Naohiko

北海道で高校教師をしています。「シンプルであれ、前向きであれ」を今年の格言にして日々生活しています。自分の在り方をベースに発信しています。

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北海道で高校教師をしています。「シンプルであれ、前向きであれ」を今年の格言にして日々生活しています。自分の在り方をベースに発信しています。

マガジン

  • 【NOVEL】

    短編小説を掲載しています。主にミステリー小説になります。

  • 【IDEA】

    私の意見・考えを発信しています。動画や本、画像を参考にしています。

  • 【PRIVATE】

    私物やマイブームなど個人的なものを紹介しています。

  • 【ROUTINE】

    日々の日課を写真で紹介しています。

最近の記事

【NOVEL】アートマン 第4話

三者による会談が平行線を辿っていると、障子が勢い良く開いた。蝋燭の火は大きく揺らぐと、三人は、開けた主である軽装の男に目をやった。 「あ、もう始まってます?すいません、遅れて…」 流行りモノで身を包み、自分が一番と思っているこの人物を以下【青春】と名付ける。 短気「遅い!それに、すいませんじゃなくてすみませんだ!何度言えば分かる!」 【中道】は【青春】に、ことの経緯を説明してみせると、彼はすぐさま膝を崩してこう言った。 青春「うぅん、確かにここ最近、僕の出番がめっき

    • 【IDEA】観察→分析→洞察

      本記事はnoteの作り方の第二弾です。勉強の仕方と捉えても良いと思います。第一弾はリンクを貼っておくので良ければご覧ください。 以下、3つのステップで構成されます。 1、観察(observation):物事をありのままに注意深く観ます。 2、分析(analysis):物事の構成を細かくしていきます。 3、洞察(insight):1、2、を踏まえて一般化を目指します。 例えば、「良い友達ってどんな人?」という記事を書いたとき… 1、職場やプライベートの人間関係を観察し、振

      • 【NOVEL】アートマン 第3話

        短気「待ってくれ、その仮定は一体誰が決めた」 中道「…誰が決めたというより、全人的な、ある種の定義として定めている。比較的と言ったのもそのためだ」 短気「目標とする根拠は」 悲観「おそらく、世間では幼稚または危険と判断されてしまう。細分化された外界への視野は、冒険的ではあるが極めてリスキー。それは一個体の時間経過によらない。悲劇を起こすも受けるも、大人であろうと子供であろうと事件の背景はここにある。このままでは大なり小なりの罪を犯し、この器は惨めな罰を受けることになる」

        • 【PRIVATE】仕事は辛いかね?

          今回は「仕事」に関する記事です。タイトルはデイル・ドーテン著「仕事は楽しいかね?」をもじってみました。 自ら生計を立てるとなれば、何かしらの職業に就き、仕事に従事します。報酬や昇進など外的な目標があれば、それはモチベーションになります。一方で、他者貢献や自己成長など内的な動機付けによって、自然と仕事にのめり込む人もいます。 ところが、仕事に意味を見出だせず、ただの作業のようになることもあります。まるで、時間と労力の浪費と思えますが、それでも給料を対価として頂いている手前、

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        • 【NOVEL】
          35本
        • 【IDEA】
          34本
        • 【PRIVATE】
          10本
        • 【ROUTINE】
          7本

        記事

          【NOVEL】アートマン 第2話

          枯山水に架かる太鼓橋を渡り、縁側へ向かう。内でもなければ外でもないあの板敷を越えて、その先の障子を開けたら最後、私の(彼らの)人生という名の旅が、異なる方向へと進むのである。青い翼を持っていた鳥たちは、若き日への郷愁をバネにするが、親鳥はそれが裏目に出ないことを切に願う。 薄明りの向こうで二つ頭が揺れている。私は障子に手を掛けるが一旦下がった。気後れでは無い。落胆である。滝のような雨が地面を打ち付ける未明、敷かれた小石の隙間で水が躍る。空しい一夜の忍耐は散歩によって浄化され

          【NOVEL】アートマン 第2話

          【NOVEL】アートマン 第1話

          今からちょうど五年前、私は後輩たちに背中を押され研究室を出た。ざんばら髪の私は、頭をかきながら照れて見せて、一言「頑張ります」だけだった。今思うと…というより、あの頃言っておけばよかったなと思うことは、私の人生で多々ある。加えて、義理堅い性格からか、些細なこともついつい重く受け止めていたであろう。 これまでの自堕落な学生生活が借金となっている。当時、後輩からもらった寄せ書きをいまだに持っている。本当のところ、彼らは私のことをどう思っているのか知らないが、それでも今こうして大

          【NOVEL】アートマン 第1話

          【ROUTINE】ONE DAY 2

          「とある一日」の第二弾になります。 久しぶりに日課の記事を投稿します。 以前、友人に「これはルーティンなのか?」と聞かれたことがありますが、晴天の休日は、概ねこのようになります。 【6:00 起床】 【9:00〜11:00 合トレ】 地元の体育館です。自治体運営である公営ジムは回数券で利用できるので便利です。また、似たような時間帯を利用していると、そこで知り合いができたりします。普段、一人でトレーニングする私にとって良い刺激になります。 【12:00〜14:00 喫茶

          【ROUTINE】ONE DAY 2

          【IDEA】人は、なぜ鍛えるのか

          日本にもフィットネスブームが到来し、ジムやパーソナルトレーナー、サプリなどが盛んになって久しいです。ところが、この傾向はまだまだ都会の話であって、田舎の年配者には理解し難たいようです。実際、トレーニングを日課にしていると、「そんなに筋肉付けてどうするの?」「先生は、一体何を目指しているの?」なんて聞かれたりします。 この記事では、トレーニングの動機と継続の仕方についてまとめてみたので、良ければ読んでみて下さい。 【私と彼らの場合】今年で37歳になる私ですが、子どもの頃から

