西直紀 最期の台詞集『恋がしたいんじゃない 初恋がしたいんだ』
「黙って俺の背後に立つな。あとゴキジェットを向けるな」
「おい!そこの泥棒!まずその両手に持った鶏モモの照り焼きをテーブルに置け!」
「泣かないで 知らない人」
「フィンガーボールまでカレーとは、さすが本場だな」
「なんで俺の囚人服だけ手編みなんだ」
「妖刀って何ゴミだっけ?」
「それだけソンブレロを被りこなせたら、もう一流のメキシコ紳士だな」
「君のギフトは『瞬間移動』か。僕のギフトは『猫背』なんだ」
「パーツさえ揃えばすぐにでも作れるんだけどな… ガンダム」
「そんなに激高すんなよ。相手はラブドールだぞ」
「僕の田舎の北陸では『マック』でも『マクド』でもなく『メクダノーズ』でした」
「動物たちと方舟に乗るだけの簡単なお仕事です」
「『鹿の頭の壁掛け』か『虎の頭付き敷物』のどっちかにしなさいな。ふたつも頼んだらサンタさんが困っちゃうでしょ?」
「駄々の向こう側、見せてやんよ」
「スタバのロゴを性的な目で見たことなんてない」
「あいつの打席の応援歌… ゴルドベルク変奏曲なんだ」
「恋がしたいんじゃない!初恋がしたいんだ!」
「そこの女子、合コンで印を結んで何かしらを主張するな」
「おい女性陣、合コンでエニグマを駆使するな」
「おいそこのサイコパス女、くるみ割り人形で小猿の頭蓋を割ろうとするな。嫌がってるだろ。あとそもそも合コンに小猿つれてくんな」
「俺が初めて見た幽霊は黒人の女性でな、白のタンクトップと白のホットパンツ、そんで三角の白天冠もちゃんと着けてたからまぁ白装束っちゃあ白装束だわな。場所はプエルトリコのディスコだった。その女幽霊は恨めしそうに腰振りながらレゲトンダンス踊りまくってたわ。半透明だったから間違いないって」
「この中に、犯人がいっぱいいる!」
「チョッパーハーレーにまたがってカウボーイブーツを履きシュガーシロップまみれのドーナツを咥えながら白頭鷲を従えている奴がいたら、そいつは多分アメリカ人だな」
「お巡りさん!裸ポンチョの何がダメなんだ!?」
「こいつぁな、ただの藁人形じゃねぇ。おまえ専用にワンオフで開発された超オートクチュール、唯一無二の藁人形だ。カリッカリでピーキーにチューニングされてるジャジャ馬だからビビって慎重に扱うと性能の半分も出ねぇ。だからな、余計なことは考えず、丑三つ時になったら無心で思いっきり打て!」
「アンパンマンデストロイ、発進!」
「ふふ。緊張しちゃって可愛い子ね。コンクリートジャングルは初めて?」
「『噛ませ犬』で『当て馬』で、結局は『丸められアルマジロ』なんだよ、俺達は」
「道路がずっと下り坂ならガソリンも電気も要らないよな!?」
「ほんとだな!」
「ちょっとオジサン、アンタが出品してるその『ボク特製口噛み酒』ってやつ、遺伝子操作された材料とか危ない添加物とか入ってないでしょうね?あたしそーゆーのうるさいんだからねっ!」
「冗談は人面瘡だけにしてくれ」
「殺るか殺られるかジャンケンな」
「俺を育ててくれた村の施設ではね、毎年クリスマスになると髑髏杯を酌み交わしてみんなの血を混ぜたシャンメリーを飲むんだ♪」
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にギャランドゥ!」
「オレはビンゴを信じない。それはビンゴが揃わないからじゃない。ビンゴカードが無いからだ」
「『プロビデンスの目にも涙』とはよく言っもんよ」
「健康な人って感電した時、全身の骨が光るんだぜ」
「いいニュースと悪いニュースがあるけどどっちも絶対教えてやんない」
「刑事さん、俺さ、スマートシティ育ちの上級国民だからさ、貧しかった幼少期とかも無いしさ、『おちらし粉に砂糖混ぜてお湯で溶いて練ったやつ』なんて出されても知らないし、泣けてこないんだわ…」
「地獄で仏に会えたとしても、そこが地獄であることには変わらんだろ」
「地球は御大層に回ってやがるが、寿司だって回ってるじゃねーか」
「いえ親方、最近の寿司はあまり回ってません」
「奇跡は起こすもんじゃない。起きちゃうんだよ」
「ならカッコウの巣では何が育ってるんだ?」
「我が校の剥製部には初代部長の剥製が隠されているらしい」
「俺が許せないのはお前のその鳴き声なんだ」
「先生!いつか僕が世界を完全征服した時、先生は僕の配下になりますか?それとも1人目のレジスタンスとして立ち上がりますか?」
「今ポリグラフ検査の最中だからかけ直すねー」
「おまえの相槌… もうシャウトだな」
「まさか俺の部屋の本棚が2年前からだまし絵だったとは」
「オマエのその口からはみ出ているニラとレバーが証拠だ!」
