生き抜くために、息抜きながら、生きる。
〈冠・婚・葬・祭〉は年齢を重ねるたびに
〈葬〉が増えていく。
順番だからね、といわれた。
当たり前のコトかもしれないけれど。
誰かが亡くなったという知らせが届くたび、胸の奥にある小さな丸いモノを、キュッと握られたように切なくなる。
「LINEの交換しとこうか?」
久しぶりに皆が揃ったのはご葬儀だから。
挨拶がわりにLINEを交換をする意味はない。
残念ながら小さかったあの頃とは違う。
嫌なことを嫌というのは、私のため。
好きなモノや人で囲むことが出来るのは自分。
納めの人生に向けて今までのあれこれ断捨離中。
もちろん、地に足つけながら好奇心も忘れていない。