オラ、トレンドより、文化を創る方がワクワクすっぞ!
新潟生まれ新潟育ち、ブランディングプロデューサーの亀山です。
Narashika(ナラシカ)という屋号でフリーランスで活動しています。
今日は、「目先の利益よりも将来に残したい文化を創ろうぜ!」という話。
お店に人を呼んだり、商品を販売したいるする時に、広告の力を使うことが多いように思いますが、それが長く愛され続けるお店や商品になるための手段になっていた方がいいなって思うんです。
ガッと売れて、すぐに撤退。っていうトレンドよりも、次世代に残したいに残したい文化を創れた方が面白いと思うんです。
だから、亀山はすぐに「文化を創りましょう!」って言います。
新潟らしい文化が生まれたら、新潟での暮らしがもっと楽しくなりますから!
今日はそこらへんを書いてみました。
一過性のトレンドよりも、長く愛せる文化の方が面白いんじゃ
ありがたいことに、お仕事の相談をいただくことが増えてきました。
「新しくお店をオープンするんだけど〜」
「今まではOEMで下請けの商品ばかりをつくっていただけど、自社商品をつくりたくて〜」
最近でいうと、↑のようなお問い合わせをいただきました。
この時に、亀山が意識するのはお店にしても商品にしても、一発屋にならないで長く愛される存在になること。
現状の新潟では、新店オープンや新商品発売の時って、それに向けてテレビCMを流したり、新聞折込チラシを入れたり、ネット広告をガッと配信したりっていう、プロモーションに注目がいっているような気がします。
もちろん、これらは必要なことですし、亀山もチラシつくったり、ネット広告を配信したりすることもあります。
ですが、今日考えたいのは、もっと高い位置から見てみること。
お店をオープンするにしても、商品を開発するにしても、いっときだけ売るんじゃなくて、少しずつでもいいから長く愛され続けるほうが、大切じゃないでしょうか?
今の子供たち世代、これから生まれてくる世代が、愛してくれるお店や商品をつくる方が、今の私達に求められている気がするんです。
「あの商品は一世風靡したよねー」よりも「今の普通に使ってるあれってお前がつくったの!?」って言われたい。
ブームをつくることだって大変だし、すごいことなんですけど、亀山がやらなくてもいいかなと。
個人的に興味あるのは、50年後も常連さんが通うお店だったり、日常に当たり前のように根付いている商品です。
商品を売る前に、使う文化が必要な場合もある
私達は、「自社の商品をもっと売りたい」「もしくは新商品をヒットさせたい」って思ったりするわけですが、そもそもその商品を使う文化が無いからむずくない?って思うことがあります。
例えば、革靴を売る時。
在宅ワークが増えたり、スニーカーOKの会社が増えたりして、そもそも革靴を履く機会が減っているという状況があることを把握しないといけませんよね。
履きたい人が減っている中で、「革靴いかがですか?」と紹介しても響きません。
だから、革靴を履かなくなっている人たちが、また革靴を履きたくなっちゃう文化をつくったほうが、革靴が売れることもあると思うんです。
今までにない革靴をつくるより、革靴を履く文化をつくった方が効果的。
亀山も以前から、コワーキングスペースをオープンしたいなと考えているのですが、今の新潟で「コワーキングスペースオープンします!」ってストレートに言っちゃうよりも、コワーキングを使う文化をつくりたいと思ってます。
例えば、普段からスタバとかマクドナルドとかで仕事をしているフリーランスが集まれる、1日限定のコワーキングスペースを駅南の広場とか、やすらぎ堤でイベントとして開催するとか。
月に1回集まって、普段と違う環境で仕事ができたり、フリーランス同士で繋がれたり、美味しいランチやお酒を楽しめたりできたら良くないですか?