「どーした? 面前清一色ダマテンみたいな険しい顔してるぞ」
「オールが無いなら羽子板で漕げばいいじゃない」
「この世界に未来が無いならあの世界へ行けばいいじゃない」
「うな次郎が無いなら普通のうなぎの蒲焼を食べればいいじゃない」
「荷車が無いならフルトレーラーで運べばいいじゃない」
「理由が無いなら『なんとなく』でいいじゃない」
「現金が無いなら刷ればいいじゃない」
「フリスビーが無いなら円月輪で遊べばいいじゃない」
「おい、相手側のチアリーダーが両手に持ってんの、錦糸卵じゃねーか?」
「ナンプラー、水割りで」
「俺はニョクマムを…ロックで」
「俺はしょっつるのソーダ割りね」
「こちら、港区のタワーマンション最上階で専属のコンシェルジュに付き添われ勝手気儘自由奔放に発育した雌鳥が初めて産み落としました卵を使用しております最高級卵かけご飯でございます」
「俺が今、肩叩いてるこの人、誰?」
「ほどほどに生きてほどほどに死のうぜ♪」
「そんなこと言うけどオマエはネズミとして猫に向き合えるのか?」
「俺が目指すのは『究極』でも『至高』でもない。『中の上』だ!」
「あそこに見えるのが人生のターニングポイントだ」
「みんなそのまま動くな!今夜のグラタンパーティになんとドリアが紛れ込んでいるという情報を得た!」
「ん~ もうその斧でいいです…」
「あのカピバラ、速すぎる!」
「羽毛布団で挙手した末路、それが今の俺さ」
「俺のマリモの方が強いっつーの」
「化け物フェチで且つ面食いなんです」
「パパ、あのダチョウ、なんで飛んでるの?」
「八百万の神的世界観で言えば、レッドブル、スニッカーズ、iPhone、supremeのTシャツ、F-35A戦闘機、ヤバいウイルス、フェンタニル、ネオニコチノイド、怪電波、無修正エロ動画、肛門腺絞りで出た分泌液…なんかにも神が宿ってるって事になんのか?」
「知らんし」
「好きなスイーツは角砂糖です」
「罰ゲームって人によってはボーナスステージだよな」
「性善説なら義務も権利も必要ないだろ」
「ドミノ倒しは5個までって決めているんだ」
「止まってるように見えても厳密に言えば僅かに動いてる。いや、蠢いてる!」
「ん~とね、なんつーか、長谷川等伯とキースヘリングを足して二で割った…みたいな感じ?」
「俺もいい歳だし、そろそろ命懸けで餅に向き合わないとな…」
「日本男児たるもの『ペコペコお辞儀』だけはいつ何時でも繰り出せるようにしておこうぜ」
「頑強そうな調理器具、業務用のミートチョッパー、個人所有にしてはやけにでかい電気炉、マイクロ波加熱装置、庭の池には丸々と太ったワニ、その近くに木材粉砕機、数十個のコンポスト群、咲き乱れるトリカブト、そんで裏の山も含めた広大な敷地と重機、…お前ん家なんか怪しいな」
「サンチェスっていうのか… そいつ、陽気だろ?」
「おまえって、ジロリアンで、スバリストで、マヨラーで、リバタリアンで、ミニマリストで、フリーライダーで、ウィキペディアンで、ツツイストで、エセオオギリーガーで、プレデターで、アンチリトルトゥースで、ソースカツドンヌで、刃物オタで、先端快楽者で、ラバーフェチで、緊縛マニアな腐女子だよなー」
「あいつ、無人島生まれ無人島育ちって言うだけあって、人見知りだな」
「ベースソロに入ってもう20分だぞ。この曲、長くね?」
「あなたの守護神は… 主神ゼウス、守護天使は… 大天使ミカエル、守護竜は… エンシェントグレートドラゴン、守護剣は… 聖剣エクスカリバー。てことは… 凄い!守護壺がなんと『惑星直列永劫豪運の壺』と出ました!たった42万円ですよ!なんてラッキーな人なんだうらやましい!」
「俺からの宣戦布告、弾き語りバージョンで聴いてくれるか」
「世が世で国が国で財産が財産で階級が階級で外見が外見で才能が才能で器が器で天運が天運なら俺だってもうちょっと時給のいいバイトに就けてたはずなんだ」
「今日もハンニバルレクターのキャラ弁か…」
「みなさ~ん、わたしは今、天国にいちばん近い島と評判の北センチネル島に来てま~す♪」
「おまえも救心をツマミに養命酒をあおるような歳になったかー」
「このフィッシュアンドチップス、あまりフィッシュアンドチップスフィッシュアンドチップスしてなくて、でもフィッシュアンドチップス本来のフィッシュアンドチップス感はしっかりあって、フィッシュアンドチップス界に現れた最新のフィッシュアンドチップスって感じですね」
「人生を語るなら人生100回くらいやってみないとな」
「あいつ、気持ち良くなっていやがる…」
「乳首の形なんて関係無い? そんな訳ねぇーだろが!!」
「あいつ、この1年で一皮むけたから、あと三十皮ほどむければレギュラー狙えるかもな」
