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学校に行かなくなった娘の奮闘記

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記事一覧

【実話】#9 学校へ行かないを選んだ娘との奮闘記=成績表についていた見たことのない表記

久しぶりの投稿になります。
たくさんの方にお読み頂き、ありがとうございます。

さて、今日はお話を娘のことで進めていきますね。

3ヶ月間、学校を休み続けた後

市の教育機関である
学校に行かない子をサポートする教育センターに通うようになりました。

自由に学習にも取り組める環境を提供してくださり

娘も静かな校舎での生活に徐々に馴染んでいきました。

コミュニケーションツールとして置

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【実話】#8 学校へ行かないを選んだ娘との奮闘記=教育センターに通うことになって・・・

前回からの続きです。

教育センターに行くのにも乗り越える壁がある
小学4年生。
3ヶ月くらい、全く学校に行かなくなり

学校のすすめで、市の教育センターに行くことを決めました。

もちろん、母の一存ではなく
何回も娘と話をして決めました。

学校に行かない代わりに
教育センターに行くと、学校と同じような扱いになるため
出席日数にカウントされるそうです。

事前に電話をして、状況

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【実話】#7 学校へ行かないを選んだ娘との奮闘記=生きている価値をどこに見出せるか・・・。

前回のお話の続きです。

3ヶ月学校をお休みすると・・・

長年、講師として勤めてきた学校を退任し
心晴れやかに
自分の時間が増えていく喜びを噛み締めていました・・・。

そしてちょうどその頃になると
ダンススタジオの次の自主公演の準備にもぼちぼち入っていきたい頃でした。

そんな時・・・
娘は学校を休みがちになりました。

今回のは少し急速に進んでいったかもしれません。
小4の

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【実話】#6 学校へ行かないを選んだ娘との奮闘記

前回からの続きです。

手が離れていく成長しているのを感じる喜び

小学4年生になり、学級委員にまで立候補した娘。
心機一転、学校には通常登校できるようにもなっていきました。

朝の登校に付き添い、クラスまで見送って
そこからは自分一人で学校生活を過ごせることも・・・。
周りのお友達にも恵まれていたのでしょう。

朝の登校も、登校班で行ける日も多くなりました。

私は学校に同伴しない

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【実話】#5 学校を行かないを選んだ娘との奮闘記=人は前を生きていくもの

前回からの続きです。

きっかけやタイミングを探す学校への同伴登校をするようになり
少しずつ元気になっていく娘の姿に毎日幸せを感じていました。

4年生に進級する時には
「今日から毎日学校に行きたい!」と言ってはりきっていました。

心機一転するチャンスを
どこかでタイミング待ちしていたんだなって感じます。

もう、この頃になると

何が原因で学校に行けなくなったのか・・・
は、

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【実話】#4 学校に行かないを選んだ娘との奮闘記 学校へ同伴登校

応援してくれる方の温かさに支えれて学校に行けなくなった娘のことを
「そのうちヒョコッと行けるようになりそうなんだよね〜!」と

できる!

行ける!

と励まし続けてくださったのは

息子と娘が長年お世話になったお習字の先生でした。

ちょうど、二人と同じ学年のお子さんをお持ちで
ママ友としても交流させて頂いている方です。

ダンススタジオの公演やイベント出演などにも
必ず足を運

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【実話】#3 学校に行かないを選んだ娘との奮闘記=無知だと履歴書調査になる

私のこの記事を通して、

子ども時代にご自身が学校や社会で生きづらさを感じていた方や
思い出したくない過去を脳裏に巡らせた方からの心温まるメッセージを頂きました。
こうやって、心の内を語っていくことは勇気がいるものです。

未熟さ、無脳さ、無力さを感じてきたことを敢えて語っていくと言うことを快く感じない方も少なくないかもしれません。

その一方で、赤裸々に語ることで親近感を感じてくださる方も

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【実話】#1 学校に行けなくなった娘との奮闘記

今日からお届けする記事は
私の実話です。

これから書いていく話は
正直、とてもデリケートな話題でありますので

読まれる方の解釈によって
様々な受け止め方があることも承知で
勇気を出して記していきます。

それは、ある日突然始まりました。今から5年前の冬。
年が明けて少したった寒い日の朝

いつものように朝起きて
家族が朝ごはんを食べて身支度をして
子どもたちが学校に行く時間になった頃

小学校

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【実話#2】学校に行かないを選んだ娘との奮闘記

学校に行けないお子さんをお持ちの方(経験者も含め)なら
お分かりいただけると思いますが、

お休みが続くと
子ども本人に原因があるのを探るよりも

私は自分自身に矢印を向け
とても苦しい日々を過ごすことになりました。

子どもと仕事、どっちが大事なんだと思われたり

自分の子どもはそうでなくて良かったと思われたり

個人でのいろいろな解釈があるかと思います。

前回の記事は、
小学校2年生だっ

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