「空気」を読んで、従う?従わない?
鴻上尚史さんの『「空気」を読んでも従わない』を読みました。
「空気を読め」って、本当にイヤな言葉だなと思います。
どちらかと言うと、空気を読み過ぎな私は、空気ばかりを読もうとし過ぎて、自分の気持ちが言えなくなってしまう時期がありました。
今、思うと、本当に不思議です。
だって、その時の友達を思い出してみると、誰も私に同調圧力なんてかけてなかったと思うからです。
私が勝手に目に見えない同調圧力の存在を感じていただけ。
同調圧力のお化けみたいなものですね。
なんて、ここまで書いていたら、中学生の息子が学校から帰ってきました。
コロナ対策で、学校で着替えができない(更衣室を使わないようにする)ために、毎日、制服ではなく学校指定のジャージで登校し、授業を受けています。
でも、今日は1学期の終業式のため、久々に制服での登校になりました。
昨夜、息子から、
「明日、制服登校だけど、夏服ってあったっけ?」
「上着っているの?」
などと聞かれ、半袖の白いワイシャツを準備した私。
息子の学校は、ズボンとジャケット、ネクタイが指定で、シャツは白のワイシャツもしくはポロシャツならなんでもよい、というルールなんです。
長袖のワイシャツはありましたが、今日はすごく暑いので、coolなんとかという機能付きの白の半袖ワイシャツで登校した息子。
帰って来ると、
「なんかさ、半袖ポロシャツはいいけど、半袖ワイシャツはダメらしいよ。」
と息子。
「オレもなんでかは知らんけど。」
と担任の先生に言われたそう。
長袖ワイシャツの袖をまくるのはありらしい。
「長袖ワイシャツをまくってるより、半袖ワイシャツの方がちゃんとしてるよね。」
たしかに、終業式だから式典にふさわしい服装で、というなら、袖をまくった長袖より半袖の方がいいように私も思います。
「生徒総会で言ってみよっかな。」
「でも、生徒総会って1年に一度なんだよねー」
たしかに、次の制服着用の機会は9月1日の始業式。
それが終わると、次はたぶん長袖ワイシャツの季節ですもんね。
さあ、2学期の始業式はどうする‼️