149.【芸能事務所】オーディションとやらを受けてみないか?と提案され受けてみた話し 〜「これは良い経験になる」と思い蓋を開けてみたら想像以上に学びが多かった〜
【1.はじめに】
僕は、一昨年にスカウトの芸能事務所とは別にもう一つの事務所のオーディションを受けたことがあります。
ここも前回のデモレコーディングバイトと同様に応募してみたことがきっかけでした。
〜前回のあらすじ〜
読んでない方は是非こちらもどうぞ。
【2.代表が経歴を見て判断してくれたらしい】
僕がデモレコーディングを受けたいと言う旨を伝えて、代表に提出した面接と経歴書の内容を提示、その内容は以下の通り。
堂々と出せるものではないかもしれませんが、こんな感じのことを書いた気がします。
これを見た代表がふとこんな一言を口にします。
物腰柔らかくおっしゃられてますが、"「まさかすぎるだろ」な展開"になってないかい?って思ったわけです。
映画ドラマCMのエキストラ、ミュージカルや舞台俳優なんてものに興味はないか?
なんてことも追加で話されました。
【3.僕がつい笑い出した理由】
これに説明を受けた時、正直笑ってしまいました。
ここで笑ったのは何でかって?
理由は至ってシンプル、明白でした。
恥ずかしいですが、書いちゃいます。
それは、自分がお笑い芸人顔全開だからです。
(なんせ笑った顔はビリケンに似ているぐらいですから、これは僕の誇りです)
そして、僕はどっちかと言うと映画やドラマを見る側の立場です。
つまり「そんな僕が俳優に???」ってセリフがバッチリあっちゃう、そんなシチュエーションなんです。
提案された時の僕と来たら。
予想外過ぎるので目が点にもなってしまいます。
(所さんもビックリ)
これは、僕も微塵も考えたことがなかったのです。
ましてや動画に映ることによって、自分では何だか苦手意識が出てきてしまう。
(MVもそれがあって撮ってないんですよ)
映像だといつもの素の自分じゃないので。
ネガティブに言うとなんだか気持ちが悪いとでも言うのでしょうか。
この気持ち、わかる人にはわかるでしょうか。
因みに、もう一度言うと。
僕は、ここの事務所に「音楽のレコーディングデモバイト」をやりに来ていたのです。
「オーディション」というのは顔が整った俳優や演技が上手い人がやる事っていうイメージ、僕とは全く無縁な仕事だと思っておりました。
ただ、社長から言われたのは。
【3.オーディション内容の内訳について】
詳しく内容は書きませんが、僕が実際に表現させていただいた内容はこんな感じです。
オーディションを決めた日とオーディション日程は別の日なんですが、決めた直ぐは「僕はなんでオーディションを受けるんだろうか…」
そうやって目的を見失いかけたこともありました。
これは全て違います。
僕ははっきり自分に答えを導き出して自分が決めて参加しようと決断した自負があります。
それは、やったことない経験を積むことによって、なにか今後の自分の人生に大きく生きてくるんじゃ無いかと考えたんです。
「これこそが自分である」
そんなわかりやすい"表現力"に焦点を当て、代表の審査員に身を委ねる様に僕は表現させていただきました。
【4.気付いて学んだこと】
ここでオーディションをやってみて、僕にとって3つほどメリットがあることを、この経験を通じて気が付いたのでシェアします。
■全力で振り切って与え尽くす練習
…案の定、こうやってnoteのネタとなりました笑
全力で一生懸命表現する力ってどこに行っても必要だと僕は思うんですよね。
自分に矛先を向けているのか?
相手に与える気持ちでやるのか?
それの意識をするだけでもだいぶ違います。
■想いを載せる表現方法の練習
これは自分の中で決めていたことでした。
1つめの自己紹介とアピールポイントのプレゼンなんかは典型的ですよね。
言葉で伝えるという方法ですが。
僕の中でただただオーディションを受けるだけってのは絶対に失礼になる、やるなら相手に伝わらないと意味がない、そう感じました。
このオーディションをやる先方の目的は、事務所に入れるため。
でも、僕がやる目的は経験を増やすため。
全く相互の中で不一致な関係性ではあったけど、ぼくにとってやる価値は十分にあると感じました。(損得勘定で動いてしまいました)
ここの事務所に入るかどうかはわからないけど、相手に伝わるように想いを乗せること。
「俺は本気でやっているんだ」というのを表現したいと思いました。
■自分がどんな風に表現しているのかを聞いて知れる良い機会
フィードバックがもらえるのはありがたいことです。
ましてや芸能事務所の代表からフィードバックを頂ける機会なんて、この先早々ない事です。
なんだとしたら、しっかりと挑戦してみて評価を頂こうじゃありませんか。
そう思い、いざ実践です。やってみました。
そしたら、意外や意外。
始める前と後とでは、僕の評価はプラスになっていました。
これはなんとも嬉しい誤算です。
【5.さいごに】
結局、事務所入所オーディションは合格しました。
ただ「経験として受けさせていただきましたため、今回辞退させていただきました」と素直に伝えました。
(「受けてみるだけでも良いですか?」と伝えてはいました)
こういったところは、自分勝手でしたね。
代表には申し訳ないなと思いましたが、僕の経験のためにやろうって思いました。
なので、オーディションを提案していただいた社長には感謝で一杯です。
事務所社長さんには「すいません…」と謝罪させていただきましたが。
貴重な経験ができたので、これを自分の音楽や人生においての表現力や人に伝える時に生かれるようにしていきます。
p.s.
もしも僕がこのまま事務所に入っていたら、また違った人生が待っていたかもしれませんね。
では、また👋
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