この取り組みが好評であれば、月1回のイベントが週1になり、毎日になるっていう段階を踏めるますもんね。
他にもやり方は無限にあると思いますが、考え方として、いきなり新しい商品つくって「はいどうぞ!」って言うより、買いたくなっちゃう雰囲気をつくってあげる方が買ってくれそうじゃないですか?それに、楽しそうじゃないですか?
創るのが難しいからみんなやりたがらない、だからやる
文化を創ることは正直大変。
ながーく愛され続けるお店や商品をつくるわけですから、何十年単位のプロジェクトです。
だから、みんなやりたがらない。というかできないんだと思います。
企業は、毎年、四半期、毎月で売上目標があったりしますし、数年単位で異動になったりするので、短期間で売上という成果を求められる環境にありますから。
文化を創るというのは事業の規模を伴うので、企業が参画してくれるのが一番。でも、稟議を通すのが難しい。なにせ儲からないから。
会社は慈善事業じゃないので、利益を出さないといけません。当然です。
ですが、将来的に必要にな文化であれば、今利益が出なくてもやるべきじゃないですか?それが、今の子供達や次の世代にためになるんだったら。
だから、やりたいんです。
フリーランスであれば、会社の都合で異動になることもありませんし、稟議を通す必要もありません。
仲間を集めたり、資金を集めたりと大変なことはいっぱいありますが、新潟の未来に必要なことですから、やらない理由がありません。
新潟らしい文化があった方がワクワク
東京で流行っているお店がオープンすることは、新潟に住んでいる私達にとっては嬉しいことですよね。
最新トレンドの刺激的なお店に行きたいと思う人は多いはずですから。
ですが、亀山的には新潟だから愉しめるお店が増えたらいいなーって思うんです。
流行っている、売れているお店のコピペじゃなくて、そのお店があることで新潟の暮らしに誇りが持てるようなお店。
正直、個人的にタピオカは大好きなんですが、新潟にタピオカのお店が新しくできたとしても、新潟で暮らしていることに誇りは持てません。なぜなら全国どこでもあるから。
それよりも、亀田縞の生地を使ったアパレルやファブリックのおしゃれなお店があった方が、誇りに思えます。(#あくまで個人的な意見です)
「新潟には〇〇がある!」と自信を持って他県の人に紹介できるようなお店が増えることを夢見ています。
そんな風に、新潟らしいお店がポツポツと現れたら、徐々に新潟が面白い街になっていくと思うんですよね。
いきなり全部ガラッと変えることはできませんが、個性豊かな新潟らしいお店が増えたら、新潟にいい感じのうねりが出てくるはず。
それを「グルーヴ」と呼んでいます。
個人が新潟という地域で、自分らしさを思いっきり表現する。それが大きなうねりにつながり、新潟全体に「グルーヴ」が生まれる。そして、その新潟らしさが文化として根付いていく。
それが亀山の目指す新潟。
新潟らしい文化がどんどん生まれていくと、新潟での暮らしはもっと豊かに、楽しくなります。
一歩一歩は小さいけれど、確実に進んでいきます。
コケたり、壁にぶつかったり、逃げたり、炎上したり、いろいろとすると思いますが、一度しかない人生、ワクワクする時間の使い方していきたいんじゃああああ!
まとめ
・目先の利益だけを求めたプロモーションよりも、長く愛され続ける仕組みをつくりたい
・商品を売る前に、その商品を使いたくなる文化を創ることが必要な場合もある
・新潟にしかない文化をつくって、次世代に残していきたい
・文化を創るには、個人個人が個性を表現してうねりが出て、グルーヴが生まれる事が必要
Narashikaのコンセプトは「新潟にグルーヴを」です。
新潟に暮らしている人が自分らしさを表現する、それが面白さの種になり、伝播する。それがうねりとなってグルーヴが生まれる。
そんな新潟になったらいいなって思います!
そのために、目先の利益だけじゃなく将来の新潟にあるべきだなと感じた人や企業を応援しています。
これからも頑張るぞっと!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!
それでは!
ブランディングプロデューサー
Narashika
亀山友貴