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【書く習慣】まるで私の為に書かれたような本だった。
先日ブックカフェでアドレナリンが出まくったまま購入したコチラの『書く習慣』、数ある積読本を差し置いて、すぐに読みました‼
実はこの本、数年前から気になっていてスマホのkindleには保存されているのに、スマホ読書をしなくなったので読まないままの本でした。
今年からnoteを始めたけど、なかなか上手く書けない、気合を入れすぎてまとまらず着地点が分からないままお蔵入り~なんて記事もチラホラ…
そんな困った状態の私には、まさに”今”必要な内容の本でした‼
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付箋だらけになりました。
数あるタメになる話の中でも、特に私が「ふむふむ、なるほど」だったものをご紹介。
「うわぁ~」と思ったら「うわぁ~」と書いてしまえ
日常で使わないような かたっくるしい表現をすることは、自分のなまなましい気持ちを封じてしまう足枷になりかねません。
━(中略)━
個人的な文章に対しては、そういった「作法」は忘れていいのです。
極端な話、「うわぁ~」と思ったら「うわぁ~」って書こう。
「完璧主義」を捨てて、どんな形でもいいからおわらせて
ひとりでこだわりすぎて締め切りギリギリになってしまい、それでも完璧じゃないから提出できなくて、睡眠時間を削って朝まで粘って…って、その時点でもはや締め切りを過ぎている。全然完璧じゃない。
完璧主義の人は、単純に「完璧を求める不完全な人」なんです。
━(中略)━
価値観というのは人それぞれなので、「完璧」の基準も人によってズレているのが当たり前だということ。
━(中略)━
完璧主義の人に必要なのは、「おわらせる勇気」。
どんな形でもいいから、今取り組んでいるものに幕を引いてあげること。
「おわり!」と自分から言ってしまうこと。
所詮自分で書いた文章ですから、なにをやっても自由。
作者が「おわり!」と言って筆をおいたら「おわり」なんです。
どんなに「ヘタクソ」でも結局は書いたもん勝ち
たとえ「ヘタクソ」でも、公開しちゃえ。
━(中略)━
「書くか、書かないか、ただそれだけ」
書けば誰かの目に留まってなにかがはじまるかもしれない。
でも書かなければ、すべてはあなたのみぞ知ること。
伝えたいことがあるのなら、筆をとる。
たとえうまくなくてもヘタクソでも、世に公開する。
それだけで、世界は大きく変わらなくても、あなたの人生はちょっとだけ変わるかもしれません。
他にも目からウロコなことや、「言葉の刃」で誰かを傷つけないためになど、勉強になることがたくさん書かれてありました。
何よりも、著者いしかわゆきさんの文章がオモシロイ!
この人の文章ならもっと読んでみたいって思える書き方でした。
何か書きたい、誰かに伝えたい、と考えていても、なかなかうまく書けないことが苦痛でモヤモヤしていましたが、少し肩の荷が降りて、自分の中の『書くことへのハードル』が低くなった気がします。
この本を読んだおかげで、前よりも気楽に、当初のコンセプトとは内容が違うけどとりあえず書いて投稿しちゃおう♪と思えるようになりました。
noteに限らず、日記や自分の考えを吐き出したいと思っている方にもオススメだと思いました。
書く習慣。
このnoteが続けられますように。