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自分の安定感=防御力を上げよう
こんにちは。今日は「安定感」について。今日はちょっと脱線多めです……
心理的な安定感は何依存?
突然ですが、心理的な安定感はどこから来るものなのでしょうか。
心理的な安定感がない状態だと、ちょっとのストレスに心がざわついたり、なんならストレスがない状態でもどこか落ち着かなかったりします。
身体のスタミナを使い切ったときに心理的な安定感も減るのを自覚できるので、そこらへんが絡んでいる、と私は考えていますが、本当にそれだけでしょうか。
心のことであれば、叱られた時やきつく言われた時であっても安定感は減る可能性があるのではないでしょうか。
叱ることは身体的なダメージになる
ですがそもそも論として「純粋に心にダメージを与える」ストレスは存在するのか、という問題があります。
叱られるときの雰囲気や言動は心に直接ダメージを与えるというよりは、まず私達の身体に「緊張」というダメージを与えてきます。
さらにそこで言われた事実が心を通して身体に影響を与えることもあります。身体の緊張を伴わず、心だけを削られる機会というのはそこまで多くないのではないでしょうか。
そして自分の状態に余裕がある=安定感が有る時はそういった緊張に耐え、心へのダメージを軽減することができ、残ったエネルギーが実際の改善行動につながるわけですね。
これは叱られるのに耐えるだけで行動に使うべきエネルギーを使い果たすケースもある、という言い方もできます。
HPと防御力の関係性
かなり脱線したので本題に戻りましょう。心理的な安定感は身体のスタミナに関連する、という話でしたね。
では、安定感を高く持つ、あるいは回復させるためにはどのようなことが必要でしょうか。身体のスタミナを回復させるだけで十分でしょうか。
スタミナを回復させることはいわばHPの値を上げる効果を持ちますが、防御力を上げることとイコールではありません。
いくらHPを高めても一気にそれを超えるダメージを貰ってはどうしようもありません。
おそらく安定感はこの「防御力」に当たるステータスです。それも、ゲームではなくリアル寄りな意味での防御力です。
スタミナが減れば免疫が弱る、と言った具合に、リアルのHPと防御力には関連があります。心の安定感も同様、という考えです。
さて、安定感を高めるためには結局どうすればいいのでしょうか。
自分で制御できる負荷
おそらく答えの一つは「日常的に心身を鍛える」ことです。結局脳筋かよ、という突っ込みもあるかと思いますが、まあ聞いてください。
ここでの「鍛える」は筋トレ・ランニングなどに限らず、「鍛える」意識を持って日々を過ごすこと全般、という意味合いで使っています。
例えば、なにか自分に役立つことはないかを探しながら歩く、体の感覚を意識し、姿勢を正して生活するなどですね。
これは自分の制御可能な範囲で、自分の中から自分を緊張させる行為です。
自分の中から負荷をかけるということは、当然その負荷を受け止める心と外界の境界線のようなものの耐久性や防御力=安定性を鍛えることに繋がります。
また、自分でかけている負荷が多いということは、そこに外界の負荷が入り込む隙がないと言うことも意味しますから、防御性能は更に上昇します。
「鍛える」意識を持って生活するのはやや大変ではありますが、文字通り自分を「鍛え」ているわけですからそれは当然です。
その果てにはおそらく、結構頑強な自我が待っていると信じてやっていきましょう。