「脱税が一番簡単な職業って路上売春らしいぞ」
「いや、王様だろ」
「なるほど」
「このキチガワナイ野郎め!」
「ぎょう虫検査が全てじゃないさ」
「おいギャルソン、なんだこのカレーは!インド人を呼べ!」
「オンラインカジノやふるさと納税やリモートワークがありなら『オンライン戸籍』もありだろ。俺、ケイマン諸島に住民票移す!」
「先生、今更ですがこの店の全身脱毛って首から上も含んだ全身脱毛だったんですね」
「『路上のソロキャンパー』で『街角のミニマリスト』で『雑踏のクラウドファンディングプロジェクトオーナー』か。物は言いようだな」
「ベルベットっつーか、ビロードっつーか、ベロアっつーか、ベッチンっつーか、コーデュロイっつーか、なんかそんな感じのやつだよ」
「おい!気をつけろ!それはあんまんなんかじゃねえ!アルビノの… ピザまんだ!」
「こら新人、メラとかファイアとかアギとかエクスプロージョンとかファイアボルトとかインセンディオとか叫んでないで、いいかげん銃の撃ち方おぼえろ」
「おちょぼ口で負けた借りはおちょぼ口で返すしかねーだろ!」
「このゲームの初期アバターは漏れなく最終形態ですので、育てたり集めたり課金したりする煩わしさが一切ありません。御安心を!」
「先生!回復魔法って『刺青』や『性転換手術跡』や『処女膜』や『包茎手術で失った皮』、あと『自分でカックイイって思ってつけた傷』とかも元に戻るんですか?」
「この呪詛、刺さるわー」
「そして誰も島には来なかった」
「おかえりなさいませ下手人様♡ 奉行カフェ『お白洲からのお知らせ』へようこそ♪」
「あ…あれは!『やればできる子』の最上位種『ただただできる子』だ!みんな気をつけろ!」
「俺、この戦いが終わったら… もっと激しい戦地に飛ばされるんだ…」
「働けない訳でも働かない訳でもない。ナチュラルボーン無職だ!」
「おまえ会社でも自分のことカイザーって名乗ってんのか?」
「我々が害虫と呼ばれて久しい。しかし我らゴキブリの何が害だと言うのか。なぜ我々がシロアリやスズメバチと同等、いや人によってはそれ以上に忌み嫌われねばならんのか。こんな狂気のルッキズムが許されていいのか!?否!断じて否だ!今こそ立ち上がれ同士よ!革命だ!!」
「カサカサカサカサ・・・」
「違う。全然違う!『セッション(映画)』と『けいおん!』くらい違う!」
「もう一度人生をやり直せたとしても、俺はメロンじゃなく『甘い瓜』を選ぶね」
「お客様、あちらの女性から『チャーハン大』でございます」
「お客様、あちらの女性から『替え玉』でございます」
「ブーと言えばプーだろ」
「宝くじは総務省管轄の国家事業だろ。なのにドコぞのナニガシかの1等と気高い私の7等にこれほどの格差があるのは不平等だ!不、平、等、だ!」
「みんなぁ~、今日の読み聞かせはハンムラビ法典、バッビロニア語でバッビバビにやるわよぉ~♪」
「この度、素敵なブリーダーさんとの出会いに恵まれ、生後56日の仔ストランドビーストを我が家にお迎えする事となりました」
「小学校の頃3輪ババァって居ただろ?ほら、下校時間にいっつも徘徊してた3輪自転車の婆さん。そう、時速1キロくらいの超低速運転のあいつ。噂ではあのババァがシケイダ3301らしいぞ」
「お客様の中に特殊清掃員の方はいらっしゃいませんか!?」
「アンタを見てると昔の俺を思い出しちまう。特に中肉中背・平々凡々・無味無臭なところなんざ若い頃の俺にそっくりだ。アンタ、いいスパイになるぜ」
「三年前うちの自治会に潜入し、篠田さんの懐柔によって二重スパイとなった牧野さんですが、その後数回のラリーを経て、このたび八重スパイとなりました事を、この年末総会の場で各班班長の皆様にご報告させて頂きます」
「このままじゃ俺達、カラーひよこと同じじゃねーか!」
「こんな面妖で奇っ怪なチョココロネ見たことない」
「あいつからはバックパッカー特有の冷やかし感が漂ってるんだよなー」
「あなたがこのメッセージを見ているということは僕はもうこの世にはおらず、かつ、ベータマックスのビデオデッキが手に入ったという事ですね」
「大学院では何を?」
「超何も」
「落ち着いてキミと話がしたい。まずはその背中に担いでいる大間産の一番マグロと両手に持った携帯式地対空ミサイルランチャーを下に置いてくれないか」
「つまり、この『ライフエナジーフォース』さえちゃんとコントロールできるようになれば、キミの痔瘻だって僕の尿管結石だって全く新しい強力な術式に進化し得るってことなんだよ」
「人類に認識されていないのなら、それは存在していないのと同じ事だろ」
