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自分たちの心を守ってから

 心が元気であれば、それなりに大丈夫。
 心が落ちついてれば、それなりに動ける。
 心が無事であるのなら、それなりに対処できる。
 心がしっかりしていれば、それなりになんとかなる。

 そんなことを、感じる。

 様々、本当に、様々、いろんなことがあるのだけれど、それでも何とか乗り切れている。
 今の状態がよいものだとは思わない。
 回すだけの、ただ、何とか回しているだけの、現状。

 どうしてもっと、協力できないのだろう、とか、どうしてもっと、手を取り合えないのだろう、とか、そういうレベルではなく、何も考えていないのがありありとわかるような、そんな体制状態。
 ライブ、と表現したけれど、いいように言ったね、なんて、同僚は笑っていた。みんな、よく、わかっている。こんなにも、わかっている。のに……。
 
 それでも何とかしてしまっている。レベルがどんどん上がっているね、なんて、皮肉めいたことをリーダーが言っていた。

 心が何とかなっていれば、それなりに動けているのなら、今はとりあえず、これでよい。

 それでも、利用者さんはやってくる。

 関係ないから、利用者さんには、現状や体制やその他もろもろ上の事情なんて。私たちにも、関係ない。

 利用者さんのために、何ができるのか。

 みんな、そのために、がんばっている。

 必要なことは、これからも伝えていこう。
 落ちてしまうときも多分にあるけれど。

 みんなが、笑って、過ごせるように。

 私が、私たちが、笑っていないのに、どうして笑ってもらえるだろう。

 まだ、まだ、大丈夫。

 少しずつ、黒い言葉がちらほら、本当に少し、増えてしまっているけれど。

 まだ、まだ、大丈夫。

 みんな、そのために、がんばっている。
 楽しく過ごしてもらえるように、笑っている。自然に、かかわっている。

 いつ ふっと 途切れてしまうかわからない状態ではあるけれど。
 そうならないために、少しでも、伝えていこう。

 無理をしすぎずに、いきましょう。
 みんな、ついつい、がんばりすぎてしまうから。

 心が、壊れて、しまわないように。

 まずは、自分たちの心を守ってから。

 そうでなければ、きっと、利用者さんの支援なんてできない。

 まずは、そこから。
  

いつも、ありがとうございます。 何か少しでも、感じるものがありましたら幸いです。