【休む=怠惰ではない】常に目標に向かって頑張っていないと気が済まない私が、落ち着いて自分を大切にすることを知った。
自分を喜ばせたり自分に対して優しくすることは、偽りなく自分らしくあるために大事かもしれない。
今日のテーマ
罪悪感で休むことがなかなかできなかったり、「自分を大切にする」がわからなかった私が、あることがきっかけで、2週間自分を大切にする生活に挑戦したら、毎日が前より楽しくなった話!
こんな人に是非読んでほしい
・自分に厳しく休むことに罪悪感がある方
・休む=怠惰、さぼり、だらだらすることだと思っている方
・もしかしたら、休みたいしさぼりたいかもしれない自分の気持ちに、蓋をしている人
今まで自分を大切にしてこれなかった私
過去を振り返ると主に三つの理由で自分を大切にしてこなかったなって思う。他にも似たような理由の人がいるかもしれない。
①動き回るのが自分という思い込みがあった
常に何かをしていないと無理。目的や目標がけして明確なわけではないけど、前に進んでいない自分は許せない。私はこんな性格で動き続けていた気がする。
「自分を満たすことをしたほうがいい。なおなりは一回止まったほうがいい。」そんな言葉をかけてくれる人もいたけど、その時は、なぜ止まらなければならないのかの意味がわかっているようであまりわからなかった。また止まる自分がゆるすことができないくらい焦りがあった。
②「自分を大切にすること=目標への歩みを止めて休むこと=怠惰」と決めつけていた。
いくら目標に向かって頑張っているとはいえ、今まで休んでいないわけではない。
わたしは休むとき、よくYouTubeやテレビを見ていた。だからみんなに「休め」って言われても「私YOUTUBE見て休んでいるし!!!!てかこれ以上休んだら、クズニートだよ」って思っていた。
休むって言ったら、寝てばっかりとか、youtubeやテレビをだらだら見るというそんなイメージしかなかった。自分を大切にすることと、怠惰の区別があまりついてなかったんだなって思う。
③なんでも早く終わらせたかった。
受験でもレポートでもなんでも、嫌なことは叫びながらでもいかに早く終わらすか。その過程で一息ついて休憩をするとか、楽しむなんて気持ちこれっぽっちもない。だから過酷な状況なのにさらに自分に鞭打って過酷になる。5000字のレポートだろうが、自分に一杯の紅茶を入れてやることさえもなかった。
他人の日常を知って、自分の日常の余裕のなさに気づいた
そんな私が、一回止まろう(一回目標と関係なしに自分を大切にしてみよう)と思ったきっかけがあった。
それは先輩が住んでるシェアハウスに二泊三日し、その間、先輩と過ごしたことだ。
他人の日常を二泊三日起きて寝るまで観察することなんで家族以外なかったから新鮮で、また自分の日常との違いに気が付いた。
自分を大切にするとは。
私は驚いた。この日たまたまかもしれないけど、私が一日に何度も来る焦燥感にかられる姿が先輩にはないこと。細かな部分まで自分のこだわり自分の好きに変えていること。たくさん趣味があってそれに打ち込んだり、自分一人でも自分を満せる姿に、心の余裕や豊かさを感じられた。
わたしなんて、心の余裕が一切ない。自分の趣味なんてない。自分一人で自分を満たすなんてできない。一人でいるとひどく気持ちがおちこむときが多いし、休憩しても、YOUTUBEを際限なく見てしまう自分が嫌になったり。自分にお金をかけることをおそれたり。
先輩は意識的にそうしているわけではないと思うが、私はこれが、「自分を大切にする」ということか!!!と思った。
「自分を大切にする」って、日常に自分の好きを取り入れたり、自分のやりたいをやる能動的な行為なんだ。休憩だからってけして受動的活動や娯楽の身に走るのではない。目標に向かって走ることから少し頭を離すこと、自分の好きな趣味に没頭する時間を作ることだと知った。
二週間の実験と変化
そこでさっそく一旦に二週間と心に決めて、今の自分を喜ばす日々を開始した。
結果、生活が整ったせいか、イライラしたり、自己否定に走ることが減った。
一日、一週間を振り返った時の気持ちが違う。
なにより毎日が今までより楽しい。
たとえ以前より結果が出ていなくても、結果にとらわれず幸せを感じられる。
視野が広くなった。先々のことを考えて不安になる時間より、今日の自分をいかに楽しませられるかを考え、それらに没頭することが増えた。
自分らしく自分を大切にすることをおすすめしたい
勇気を振り絞って一週間や二週間、動きたい衝動を抑えて、自分を大切にしてみてほしい。やりたかったことをどんどんやっていてほしい。
たとえば、自分のために紅茶をいれる、自分のために料理をする、自分のために、スポーツをするとか。(おすすめなのは、他人に影響されない趣味で、簡単にできること)
誰のためでもないし、一見目標とは関係ない。ただ自分を喜ばせるための無駄に見えることを全力でやってみてほしい。
自分に厳しいあなたが、思い切って自分を大切にしてみたら、もしかしたら、いつか新しい自分が顔をのぞかせるかもしれない。
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