「先輩、将来カエルになる前提の私たちに『オタマ』とか『ジャクシー』ってあだ名付けるの、やめてもらえませんか?同じような事を『ヤゴリン』と『ウジムー』と『ボウフラン』も言ってました」
「中一から高三までの6年間、証人保護プログラム部に在籍してましたし、春と秋の大会にも毎回出てました。あと高三の時は部長も務めましたので多分大丈夫だと思います」
「その両腕に入れてるタトゥーって何の数字なんだ?」
「右腕がマイナンバーで左腕が各種パスワードだ。あんま見んな」
「あの娘は世界一太る食べ物が月餅だと信じてるんだよ。誰が何と言おうとね」
「見えました!遥か未来の1月1日、たくさんの人々が汁に浸った伸びる白い物体を口に運んでいます。う、うあああ!これ以上未来を見ようとすると頭がああああ!アタマがああああああああ!」
「赤マチュピチュ茶チュパカブラ青マチュピチュ茶チュパカブラ黄マチュピチュ茶チュパカブラ」
「お前の顔ずっと見続けてたら広瀬すずに見えてきた!これが『ゲシュタルト崩壊』ってやつかー」
「こちらカツオノエボシ、エラブウミヘビ、ヒョウモンダコをふんだんに使用しました『海の宝石箱ポタージュ』でございます」
「あなたの人生がこれからも永遠にジューシーでありますように」
「俺はビャウォヴィエジャ生まれ シュヴァルツヴァルト育ち 愉快で未開な樹海を巡回」
「警察は事件性はないと判断、か。ふーん」
「こっちは玄孫会社であっちは昆孫会社か。勝ったな」
「イマジナリー宇宙船地球号のイマジナリー第三次世界大戦を阻止できるイマジナリー救世主は俺だけなんだよ!」
「こ、これはっ!バス木魚のダブルキックにキッチリ合わせてスネア木魚、タム木魚、おりんバルを乱れ打ってやがる。まさか嫌々参列させられた田舎の法事でこんな逸材に出会えるとは…。よし、ドラムはこいつで決まりだ」
「俺達の不協和音、見せてやろうぜ相棒!」
「わざわざ教えてくれてありがとう。ちなみになんだが・・・この情報を他の誰かには?」
「あなたに教えるって事も含めて数十人に広めました。あとこの会話もリアルタイムで記録&中継されてますので俺を殺しても事態は悪化するばかりですよマジでマジで」
「俺は駆け出しの異端審問官!まだまだ未熟者だけど、どんどん異端を審問しまくって夢の異端審問ロードを駆け上がってやるぜ!応援よろしくなっ!」
「俺クロスドミナンスなんで、グワシは左手なんですけど、サバラは右手なんですよね」
「きれいな顔してるだろ。ウソみたいだろ。芯出るんだぜ。それで・・・」
「あたい、小股の切れ上がり具合だけは鬼えげつないって昔から言われてんだ」
「好きな女性のタイプ?ヒンドゥー神で言うとカーリー一択ですね」
「ようこそ♡シロナガス曼珠沙華女学院へ!」
「課長ちょっといいですか。なんか、医者が言うには『季節外れの五月病』っていう深刻な病気らしいんですよ」
「プー太郎?失礼な。俺はプー次郎だ!」
「騙されるな!そいつが被ってるのは伊達カツラだ。本物のカツラなんかじゃねえ!」
「そいつぁ~美人の理屈だぜ、お嬢さん」
「そ、それってイソギンチャクだよね?」
「あ~、見えちゃった?なんか変でしょ?女の子で脇にイソギンチャク定着させてるのって。軽蔑した?」
「そ、そんな事ないよ!セ、センスいいと思うよ。個性的だし。オレはす、好きだな・・・」
「ふふっ。嬉しい♡」
「濡れた手で粟をつかむだけの簡単なお仕事です」
「逃走のスノーデンだったか、曹操の夏侯淵だったか、凶相のフリーメイソンだったか」
「せっかくパーマかけたんでついでに丸刈りに」
「はいじゃあ次、13番の人~ 『ファントムバイブレーションシンドロームに悩まされる熊田曜子』やってみてー」
「極論だけど、衣類って足の裏保護用のクロックスだけで良くね?」
「馬鹿にするな!無銭飲食者には無銭飲食者のプライドってもんがあるんだ!」
「さて、モーニングティーからのヌーンティーも満喫した事だし、そろそろアフタヌーンティー始めますか♪」
「1円玉ででいいから1億円くれよ」
「キミ、この『最終学歴:恐山赤魔道士専門学校』ってのは何だね?」
「ここだけの話だけどな、甲子園に長年棲みついていた魔物が阪神園芸の特殊部隊に捕獲されたらしいぞ」
「あんた超能力者か!?なんで俺が『将来に対して漠然とした不安を何となく抱えている』って分かったんだ!?」
「これはカルガモ人気を目の当たりにし嫉妬に狂ったマガモの犯行だな」
「なんてオーバーオールの似合う奴なんだ」
「どん底より下?ズン床のことか?」
「ロック、ルソー、モンテスキューと言えば三大剃毛家だ。ここ大事だから剃り残しの無いように」
「凶器はこのベーコンエピで間違いない!」
