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他人の人生なんて全部虚構。でもニセモノなんかじゃない。

先日の女子会で友達が、「日焼け止めを塗っていると肌から吸収されて血液に日焼け止めが混ざってしまうから塗らないほうがいい」と言ってきた。

その後、スマートフォンは電磁波が出ているから枕元においてはいけないと力説された。
さらに、Wi-Fiを切ったら眠りが深くなるらしい。

そんな、まさか。

オカルトなのか陰謀論なのかわからない話を聞いて、私の脳内はハテナの大行列。
でもその女子会はこの話で大いに盛り上がった。

家に帰りながらスマホで検索し続けていたのだが、本当だとも嘘だとも証明できる説が見当たらず、なんとも腑に落ちない。

その日は、念の為スマホをベッドから離れた場所に置き、寝た。
なんだか、その日はよく眠れた。

「人魚が逃げた」は嘘や作り話がテーマになっている。

嘘や作り話、なんなら陰謀論が本当か嘘か、そんなことは大して大事じゃないのかもしれない。
話している人が楽しそうだから、それでいいのかもしれない。
事実でなかったとしても、その嘘は誰かの幸せにつながっている、それならそれがその人の真実じゃん、そんなことを思いながらこの本を読んだ。

もっと楽しい毎日になるように、弱い自分を元気付けるために、都合の良いオカルトを信じてみる。これは賢い選択だ。

後日、友達に日焼け止めって本当に血液に混じるの?と聞いてみた。
答えは「知らんけど。」
・・・知らんのかいw

よし、今日はWi-Fiを切って寝よう。
明日は絶対いい日になる。



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