【教育】新学習指導要領 英語の学習評価どう変わる? #3 授業づくり
こんにちは ナカちゃんです。
英語の授業 どう変わる?の3回目です(*^^*)
そもそものキッカケは、白さんのこちらの記事 ↓ ↓
1回目は、全体について
2回目は、生徒さん・保護者さんたち向けに
3回目の今回は、ゲームをつくる中の人向けです。
先生や指導する方向けの内容になるかもしれませんが、良かったらご一読くださいね。
1 今回の改定では、「授業の中での活動を評価する」ことがポイントです。
今までは、年に数回の「定期テスト」(ペーパーテスト)で、基本的な評価を行ってきましたが、今回の改定では、毎時間の確認テスト、単元ごとのテスト、さらに、話すことのパフォーマンステスト、リスニングテスト、などいろいろな活動から評価をし、評定をするようになります。
また、普段の授業の中でも、話し合いや、即興的なスピーチや、日記などについて、取り組んだことを残していき、積み重ねて評価すること、となっています。
今までは、ノートやプリントの紙ベースでの学習記録でしたが、それだけでは、全く足りません。
#2で書いたように、「毎時間の活動は、見られていると思いなさいね!」コメントは、「授業内の様々な言語活動は、記録されるべきものである」という指導者側の意図に基づきます。
学習者が参加する「ゲーム」に、どんな仕掛けを置くのか、ということですが、要するに、1時間の授業の中で、「何を測るのか?」「何を評価するのか」を教える側が認識して、意図的に仕掛けを置かなければならない、ということです。
2 「単語テスト」を例にすると
単元の最初に行う「単語テスト」と、単元の最後に行う「単元テスト」では、測る評価の観点が違います。
「単語テスト」を何度も繰り返すことで、①知識・理解 から②思考力・表現力・判断力 まで、学習者の力を伸ばしていく必要があるということです。
さらに、「単語テスト」を繰り返す中で、「諦めないで、最後まで書けるようになったか、理解できるようになったか」を評価する必要もあるわけです。
今までは、1回の単語テストがあれば、色々な観点に分けて評価できたものが、継続的に一つのアイテムについて、チェックし続ける必要がある評価に変わった、とも言えるでしょう。
3 今までのやり方じゃ無理!だから、アレを使うのさ
そこで必要となるのが、「個人の学習ポートフォリオ」なのですが、これを紙でやるのはとんでもなく大変。
だから、グーグル クロームブックを使いなさいよ!って話。
ICTの力を借りなければ、とてもじゃないけど無理な話なのです。
一人1端末を、どのように活用していくか。そのことを本気で考えていけば、「新しい観点を意識した評価評定」に即した授業改善が図られていくのではないでしょうか。
まずは、できるところから、
4月から活用していきたいと思います。
先駆的に活用されている方々の実践を参考にしながら、
実際にやってみたことを、まとめていきたいと考えています。
新学期、がんばりましょうね!