「漫才がヤラセじゃなかったら何がヤラセなんだよ」
「たゆたうたゆたうって聞いてたけど思ってたより遥かにたゆたってんな」
「五十代でお前ほどランドセルの似合う奴は見た事ねーわ」
「おまえ『もしも透明人間になれたら』って話、今日これで5回目だけど、どうした?」
「人類を救済するだけの簡単なお仕事です」
「デジタルマネーも宝石も絵画もブランド品も何も要らない。日本銀行券さえ大量にあればそれだけでいい」
「このアンクレット、鎖で繋がってるせいかしら、随分と重たいわ。あと鉄球が邪魔ね」
「ライブハウス全校集会へようこそ!まずはオープニングアクトを飾ってくれた校長の上田にみんな拍手!」
「はいはい、バナナもバナナチップスもバナナマフィンもバナナバウムも東京ばな奈もバナナシェイクも、バナナと付くものはぜーんぶおやつには含まれません!これで満足ですか?それから、家に着くまでじゃなくて学校にバスが着くまでが遠足って事でいいです。みなさんの勝手にどうぞ」
「何もかもうまくいかないけど、オレ元気!」
「おじさんね、会社ではベンチウォーマー、家ではステルス兵器って言われてるんだよ」
「この度『うしろ盾なくし隊』『うしろ手に縛られ隊』『うしろめたさ見抜かれ隊』『うしろ足で砂かけられ隊』という4組のユニットが私たち『お兄やん娘クラブ』から同時デビューする事となりました!2ショットチェキは1枚5千円!応援よろしくなのです!」
「ブルマーに騙されるな!そいつは47歳バツ3の女忍者だ!」
「私? 私は通りすがりのおばあちゃん子です」
「パブロフの犬だワン!」
「シュレディンガーの猫だニャー!」
「ミネルヴァの梟だホー!」
「ヘンペルのカラスだカー!」
「ビュリダンのロバだヒーホー!」
「ファラリスの雄牛だブモー!」
「マクスウェルの悪魔だデビー!」
「ラプラスの悪魔だデビデビー!」
「見えざるピンクのユニコーンだコーン!」
「よーしお前ら、このきびだんごを食え」
「父さんはな、おまえに『俺の子なんだよ』って伝えたくて『俺之子』って名付けたんだ」
「101回も同じ相手に真剣プロポーズって凶悪犯レベルやし。トラウマ級の超激ヤバサイコパスやし」
「正体不明のオルタナティブな何かがついにどこからかフワッとやって来るとか来ないとか!刮目せよ!」
「あの、ワッパーの汁だくって出来ます?」
「おまえはメガンテしか使えねーんだから帰りのチケットなんて要らねーだろ」
「冷たっ」
「よし、十一発ギャグのコツが分かってきたぞ」
「おお、これがMacBookかぁ」
「いや、それは電卓だ」
「その『へそ笛』って体勢キツそうだな」
「ねぇ、弔合戦しよ?」
「博士!『可哀想だと思われている人』と『可哀想だと思われている自覚がある人』の数がぜんぜん合いません!」
「すごい!毎日がまるで引退セレモニーみたいだよ!」
「『甘じょっぱいもの』が好きだった俺は段々と『油甘じょっぱいもの』が好きになり、今じゃ骨の髄まで『油甘酸っぱじょっぱいもの』の虜さ。笑えるだろ?」
「この小包、『精密機械シール』がビッシリ貼ってある割にはドックンドックン脈打ってるな…」
「こちら、『季節の豚バラもやし炒め』と『旬のマッケンチーズ』でございます」
「なぁ、道路がずっと下り坂ならガソリンも電気も要らなくねえか?」
「そーだな!」
「そんなに集めても消費する時間無いだろ」
「俺の彼女、太陽の塔にそっくりなんだ♪」
「肌感覚でわかる。この、ガスマスクを被って両手に手製のスプレー缶を持った幼女はやべえ奴だ」
「うちの社食ってメニューが200種類以上あるんだけどさ、カレーと麺類と丼物とハンバーグと唐揚げとトンカツが無いんだよなー」
「すげー無いな」
「おい、重税に納得いかないからってスクランブル交差点の真ん中で転がり回るなよ」
「お互いが笑い合って生きていく為には配慮、遠慮、思慮、苦慮、あと熟慮あたりが不可欠だな」
「俺とお前の左手の小指が瘴気を纏った赤黒い糸で結ばれてるのが見えるんだが」
「極上のキラーワードを絶妙なパンチラインに挿入するだけの簡単なお仕事です」
「え?趣味ですか?まぁ、リアルタイムで片思いの女性の生活を一方的に観察したり記録したりするのが趣味と言えば趣味ですかね。あ、その女性はおとなしくてやさしい人ですので僕の身に危険は及ばないと思いますよ。なのでご心配無く、刑事さん」
「来たれ新入生!『独り相撲』部へようこそ!」
「結局、どんな僅かな刺激ででも簡単に脳汁出せる奴が最強なんじゃね?」
「なぁに、阿弥陀寺の琵琶法師・芳一が平家一門の邪悪な怨霊から身を守るため全身に般若心経を写経して欲しいと住職に頼んだが当の住職はハイブランドに現を抜かしており芳一の全身は瞬く間にルイ・ヴィトンのモノグラムで埋め尽くされ、結果悲しい結末を迎えた、みたいな話さ」
