42:味方が増えた日
Bonjour!
ベナンに来て今日でちょうど半年。
先日、私の活動について話し合うため、配属先とJICAとの三者協議会が行われました。
配属先は私の存在は受け入れてくれていましたが、新規隊員ということもあり、私が「活動について話したい」と言っても今まで聞く耳を持ってくれませんでした。
受け入れてくれるだけ有難いと思っていたし、いきなりきた外国人に自国の教育を指摘されたらそりゃ嫌ですよね…。聞く耳を持てず、当たり前だと思います。
ベナンの教育隊員はカウンターパート(活動するためのベナン人のパートナー)がいません。
そのため、今までは一人でいろんな学校を周り、ベナンの教育現場を勉強しがてら、活動先となるクラスを探すということをしていました。
そして1月から本格的に活動を開始。
3年生のクラスで毎日15〜20分程度授業をさせてもらっています。
目標は足し算を暗算で計算できるようにすることと、かけ算の暗記。
今回の三者協議会では、活動の効果を実感してもらえるよう、テストの結果を用いながらプレゼンしました。
そして、配属先の方々にも実際に私の授業を受けてもらいました。
様々なアクティビティを取り入れた授業はベナン人にとってかなり新鮮だったようで、大盛り上がり。
特にかけ算カルタは「もう一度やろう!」と言ってもらえるほど楽しそうに参加してくれました。
いやーー。ここまで長かったーーー。
世界中で頑張っているJICA同期の活躍を見ながらモチベーションを保っていましたが、今思えば無気力になる日も多かったというのが正直なところです。
今まで一人で活動してきましたが、配属先の上司たちが味方になってくれました。嬉しい!
ずっとこの日を待ち望んでいた私にとって、忘れられない1日となりました。
愛しいベナンでの生活をこれからも噛み締めて、何がなんでも任地の算数教育に貢献して帰国します!
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