「少し高いバナナ」を買える人生でありたい
1歳の息子のマイブームはバナナです。1本ペロッと食べちゃうし、食べ終わるとキッチンに置いてあるバナナを指差し「まだ食べたい」と訴えることもあります。最近の我が家にはバナナか欠かせません。
近所のスーパーには120円くらいの普通のバナナと250円くらいのオーガニックバナナが売っています。そんなに拘りがあるわけではないので普通のバナナを買っていましたが、最後の2本くらいは熟れすぎてしまい少し食べにくさがありました。
ある日バナナを買いに行くといつもの普通のバナナが売り切れていました。そこでオーガニックバナナを買ってみました。
試しに私も食べてみると、こんなに違うの?と思うくらい美味しく感じました。また長持ちするのか熟れすぎて食べにくくなることもなく、最後の1本まで美味しく食べられました。
それからは、最後まで美味しく食べられるとストレスが少ないなと思ったのでオーガニックバナナを買っています。
正直バナナ一房250円は普通のバナナの倍するし安くはないと思います。でも私としてはそれだけ払う価値があると感じて買っています。
実際は130円の違いだけといえばだけなので、あまりお金に余裕がなかったとしても買えない値段ではありません。でも実際一人暮らしであまり余裕のなかったころを思い出すと、きっとこの130円の差を払う気にはならなかったと思います。
この130円を払うか払わないかは「生活できるだけのお金はある」という気持ちの余裕があるかどうかだと思います。
この「生活できるだけのお金はある」というのは衣食住はどうにかなるし少し貯金もあるくらいかなと感じています。一人暮らしを始めたばかりの頃は引っ越し費用で貯金もかなり減り、ちょっとでも節約して貯金を増やそうと頑張っていました。今思うと別にそんなに節約しなくてもいいのにと思いますが、気持ちの余裕がありませんでした。
少し高いバナナを買える今の生活に感謝して、家族で気持ちの余裕が持てるくらいは最低限収入を得て、これからも少し高いバナナを買いたいときには買える人生を送れるように努力します。