「もう潰れてから何年も経つのに、その廃病院の地下にはまだ電源が入ってる冷蔵庫があってね、その冷蔵庫の5つの扉の中に絶対触っちゃいけない『開かずのチルド室』っていうのがあるんだって。でね、そのチルド室にはね、今でも、腐らずに、パクチーが保存されてるらしいのよ。怖い話でしょ?」
「課長、この火葬場を設計した人物が分かりました。ダレーシモ・ダビニフス、36歳、ロシア人です」
「たとえその人が誠実に正確に詳細に話したのだとしてもそれが事実だとは限らない。人は簡単に思い込む生き物なのだから」
「あんたそれでもプロか? 口から鳩が顔出してるぞ」
「なんか右足首だけピリピリするなーと思って見たら仔デンキウナギがじゃれついてたわ」
「カツラが半回転するほど恋したい」
「膀胱がパンパンになるほど恋したい」
「紙パンツが溶けるほど恋したい」
「スウェーデンのホットスパーには『シュールストレミングマヨおにぎり』や『シュールストレミングまん』が売ってるらしいぞ」
「程々の商品を言葉巧みに高く売りさばく簡単なお仕事です」
「ミッキーが10匹ほど踊ってるけど大丈夫なのか?」
「デカい馬かと思ったら超デカいロバだったわ」
「幽霊って見た事ある?」
「お前しか見たことない」
「死の直前に見た夢が有り得ないほど長く、既に人生数回分は見続けているがまだまだ終わりそうになく、人生って短いのか長いのかよく分からなくなっちゃった、みたいな話さ」
「スーパーの試食コーナー最近見なくなったよなー。最大の栄養源だったのに…」
「見てろよ!全身全霊をかけて飼い殺されてやるからな!」
「どいつもこいつも逆キチガワズってやつだな」
「死んだ母親がよく言ってたよ。『電撃だっちゃ』ってね」
「なんで俺の魔法ステッキだけ先端が星じゃなくて軍手なんだよ」
「大きなものと小さなものの間で大きな欲や小さな欲が混ざり合い世界は今日もグシャグシャでドロドロだけど、湯船に浸かっちまえば全て解決だな♪」
「任せろ、ハラワタはたった今煮えくり返ったぜ!」
「『何事もトントン拍子の人生』よりも『大ピンチ→ギリギリクリアを繰り返す人生』の方が絶対気持ちいいよな」
「医薬、麻薬、農薬、火薬。『薬』と名のつくものは総じてアレだよなー」
「汝はこの男を夫とし、粘膜感染で悪性の細菌に侵される時も、膿を誤飲させられる時も、それらの感染源が夫の複数の浮気相手だと分かった時も、愛を誓い、夫を想い、夫のみに添うことを誓いますか?」
「情熱大陸の『情熱』は分かるが『大陸』が未だによく分からないんだよ」
「せ、先輩、わたしのきゃろらいんちゃろんぷろっぷになってください!」
「…ごめん。おれにとって由衣ちゃんはきゃろらいんちゃろんぷろっぷっていうより、妹みたいな存在なんだよ」
「このプロジェクトさ、霊験あらたかか霊験あらたかじゃないかに拘りすぎじゃないか?」
「ビーバーの巣や蟻塚を『自然』に括っていいんなら、タワマンも『自然』ってことでいいよな」
「あなたがあきらめようとあきらめまいと試合はつづきますよ」
「お兄ちゃん、三日月の円中暗部に星を描いちゃダメって言ったでしょ?」
「カニほど手が臭くなってゴミが大変な食べ物はそうそう無いのにこの人気。何故だ?!」
「じゃあ何か?ジョブズが果実食主義者でなく食糞愛好家だったらiPhoneの裏にはかじられた巻き糞が刻印されてたってことか?」
「ありえるな」
「『深刻な問題を抱えてしまった時は西へ行け』って古文書、ヒント少な過ぎだろ」
「調べてみたらスピリチュアル界では『黒猫とカラスと黒山羊に同時放尿されて全身に黒い斑点が浮かび上がる』のは良いことが起きる前兆らしいんだよ。だから俺、良いことあるはずなんだ!」
「あなたは重大なミスを犯した。木を見て森を見ず。虫を見て蟲を見ず。車を見て轟を見ず。肉球を見て虎を見ず。遺留品を見て樹海を見ず。マカデミアナッツを見てハワイを見ず。そして、乳毛を見て生命エネルギーを見ずだ!」
「キミ、パワポじゃ分かりにくいからコンテンポラリーダンスで説明してくれ」
「朝の朝食の時に一番最強で大富豪のお金持ちが水中の中で全力の力を出し一瞬で瞬殺する描写が描かれるよう尽力を尽くそう」
「国民に何の相談も無くタンバリンをタンブリンに改名しやがった文科省担当者を実名顔出しで追求しようぜ」
「夢を見たいならまずは今見てる夢から醒めるこった」
「おいっ!俺が楽しみに取っておいた冷蔵庫の謎の肉塊を食ったのは誰だ!?」
