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他人のストレスは感染(うつ)る。

以前の部署の先輩に路上で会った。
最初は仕事の話だったが途中から愚痴に変わった。
私はそれ以上会話をしたくなった。

パートナーが数日ピリピリしている。原因はわかっている。
私のせいでないことも。必要なこと以外はしゃべらず。
そっとしておく。

こんな時、自分に課しているルールが2つあります。

1)不機嫌な人には極力近づかない
近づいていくのは自分から虎穴に入ろうとするようなもの。
不機嫌な人と同じ空間にいると、
普段使わない余計な気を遣い、ストレスが溜まってしまいます。
疲れると次は私が不機嫌になってしまいます。

また、上で書いた先輩のように最初は不機嫌でなかったが、
途中から愚痴が多くなり、不機嫌になることもあります。
その場合はさっさと会話を切り上げて、距離をとるようにしています。

2)自分が不機嫌になった時には、極力喋らず、翌日に引きずらない。
とはいえ、私も不機嫌になることだってある。人間だもの。
こちらはどちらかというとアンガーマネジメントに近いのかもしれないけど、不機嫌になった時は人とあまりしゃべらないようにしています。
往々にして、もめごとというのはこういう時におこるものです...

そして、次の日まで不機嫌を持ち越さない。
メンタルの低下は生産性の低下を招き、
それがまた私のメンタルを下げていくことが目に見えているからです。


カリフォルニア大学リバーサイド校の研究者の報告によると、
みずからの不安を言葉や非言語的態度で強く表現している人が
視界に入ったとき、自分も同様の感情を経験する可能性が高く、
それによって脳のパフォーマンスが悪影響を受けてしまうそうです。


しかしストレスは悪いことばかりではありません。
例えば精神力の強化、人間関係の深化、認識力の向上、
新たな視点の獲得、達成感、より前向きな人生観、
意義・やりがいの感覚、優先順位をつける能力の向上
などを得られることもできます。


とらえ方によって良薬にも毒にもなるストレス。
うまく付き合う方法を身に着けておく必要がありそうですね。


おしまい。



参考記事


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