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変わっていってしまうもの

 いつまでも変わらないものなんてない。

 どれだけ願っても、どれだけ思っても、それに変わりはない。

 変化はストレスだと思うし、嫌なものだとも思う。

 できれば、変わるものがないと信じたいし、変わらないことを願う気持ちもある。

 しかし、流行り廃りではないけれど、どうしても流れていってしまう。それが、運命でもあるように。

 それによって私は少なからず傷ついてもきたし、いい知れない無念を感じることも多い。どうしようもない。それは、わかっているけれど。

 変わらないものがない以上、つらいことでも、それは変化していくもの。

 人によっては諦めかもしれない。人によっては救いかもしれない。人によっては絶望かもしれない。人によっては希望かもしれない。

 なんにせよ、流れている。

 そこにいいも悪いもない。

 お気に入りのものがなくなりますれば、興味のないものが興味を惹くものへと成り変わることもある。

 あるのは、ただの、流れ。

 結局は、その流れに飲みこまれてしまうか、乗っていけるのか。うまく立ち回れるか、否か。

 少なくとも私は、変わることに ぐちぐち 思うだけの、ちっぽけな人間である。

 

いつも、ありがとうございます。 何か少しでも、感じるものがありましたら幸いです。