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民主主義と今後のありかたに関するメモ。
自分の脳内整理とメモ的に。
民主主義とは。
民主主義は多数決のことじゃない。
権力者に委ね従うことではなく、皆で決める事。
もちろんまとまらない場合もあるだろうけど、だからこそ「そんな時はこうしようと皆で決める事」が民主主義であり、多数決は、その手段の一つに過ぎない。
日本の場合、一定の民主主義は定着してる。
代表者は選挙で選ばれるし、政権批判もできるし表現の自由も確保されている。
繋がる、連帯するというよな意味では、まとまっている。
ただ、自由という意味ではどうか?忖度という語が流行り数年。
日本では力のあるものや、多数派の目を気にして発言できない不自由さがある。
これは多様性を尊重された自由さとは異なる。
自由の確保。
人は本来自由に生きていい。
ただ、他人の身体や人格や所有物を自由にしてはいけない。それは束縛であり尊重の対極になる。
つまり共存する上で皆が一定の自由を確保するためには、自由の相互承認こそが必要。
その為の、皆が共存するうえで皆が利益を得られるルールを共有しようとする知恵。
それが人権であり人権を守る為の法律。
正義とは何か。
問いは2つ。
・人間社会に生きる限りいついかなる時も存在する普遍性。
・時代や背景に応じて基準が変化する多様性。
「正義の感覚は、約束から生まれる」
正しいとか狡いとかは、取り決めからの逸脱に対して覚えるもの。
つまり前提に社会や集団に対する一定のルールを守ることへの合意がある。
良い社会とは?の本質を自由な社会と定義した場合、端的な答えは「社会契約」と「一般意志」。
その二つの根底にある原理が「人民主権」。
一般意志とは。
ここでいう一般意志とは、みんなの意志を持ち寄って見出された、みんなの利益になる合意」のことと理解。
どちらが正義かではなく、個々人の意志を皆で持ち寄って、皆の利益になる合意を目指しつつけることが重要であり、本質的価値。
人間の本性といえる「自己保存」と「あわれみ」という二大原理、それらが示すのは自由への欲望。
ダイバーシティと民主主義。
民主主義はそもそもが最大公約数の決定装置だから、そもそもが障害者とかダイバーシティにマッチする筈がない。
これから高齢化が極まる中で無理が効かなくなるのも必然。
どうすれば良いか?
共産主義的なモノにするのは本末転倒な訳で、解決策としては、民主主義が最大公約数である以上、民主主義の解をより多くの人にマッチさせるには民主主義の適用対象のマスを小さくする事。
だから地方分権による地方自治の移行は自然な流れな訳だなと解釈できる。
つまり単位を小さくして地域毎に最適化させた制度を、テックやコンピューティングによってパッケージ化させた地方自治の時代。
人口減少はAIやディープラーニングでインフラを支えさせれば人口は要らないし、効率化させられるし、ダイバーシティにマッチした民主主義が増える。
中央で作った統一ルールで管理するのは土台無理な話。
パーソナライズ。
ダイバーシティに適合した社会形成に欠かせないキーワードの1つは、おそらくパーソナライズ。
パーソナライズされたコミュニティ、パーソナライズされた自治サービス。
個人の仕事から娯楽まであらゆる点でパーソナライズされた商品やサービスの生産と供給。
情報過多の時代を迎え、人は「選択」に消費される時間や感情を極力省くことでストレスを抑えようとしている。
総スマホ化、AIによるレコメンドで、情報は能動的に選択するモノではなく受動的に摂取するものになっている。
動画サービスの短尺化とレコメンドによる自動摂取はその象徴か。
個人情報は隠すモノではなく提供して適切なパーソナライズを受ける為のモノ。
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