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垣谷美雨さんの本

数年前、いやもっと前からか?
作家、垣谷美雨さんの本のファンである。

どの小説を読んでも、面白い、共感ポイントがある、市民目線が基軸としてあって、なるほどー!と思わされる場面が必ず出てくる。

そして何より主人公。
最初は頼りなくとも、ラストはいつも精神的な強さを身につけてのエンド。

励まされるのだ。

自分の親が兵庫の北の方の出身ということもあり、垣谷さんのご出身が豊岡市というのも親近感を持ってしまうポイント。
登場人物は時々、兵庫県の北の方の出身者だったりして方言がなじみあるものだからだ。

年齢を経て、心の活力となる本が、本当に存在するんだなあという感じ。

余談だが、特に爆笑してしまったのは、
『定年オヤジ、改造計画』
という本。

めちゃくちゃ面白かったし、実際にこんなオヤジは日本にたくさんまだまだ存在してるんだろうなと思った。オヤジというか、おじいちゃんというか。

昨今の日本のニュースは穏やかではないものばかりなので、余計に心強く勇気づけられるような垣谷さんの作品に出逢えると、まだまだ頑張れるかも、と思えるのである。

どんな本が好みかは、本当に人それぞれ。
でも、この気持ちを誰かと共有できたら本当に嬉しくなる。

次の垣谷さんの本が、待ち遠しい。
(既に予約済)

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