          【IDEA】人は、なぜ鍛えるのか

          【IDEA】多様性から村社会へ

          前回の続編になります。読んでいない方は、リンクを貼っておくのでご覧ください。 先日、あるお店で知り合った方と、お互いの趣味の話になりました。その方は女性できれいな容姿でしたが「私はF1が趣味です!毎年、鈴鹿サーキットにも行ってます!!」という回答だったので驚きました。人は見かけによらないなぁ、と思った次第です。 多様性やダイバーシティという言葉が使われるようになって久しいですが、私が学生の頃に比べると、大人も子どもも趣味のバリエーションが増えた気がします。 ところで、「

          【IDEA】多様性から村社会へ

          【IDEA】村社会から多様性へ

          これまで私が住んでいた所は、東北三県と北海道なので主に北日本になります。振り返ってみると、田舎暮らしが多いです。 転勤族なので異動に抵抗はありませんが、たまに「ここは村社会だから、よそ者に厳しいよ」なんて忠告を受けることもあります。 それ聞くと「えー」ってなります。 人口数千人の郡部となると、街行く人や借家の住人、車の車種まで皆が皆大体把握しています。放課後になると、生徒らはスーパーの定員やコンビニのレジ打ちのアルバイトをしています。「先生、昨日〇〇で買い物してたでしょ」

          【IDEA】村社会から多様性へ

          【IDEA】悩みのタネはどこから来るのか…

          今回は「悩み」関するテーマになります。悩みの多くは人間関係と聞きます。教師をやっていると、生徒の元気がない場合、大概は友人関係や親子関係が原因な気がします。 それらが理由で、学校に来なくなったり、場合によっては学校を去る生徒もいます。本人は辛いでしょうが、悩み抜いて出した答えが、たとえ後ろ向きなものであっても、人生いつか「あのときの決断は良かった」と言える日が来たりします。 正直、私は人間関係で悩んだ経験は少ない方です。それは、周りの人間との比較からではなく、人間関係の悩

          【IDEA】悩みのタネはどこから来るのか…

          【IDEA】良い友達ってどんな人?

          今回は「友達」に関する記事になります。良い〇〇シリーズ第3弾になります。学校という職場にいると、生徒の友人関係が見えてきます。多くの学生にとって、友人関係の良し悪しはかなり重要になっています。SNSの普及も相まって、学校外でも繋がりっぱなしという状況です。この環境が彼らにとって良いのか悪いのか…学生だった自分を鑑みると、少々息苦しい気がします。 友人とは少し異なりますが、書店へ足を運ぶと、ビジネス書や自己啓発コーナーでは人間関係に関する本がやはり多いです。人付き合いというも

          【IDEA】良い友達ってどんな人?

          【IDEA】良いリーダーってどんな人?

          今回は「リーダー」に関する記事です。会社などの組織に所属すると、その長となる人を中心に、仕事の方向性が決まってくるかと思います。明確な方針であれば、部下も動きやすいですが、曖昧であれば現場は混乱します。集団形成において、主要人物になるかと思います。 本屋が好きな私は、ビジネス書コーナーへ足を運ぶと「リーダーシップ論」「良きリーダーとは…」といった具合に、人を動かすためのハウツー本をよく目にします。名著であれば、それこそ200版以上再版されているのものもあり、いつの時代も、そ

          【IDEA】良いリーダーってどんな人?

          【IDEA】頭の良い人ってどんな人?

          今回は「頭の良し悪し」をテーマに記事にします。たまに耳にするのが、「あいつは頭が良い!」「お前は頭の悪いやつだ…」という台詞ですが、そもそも良し悪しの基準は曖昧です。 以前、職場の飲み会の際、好きな異性のタイプが話題になり、ある同僚が「頭の良い人がタイプです!」という回答で、何ともムズカシイなと思いました。 ということで、頭が良い人というのは、どういう人を指すのか、まとめてみました。あくまでも、私個人の考えなのでよろしくお願いします。 【頭が良い人とは…】 早速、結論

          【IDEA】頭の良い人ってどんな人?

          【PRIVATE】趣味としての音楽

          今回は「音楽」に関する記事になります。と言っても、専門的な見解とかでは無く、私が音楽を好きになったきっかけやオススメ、音楽に関して思うことなどをまとめています。タイトル通りプライベートなものです。趣味の紹介なので、よろしくお願いします。 【音楽⇒青春】 音楽の魅力は色々ありますが、やはりイントロを聴くだけで当時の気持ちになれるところです。 二人組のフォークデュオで活動していましたが、楽曲や歌詞、二人の雰囲気すべてが若い時代を描いています。 まさしく、好きな音楽を聴くこと

          【PRIVATE】趣味としての音楽

          【PRIVATE】趣味としての車

          しばらく投稿をサボっていました… 記事ネタのストックは割とありますが、定期的に作成するのは案外難しいです。 今回は「車」に関する記事です。と言っても、私が影響を受けた人物や私の愛車を紹介する程度です。車に関して、大した知識があるわけでもなく、マニアックな部分も語れません。完全にプライベートな記事になるので、その点よろしくお願いします。 【きっかけとなった人物①】 サムネの左側の方です。現在、レーシングドライバーや登山家、自転車競技選手など様々な顔で活躍されています。元々

          【PRIVATE】趣味としての車