年間毎日記録していた「遺書」の1ページを抜粋して転載したものです。

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2006.12.8
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キッ●ーマンは詐欺会社じゃあるまいか?
いや、問題発言になる可能性もあるので、なぜそう思ったかを記載しておこう。
俺が昨日の晩御飯を食べる際にね、芳醇本みりんと特選丸大豆しょうゆを1:1で混ぜてみたが、肉じゃがが美味しく出来上がらなかった件について。
※単に料理が下手くそ過ぎた事に目を背けてるだけ説。




こんばんわ、みーくんです。




昨夜の話だが、
寝る前に電話をしていた。
ちょうど夜の12時をまたぐ頃だろうか。

電気を消して布団にもぐりこみ、
いつでも寝れる状態を整えて話していた。

するとどうだろう。
疲れからか、或いは寒さゆえに布団がとても気持ちよかったからか、意識がだんだんと朦朧としてくる…。


俺は普段からというか昔から、
中々寝付けない男だった。

小さい頃を思い出しても、確か兄や姉は『9時になったら就寝』というルールに従い、早めに部屋に戻っていた気がするし、それなりに躾のしっかりした家庭だったとも思う。

だが俺に関しては
そんな兄や姉を見ていた記憶があるにも関わらず、割と甘かったようにも思う。

そもそも小学1年の頃からして、兄や姉がおやすみといって部屋に向かう中、俺だけが9時から始まる『欽どん』を見ていた記憶もある訳だから、おそらく夜更かししていたんだろう。
それとも『欽どん』のみが特例だったのだろうか。

確かに土曜日の『ゴールデン洋画劇場』に関しては、ジャッキー・チェンの映画がやるぞって日だけ夕方早めに寝て、夜に起きて見るといったようなルールがあった気がしないでもない。

兄と一緒にそんな会話をして早めに寝た思い出がある。

だがいずれにしても、
俺は昔から夜更かしが大好きだったと思う。
というか寝ようとしてすぐに眠れなかったと思う。

『眠気』によって『寝たい』と感じた事が殆どないのだ。

疲れれば勿論寝る。
殆ど毎日睡眠はとっている。

だけど漫画や人の話で聞くように、
布団に入ってすぐに寝るというような事が殆どないのだ。

『寝なきゃ』と思って、
しばらくしてやっと眠りに落ちるだけ。

『眠い』或いは『寝たい』と思って即座に眠れるならば、それはどんなに気持ちよいだろうと何度も思ったもんだ。


だいぶ話がそれたが、
昨夜の俺は珍しく『眠くて寝たい』と感じていた。
眠気に襲われている自分が心地良かった。

いやいや会話中だし、
と思いながらも眠気に負けていく自分。
リアルタイムで眠りに落ちる自分を体験。


ぶっちゃけ、最高。


決して電話の相手が嫌いだとかつまらんだとか、
そういう事とは無関係ではあるが。(笑)

ただ俺にとってこういった『眠気によって寝る』という体験は、とても素晴らしく、憧れるシチュエーションだという事だけ分かってもらいたい。

友達の家に泊まったり泊まりに来たりすると、
じゃあおやすみといって即座に眠りに落ちる姿を見る。

俺にはそれが、とっても羨ましい事なんだよ…。


布団に入るとすぐに眠れるみなさん、

それってすっげー幸せな事なんだよ。



※PS:その『リアルタイムで眠気に襲われてる状態』の人は幸せかもだけど、実際にその状態の人と話してる相手には話が支離滅裂でたまらんよね。笑
どうもすいませんでした…w



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2023.1.11
毎日遺書を書き始めた当時881日目の投稿内容。
転職の為に退職を決めて、今は有給消化期間。
連日、子どもと遊びご飯を用意する生活だが、なにせヘルニアで首周りがしんどい。痛い。
眠くなって寝る、この幸せを享受しながら、眠りの質をあげたいものだ…。


過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。