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色彩心理学:デスクワークに効果がある色はどれ?
こんにちは!
「フリーランス・副業不調に効くセルフケア」を探っている、Webライターのすずめです。
今日は、デスクワークをする方に知っていただきたい「色彩心理学」のお話。
参考にした書籍はこちら。
>>「今と未来がわかる色彩心理学 / 南涼子」
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普段何気なく身につけている「色」ですが、色は私たちにいろいろな効果をもたらしてくれます。
色の持つ心理学的な効果を探求するのが「色彩心理学」ですね。
普段何気なく目にしたり、身につけたりしている色ですが、その効果は計り知れません。
たとえば「ビタミンカラー」と呼ばれるオレンジや黄色。
なんとなく元気はつらつとしたイメージやフレッシュなイメージが沸きませんか?
それに、赤い壁紙の部屋と青い壁紙の部屋では、どちらが安心して過ごせるでしょう?
私たちは生物として進化を遂げてくる間、自然界の色に対して本能的に反応するようになりました。
赤は炎の色=危険、青は海や水の色=癒しといったように。
そして、危険を感じれば交感神経が刺激されて血圧や脈拍、呼吸が早くなったり、落ち着きを感じれば副交感神経が刺激されて血圧や脈拍も安定してきます。
こうした効果を上手く使うことができれば、私たちは様々な場面で色の力を活かすことができそうですよね。
では、ここからが本題です。
(前置きが長い………!)
デスクワークを効率的に、またはストレス少なく進めるためには何色が効果的なんでしょうか?
「青」です。
青色には、副交感神経を優位にして血圧や脈拍を安定させる効果があるそう。
色の中で最もリラックス効果が期待できる色なんだとか。
私も知ったときは「へぇ!」と驚きました。
さらに、青色には「冷静かつ客観的に物事をとらえやすくなる」という特徴も。
頭の中を整理しやすくなるので、文章を書いたりデータを分析したりする作業にも向いています。
具体的には。作業するときに青い服を着てみたり、窓から空が見える場所で作業したりするのがおすすめ。
私も試してみましたが、なんだか落ち着いて作業に集中できる気がします。
ちなみに、青といえば、デスクワークと切っても切れない「ブルーライト」。
このブルーライト、実は太陽光にも含まれていて、体内時計の働きに関わる大切な存在なんです。
セロトニン(幸せホルモンとも呼ばれますよね)という神経伝達物質の分泌を促したり、睡眠を促すメラトニンの生成にも深く関わっているんだとか。
そしてなんと。
メラトニンの材料になるのがセロトニンだそうで。
「日中にお日さまの光を浴びておけ」というのはセロトニンの分泌を促しておけ、ということだったのか!と納得がいきました。
お日さまの光を浴びて生成されたセロトニンをもとにして、睡眠を促すメラトニンが生成されるんですね。
つまり、ブルーライトは夜に浴びるのは良くないけれど、日中に浴びることで体内時計を整えることができる。
人間ってよくできてるなぁ……。
さてさて、今回は色彩心理学、特に青い色についてデスクワークとの関連をお伝えしました!
色には私たちの心身に様々な効果をもたらす力があります。
デスクワークの質を上げたいときも、しっかり休息を取りたいときも、青色を上手に取り入れてみませんか?
今日のお話が、みなさんの快適なデスクワークライフのヒントになれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!