【摩天楼オペラ】新曲が凄すぎて開いた口が塞がらない話。
まずはこれまでに数回と紹介してきた私が1番大好きなバンド「摩天楼オペラ」について本日はご紹介したいなと思います。
今回は5月22日に公開された新曲MV『真っ白な闇がすべてを塗り替えても』がYoutubeにUPされました。
上記からMVを視聴することができます。まずこの曲はどういった曲なのか。曲は「メロディック・スピードメタル」「シンフォニック・メタル」「クサメタル」といった部類に入るでしょう。
クサメタルというものは以下の記事を参照にしていただけたらと思います。クサメロというとわかりやすいかもしれません。
曲の展開はキーボードの優しくてクサいメロディが奏で、ドラムの高速ツーバスとソロじゃないかと言わんばかりの高速ドラミング(16分のツーバスに手数も16分でユニゾンさせている)でスタートする。更にギターの速弾きも入りAメロがスタートする。
これぞ王道のクサメタル。メロスピの真骨頂ですよ。
そしてPVがまたかっこいい。雪降る白い情景にメンバーが演奏をしていてこれぞエモーショナルの根源。
Bメロはメロディアスな上に古き良き哀愁感漂うメロディで一度聴いただけで持っていかれる。
サビは「会いたいよと瞼を閉じ、会えない日々を埋めていた」という哀しげもありながらの盛り上がりを見せる。
ヴォーカルの美しいハイトーンボイスが炸裂し、歌詞を読み取るからに故人を想う曲に思えました。
サビの後半ではツーバスドコドコが炸裂し、日本のバンドか?と思ってしまう程のクオリティ。
クワイア隊も今回は久しぶりに加わっており、GLORIA時代の摩天楼オペラを彷彿とさせる。いや、ここにきてそれ以上のクオリティを魅せてくれている。
間奏ではギターソロとキーボードソロが背中合わせで弾き倒しユニゾンを完成させている。そこからCメロへ入るのだがここのヴォーカルの歌声が素晴らしすぎて涙が流れてくる。
「愛してる今も あなたを愛して 最後のきっかけを探すの 数え切れない程、幸せがあった」
鼻腔共鳴を効かせるヴォーカル。日本にあまりいません。美しいハイトーンビブラートだ。
更にそこからラスサビへ。かつて”劇的ロック”と言われていた摩天楼オペラですが”劇的メタル”に変わっている。
サビの繰り返しでテンポダウンがあるのだがそこの歌詞とメロディもまたクサくて泣ける。やはり死をテーマにしている部分があるからかより心に響く。
そしてアウトロが始まるとここでギターヒーローの泣きメロが炸裂!イントロはキーボードがメロディを彩っていたが最後はギターのエモーショナルなクサメロが•••メロイックサイン🤘掲げちゃうぜ。
この曲は「儚く消える愛の讃歌」「終わらぬ涙の海で」の続編となります。6月後半に発売される『真実を知っていく物語』。
完全メタルバンドと化してきている摩天楼オペラ、一体どのようなアルバムを展開させているのだろうか。
楽しみはまだまだ続きそうだ。
【収録曲】
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