「自分の意見や考えや思いや主張を自分以外の人間に発した時点で承認欲求は発生しているのだから承認欲求自体をあまりネガティブに言わなくてもいいと思う。その批判も指摘も軽蔑も卑下も不要論も、そして優しげな言葉も、全ては承認欲求によるものなのだから」
「もし世界の終わりが来たら『終わらないで!』と取り敢えず頼もう」
「尾鰭が付いて胸鰭も背鰭も付いてスクリューも付いてマルチ周波数デジタルセンサーも付いて88式超長距離魚雷発射装置まで付いたような話だな」
「鮭の中で精巣や卵巣が未発達で脂の乗りのいい若い個体を『鮭児』って呼ぶだろ。その鮭児の中でもより孤立していてモジモジした個体は『はぐれ鮭児純情派』って呼ぶらしいぞ」
「ほんとかよ!?」
「ティーカップケルベロスの多頭飼育崩壊で実家が大変なことになった」
「荷物持ちにだって『でっかい荷物を持つ』っていうでっかい夢があるんだ!」
「不思議なキノコを食べて夢見心地だけど正気は保ってるぞ。例えば…『太ってて醜くて耳が丸くて短命なエルフだって実在する』どうだ、ちゃんと現実が見えてるだろ?」
「ここの黄金比は677対293だから絶対間違えるなよ」
「えーそれでは、最後は恒例の64本締めBPM190で閉会とさせて頂きます。みなさん、お手を拝借~」
「チキンライスなんて贅沢出来ないよ。俺はケチャップライスね」
「じゃあ俺は塩ライスで」
「じゃあ俺はジェネリック塩ライスで」
「オレ、無駄な抵抗だけは誰にも負けたことがないんだ」
「博士!今日僕がずっと『バスクリンが切れた』って言ってたのは『バスマジックリンが切れた』の間違いでした!頭ではバスマジックリンを思い浮かべながらバスクリンって言ってました!」
「ギャップだ!ギャップで魅了するんだ!」
「マークシートのテストを白紙で出したってオマエ馬鹿か?いいかよく聞け、マークシートってのはな、選択肢の中のどれかは正解なんだよ。だから今後は全部塗り潰して出すんだぞ」
「はい!先生!」
「好かれたいですか? それとも好かれたくないですか?」
「自分にとって都合のいい人からは都合のいい程度に好かれたいですし都合の悪い人からは好かれたくないです」
「あなたは正直者ですね。この金の斧をあげましょう」
「しまった。居心地が良すぎてつい中流の家庭で何年も育ってしまった」
「数多有るファンタジー作品の中で最も忘れ難い生物は『さるかに合戦の牛糞』かな」
「博士!『踏んだり蹴ったり』って正確には『踏まれたり蹴られたり』だと思います!」
「そんな事言い出したら『美人』も『ばえる』も『グッドデザイン賞』も『百聞は一見にしかず』も全部ルッキズムってことなのか?」
「なんだこのエロマンガは!? 主人公の葛藤や苦悩や挫折、努力や成長、友情、夢、勝利、そして何より局部が描かれてないじゃないか!」
「おい、言語道を極めた言語道十段の高僧が遂に『言語道断』に挑むらしいぞ」
「ほう。彼が『宇宙人なのでは?』との噂が絶えない『内鵜ジン』君か」
「『ゴブリンは引っ込んでろ』って言った人がゴブリンなんですーそっちが引っ込んでくださーい」
「何度でもダボス会議で言いたい。俺は『竹内のみそまんじゅう』も『加賀の娘娘万頭』も両方同じくらい好きなんだ!と」
「オマエその右耳のカット傷…住所不定でパイプカット済みって事か?」
「さぁ今日もエターナルギャラクシーアポカリプス関連の授業始めるぞー」
「バンクシーの正体が麻呂なのかどうか、秘密でおじゃる」
「上級国民に生まれて何か不満は?」
「超上級国民にパシらされる事すかね」
「基本の調味料である砂糖・塩・マヨネーズ・ケチャップ・ソース、この五つを覚えやすいように昔から『さしずけそ』と言います」
「ちょっと聞いてくれ。これはあくまでも仮説なんだが、ひょっとしたら『俺こそが救世主』ってことはないかな?」
「ないな」
「つまづいたっていいじゃないか 機械にんげんだもの」
「『9歳になるまで離乳食を拒否しつづけ乳だけを求めハンストに突入』以上が彼に関する資料の全てです」
「お前みたいな奴のことを『フタコブラクダの顔をしたヒトコブラクダ』って言うんだよ」
「どんな食べ物でも必ずスプーンだけで食べるんだよ!」
「分かったよ母ちゃん!」
「この世界には3種類の人間がいる。『善悪』を重視する人間と『好き嫌い』を重視する人間と『合理不合理』を重視する人間だ。しかしこの3種類の人間は同類とも言える。なぜなら皆厳密に言えば『損得』を何より重視しているからだ。わかったか?マイブラザーよ」
「わかったから早く金返せ」
「モチベーションを上げるためにコツコツと醜態をさらして恥辱にまみれてきた半生だったんだけど結局モチベーションは上がらなかったんだ。笑えるだろ?」
「超笑える」
「『波動拳』は出せるのに『かめはめ波』が出せない。こういう人が令和になってから急増しています」
