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占い師さんのハテナを同僚がマルにした!

「菜穂さん、人が好きなんですって!」

いやいや、私はひとりが好きなんだけど。
人は嫌いではないけれど、集団が苦手。
1、2、それ以上は「たくさん」で、括る。

だから同僚の発言がとても気になった。

「何故そこが着地なん?」

どうやら私が話す事は、人がらみが9割以上らしい。
楽しかったこと、嬉しかったこと、とにかくその時の登場人物の細かいところまで話をしているらしい。

「人が好きじゃなければ、そこまで人の仕草や行動を覚えてはいないですよ。」

確かに、言葉も仕草も匂いも温度も、人をベースに思い出が残っている。
なるほど。私、人が好きなんだ。(ふむふむ

そういえば四柱推命の先生にも同じ事を言われていた。
更に先生は「人が苦手な事は勘違いですから!」とまで言ってきた。
占いの統計学的な所はあると思うから(それを否定しているわけでは全くない)そんなこともあるかもしれないぐらいの感覚だったけれど。

続けて言われた事は、図星だった。
「人でトラウマがあるんじゃない?」

私は自分から動くタイプだった。
周りも同じ方向性、熱量だと疑わなかった。
ある時、友人だった人にこう言われた。

「菜穂が言うから、皆が動くんだよ。」

この言葉の意味を私は「無理強いさせていた」と変換してしまった。

       (みんな、ごめんね)

その時私はスランプだったのかもしれない。
でも、これ以降自ら進めていく事をスッパリとやめた。

同僚の分析力のおかげで、四柱推命の先生が話してくださった事も氷が溶けるように理解できた。
ホント、溶けていったのだ。

トラウマに縛られて動かない選択をしていた自分にも気づいた。
一緒に歩いてくれる人に感謝をすればいいのだ。
難しいことじゃない。

同僚のおかげで人が好きな事を思い出せた。
やっぱり、人なんだ。
ありがとう、Cちゃん。




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