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【IDEA】散歩の歩き方と考え方について少しだけ…

「歩く」動作って子供の頃は全然意識しませんが、大人になると、その手軽さと、奥深さに気付かされます。でも、移動手段としては最弱ですよね…
それでも、良い習慣を目指す上で最も基本かと思います。
数年前はランニングがブームでしたが、最近はウォーキングをしている人が多い気がします。特に筋トレ愛好家は、ランニングをすると出力が遅筋優位になるので、ウォーキングを好みます。因みに、散歩は英語でstrollというみたいです。

ウォーキングと散歩の境目はまぁ良しとして、私の場合、都会に出ると延々と散歩をします(田舎の散歩は景色が変わらないので退屈しがちです…)。

散歩に興味を持てた2冊です。
歩く人の頭の中を覗いている様な作品です。

一日のうちで、(中略)自分に打ち込める時間である。自然が欲したとおりの自分であると僕が真実言いうる時間である。

 【ルソー 著】孤独な散歩者の夢想:第二の散歩 より

……ある若いドイツ人はこう書いた。「歩く経験では一歩一歩が思惟なのだ。自分から逃れることはできない」

【レベッカ・ソルニット 著】ウォークス 歩くことの精神史:第4章 恩寵への上り坂 より

2人の著者は、散歩についていずれも思想的、哲学的な立場で語っています。この辺りの認識が必要なので、未熟な子供には少し難しい動作なのかなと思います。

【ところで…歩き方にコツはあるのか】
よく耳にするのは「歩くと疲れるぅ…」「えー!あそこまで歩くのー!?」みたいなものです。
でも、疲れない方法はあると私は思っています(というより、実践しています)。

【そもそも疲労はどこからやってくるのか】
歩いていて「何か疲れてきたな…」という人は、おそらくですが、脚の疲労だと思います(ふくらはぎ、股関節周辺など)。
私は専門家ではなく、あくまでアマチュアとして人体や運動に興味がある手前、分析の甘さがありますが、自分なりにまとめました。

【疲れない歩き方】
・骨盤幅(およそ肩幅)で歩く
・かかとからではなく、足裏全体で着地する(いわゆるフラット接地)
・遊脚の足首は伸ばす(伸ばすというより、だらんと脱力させる)
・大股で歩かない

余談ですが、私の大好きな古武術家の歩き方がとても綺麗です。

和服の場合、上半身と下半身のねじれは着物が崩れる原因の様です。

今回は以上になります。記事を読んでいただきありがとうございます。これからも続けていくので、よろしくお願いします。

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