マガジンのカバー画像

ことのは

137
種々の想いをのせて、私はこれからも、考えていく。
運営しているクリエイター

記事一覧

拝啓 梨木香歩 様

 初めて、あなたの小説を読んだときから、どのくらいの月日が経つでしょうか。小説、エッセイ…

ふみ
1か月前
57

ももまろさんへ 創作大賞感想

 このたびは、今回の創作大賞で書かせていただきました『糸』の感想をいただきまして、ありが…

ふみ
1か月前
33

そのときの想い

 下書きを見ていると、メモのように二言三言残されているものや本当に途中まで書かれているも…

ふみ
2か月前
36

心は落ちていく

 それはいつも、突然頭によぎる。    私は なんで こんなに できないのだろう  私なん…

ふみ
4か月前
68

少なくとも、わたしは、知っている から

 子どもにしても、大人にしても、何か悪いことをしてしまった。もしくは、悪いと思われること…

ふみ
6か月前
63

この先もずっと きっと

 何かを見ると、何かを聞くと、それを引き金に何かが思い起こされ、気持ち悪い。  その何か…

ふみ
7か月前
90

光に満ち溢れたあなたのためにも

 先日、利用者さんが亡くなった。  突然のことであった。  送迎から戻ってきたさい、元々、その日遅刻で来る予定であったその方が欠席になっており、残りの職員に何気なく聞いてみたら、他の利用者さんに聞かれないように場所を移動し、小声で 「……亡くなったみたいです」  その言葉を聞いた瞬間、理解ができずにフリーズしてしまう。何も言えないままその職員の顔を見ると、こちらを見て、小さく、頷いた。  業務はそれでも続く。しばらく呆然としながらも体は動かし、うまく飲みこめない。

何もしない

 こんなにも 静かで ゆったりとした 時間  こんなにも 静かに ゆっくりとした 時間 …

ふみ
8か月前
69

そうでなければ、保てない

 想いが見えずに消えていく。  いや、消えていくものなど初めからなく、ただ、見えない。 …

ふみ
10か月前
78

ひと色展@横浜へ

 イシノアサミさんの、ひと色展、横浜に、お邪魔させていただきました。  大倉山記念館、初…

ふみ
1年前
81

私の生き方 あとがきのようなもの

 初めに構想を練った、なんていうほどたいしたものではなく、いろいろあった中で感じたものを…

ふみ
1年前
46

すなおに感じる

 何か、もしかしたら、ものすごく、うちにこもっていたような、そんな気持ちがある。  いつ…

ふみ
1年前
88

心の在り方

 無意識の、言葉の選択が、心の在り方をみせてしまう。  心の在り方が、そうした言葉を選択…

ふみ
1年前
50

ただ、そこに、いること

 幸せの度合いはその人の価値観そのもので、それこそ一定の基準なんてものはないのかもしれない。  人によっては高校や大学の合格も単なる通過点にしか感じないかもしれないし、生きていることそのものが苦痛に感じる人もいるかもしれない。  誰かの言葉に救われたり、自ら活路を導いたり、きっかけさえも千差万別で、そこに本来、秘訣や方法なんてものは、ないのかもしれない。  こうしてここに息をしていることそのものに幸せを感じられる人  何不自由ない暮らしの中で退屈を感じている人    私