「濁せ濁せ!もう取り返しがつかないほどお茶を濁しちまえ!」
「お待たせしましたー『唐揚げと竜田揚げとザンギとチキン南蛮とフライドチキンと揚げ鶏と鶏天と鶏カツとささみフライとチキンナゲットの盛り合わせ』になりまーす」
「見た目はウォーターベッド!中身は非常用カレールー!」
「どう見ても普通のメガネなのに内側には特殊スクリーンが貼ってありベルトに仕込まれた本体とワイヤレスで繋がっていて視線と瞬きによりネット接続できる自作カンニングガジェットを持ち込んだ受験生はもう合格でいいだろ」
「この味噌のスープ… 母ちゃんの味だ…」
「あさげって言うんだよ」
「赤道付近のセミは羽化してから2~3年は生きるらしい。この情報は俺が赤道付近を旅してた時に羽化してから3年生きたっていうセミから直接聞いた話だから間違いない」
「あ、すいません、せっかくパーマかけたんで、ついでに丸刈りにしてもらえますか?」
「襲うなら寝込み、すじなら煮込み、フルートならCocomiだ!」
「あいつ、俺と会う時いつも黒い革手袋してるんだよな」
「『相手の嫌いな所しりとり』、もうやめようぜ」
「ひとつだけいいですか?あなたは事件当日の現場でなぜ肉まんを食べていたのですか?しかもなぜ7つも?熱々だった?美味しかった?空腹だった?ゲップ出た?もっと食べられた?あんまんとか混ざってなかった?いったいどうなんですか?」
「ひとつだけじゃないにもほどがあるな」
「たのむ!『いい感じ』なのか『いい調子』なのかハッキリしてくれ!」
「俺が許せないのはお前のその鳴き声だ!」
「ポテチとドリトスとキャベツ太郎ばっか食ってるオマエの毎日を『野菜中心の生活』とか言うな」
「パーツさえ揃えばすぐにでも作れるんだけどな… ガンダム」
「おまえのエクトプラズム、大型犬のヨダレっぽく出るのな」
「すいませーん、この『オリジナルデザインに対応★オーダーメイド・バースデーケーキ』ってやつで『メスの女郎蜘蛛の腹部の内側の柄のケーキ』ってできますか?」
「怖がられるかと思って今まで黙ってたけど… 実は俺、カウチポテト族なんだ」
「数日前、隣の席の『有栖川カレン』が忽然と姿を消した。元々身寄りがなく地元の有力者・有栖川家の養子として育てられた彼女は生徒会会長で弓道部部長で文武両道な超有名人。なのに未だ目撃情報ひとつ無いのが不思議だ。身長197cm体重125kgで側頭部から捻れた角が生えているのに、だ」
「泣き虫だった俺達は高校で泣き虫部を立ち上げて地元を支配したんだ」
「ピーマンを残したくらいでボクを責めるな!ピーマン以外のケミカル肉や発酵ドリアンや乾燥アメフラシを食べた事を褒めてくれ!」
「暴力かぁ~ 懐かしいなぁ~」
「こら、等身大の『生理的に無理』を無邪気にぶつけて来んな」
「原因は不明だが『12枚組自主制作コンプリートボックスCD ザ・ベリー・ベスト・オブ・俺』(税込6万円)の豪華特典(握手&サイン)付先行発売会(@視聴覚室)に招待客(クラスメイト全員)が誰も来ない」
「寝坊がてら朝風呂に6時間浸かり、その後飯をダラダラと2時間、その流れで昼寝を6時間。さぁて、夜も更けてきたし夕飯でもダラダラ食ってから寝るとするかぁ~」
「昔っから自分に都合のいいモンに神やら天国を、都合の悪いモンに悪魔やら地獄を重ねてきただけだろ人間なんて。あ、にんげんだもの」
「愛しおんどれへ」
「キャットフードは食べないワン」
「トランシルヴァニア地域の森の奥で千年以上の歴史を持つヴァンパイア温泉の老舗旅館『ヴァンパイアグランドホテル』の別館『ドラキュラ院』の館内ヴィラ群『吸血楼』の中で最高グレードの『血飛沫邸』にのみ併設される『純血の湯』が滋養強壮にいいらしいぞ」
「旅のサディストの方、その小屋に、もう雌豚はいませんよ…」
「『アーメンそうめん冷やそうめん』には思うところが山ほどある」
「ストレッチマークとセルライトを一緒にすんな!夫々に魅力があるだろ!」
「俺達の『火付きダイナマイトリレー式・古今東西ゲーム』ってさ、盛り上がりはするんだけど最後必ず誰かが黒焦げになって入院するよな」
「ツイーターとヘースブックならやってるけどエンスターとチークトークはやってないんだ」
「ズバリ、嘘言うわよ」
「泣かないで、ゾンビさん」
「俺の顔も名前も忘れてくれていい。だけどこの、我ながら惚れ惚れする土下座のフォルムだけは憶えていてくれ」
「君に頸動脈から血を吸われて以来、なんか調子が変なんだ」
「そろそろベルゼブブ漬け、どうどす?」
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