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【読書感想】時間のデザイン
「時間を有効活用しましょう!」
という自己啓発本かと思いきや
著者は
「無駄なことほど大事にする」
タイプの人だった。
たとえば
著者は『どうぶつの森』で毎日花の水やりをするらしい。
大人でそんなこと習慣にしてる人
他にいるの?って思ったけど(笑)
でも考えてみれば、
無駄に思えることでも淡々と続けることで
意味のあるものに変わるのかもしれない。
「こんなことやって何の意味がある?」
と思っても、続ければ未来につながる。
掃除が苦手な私が習慣化させた
私は家事の中で
掃除が一番面倒だと感じていた。
やってしまえば10分で終わるのに
30分かかる料理よりも始めるのが億劫なのは
掃除をしなくてもお腹は空かないし
死なないから。w
でも著者は「掃除を習慣にすれば趣味になる」
と言う。
確かに料理も最初は苦痛だった。
でも毎日やっているうちに慣れて、
今では市販の○○の素を使わず、
味付けも全部手作りできるようになった。
掃除も同じかもしれない。
そう思い、
少しずつ頻度を上げてみることに。
ポイントは
毎日少しずつの小掃除。
・水回り
・リビング
・キッチン
・寝室
・玄関
これをエリアごとに分けて掃除するようにしたら、意外と続いてる。
その結果、作業に集中できるってわかった!
部屋の綺麗さが快適なことはわかってたけど
作業集中できるってのは私にとって大きなメリット!
朝のルーティンを確立させた
この本を読んで
私の朝のルーティンを確立させた。
朝ごはんのあと
→ 歯磨き
→ お風呂洗い
→ 食器の片付け
→ 洗濯物
→ 部屋の掃除
→ PC作業
「やる気が出ないからできない」じゃなくて
ルーティンになればやる気は必要ない。
脳死で動いてるうちに勝手に終わってる。w
“無駄なこと” が未来につながる
著者は「ジャッジせずなんでもやってみる」
ことを大事にしている。
忙しい時期でも、
1円にもならないことに取り組むらしい。
「無駄なことを増やしてどうするの?」
と考えるかもしれない。
でも著者の視点は違った。
「できることが増える、それはチャンスなんだ」
私自身、動画編集を始めたときは
ただ子どもの動画をまとめたかっただけだった。
それをみた夫や身内が喜ぶから。
でも続けているうちに
日常記録、購入品紹介、占い動画…と
作れるものがどんどん増えていき
楽しくなった。
占いも、料理も、ブログの立ち上げも
最初は全部手探りだった。
「60%の出来でも記事を公開しちゃえ!」
とやっていたら、文章力も上がったし
改善点も見えてきた。
最近では、娘のオンラインレッスンのために、Zoomをテレビに繋ぐ方法を自分で調べて解決した。
こういう小さな積み重ねで
気づけばポンコツなりにITリテラシーも
上がってる気がする(笑)
“めんどくさい” を乗り越えて
本の最後には著者の想いが綴られていた。
「人は、今できることもいずれできなくなる。
だから、やりたいことは先延ばしにせず
“めんどくさい” を乗り越えてやる。
そしてそれを継続することで物語が生まれる。
人生はその繰り返し。」
これを読んですごく共感した。
「いつかやろう」って思ってること
たくさんある。
でも、「いつか」はなかなか来ない。
“今だ!” というタイミングを待ってたら
永遠に始められない。
もし「今がその時か?」と聞かれたら
たぶん本当に今がその時 なんだと思う。
そう思って
私はさっそく前から行きたいと思っていた
タロット美術館とワークショップへの
参加計画を立てることにした。
“めんどくさい” の先にある
新しい物語を楽しみに♡