2023シーズン。今年の春は早い。
普段ならまだのんびりできる季節。
今年は急激に暖かくなって、
なんだか、のんびりさせてもらえそうにない。
冬に立ち枯れして茶色く
ぼーぼーに立っている草たちを
刈り払って
農園をさっぱりとリセット。
その作業中に足元に咲く
小さな、小さなお花たちに
ココロ惹かれる。
パステルの淡いブルーがとてもかわいい、イヌノフグリ。
ドンっと力強く突き出すつくし。
沢山出てきたら収穫してハーブティーにしますよ。
ひょろひょろと風になびくタネツケバナ。
野趣あふれる香りでフレンチシェフを魅了する
隠れた名手。
以前は、エディフルフラワーとしても薬味としても
需要があった野草。
桜にも似た雰囲気。
厳しい冬を越すために纏ったキャメルのコートを脱ぎ捨てて
柔らかな春の色へと衣替え。
白菜の菜の花は、甘くておいしい。
森に近い日陰に咲くお花。
名前がちょっとわからない。
ぐっと寄って見ると、
星のようでいて
奥ゆかしく、かわいい。
普段は見逃してしまいがちな
いわゆる雑草。
でも
お花として見る視点を持つと
本当に楽しい。