AI時代はスキルプレミアムが崩壊し、仕事の再構築が始まる
こんにちは、田原です。
数年前まで無気力な中卒フリーターで、アニメ&ゲームが世界の中心だった僕ですが、EAに出会ったことで金持ち世界に突入しました。
今は、いろんな案件を検証しながら月230〜300万くらいの利益が出てるので、経済的にはかなり余裕になりました。(上を見たらキリないけどねw)
まぁ、こうやって自由にやれてるのも、当時の僕が「投資」「自分で稼ぐ」という一歩を踏み出したのが全てなんですよね。
詳しくはこっちで書いてます、どうぞ↓
ということで、本題に入ります。
AIによる仕事の変容とは?
僕たちはよく「AIが仕事を奪う」という話を耳にしますが、この考えは的外れだと指摘する専門家もいます。
彼らの主張によると、AIの本当の脅威は仕事そのものではなく、あなたの給与にあるとのこと。
つまり、
というわけです。
僕たちは何かにつけて「仕事が無くなる」ことを恐れていますが、実は「仕事の価値が下がる」ことのほうがより現実的な脅威です。
AIの時代において、本当に重要なのは..
ってことですね。
仕事の再構築:4つのシナリオ
仕事が変容するということは、再構築されるということですが、AIによる仕事の再構築について、4つのシナリオが提示されています。
特に注目すべきは「コモディティ化」のシナリオです。
AIが特殊なスキルを持つ人々のタスクを簡単に行えるようにすることで、そのスキルの希少性が失われ、結果として給与が下がる可能性があるのです。
例えば、高度な分析スキルを持つアナリストの仕事が、AIツールで誰にでも簡単に行えるようになるケースは分かりやすいですよね?
スキルプレミアムの3つの源泉
AIの変容を考えると、人間が持っているスキルのプレミアムについても考察する必要があります。
これを3つの視点に分解すると..
となります。
これらの源泉は、僕たちが仕事で価値を生み出し、高い給与を得るための基盤となっていますが、AIの登場によってここの優位性が脅かされる可能性があるわけです。
AIによるスキルプレミアムの侵食
先ほどは、人間のスキルプレミアムについて触れたので、ここからはAIがこれらのスキルプレミアムを侵食する3つの方法について説明していきます。
特に、②の「学習優位性の侵食」は注目すべきポイントです。
例えば、医療分野では医師が長年の経験で培った知識や判断力が重要視されてきましたが、AIが膨大な医療データを学習し、高精度の診断を行えるようになれば、人間の医師の経験による優位性が薄れる可能性があるのです。
かなり脅威に感じる人も多いはず。
AIエージェントの登場と影響
すでに目覚ましい進化を遂げているAIですが、特に重要なのは「AIエージェント」の登場です。
AIエージェントとは、特定の目標を追求するために設計されたAIソフトウェアですが、これが次なるブレイクスルーになるはずです。
AIエージェントは以下の3つのステップで動作します。
これらのAIエージェントは、従来人間が担っていた「目標追求」という役割を果たすことができます。
つまり、単なるタスクの実行だけでなく、目標設定から計画立案、実行までを一貫して行うことができるわけです。
これまでの技術革新では、個々のタスクは自動化されても、全体の目標達成や調整は人間が担う必要がありましたが、AIエージェントはこの「人間によるループ」さえも不要にする可能性があるのです。
「このやばさ、気づいてますよね?」
例えば、マーケティング戦略の立案と実行を考えてみましょう。
従来の自動化ツールでは、データ分析や広告配信などの個別タスクは自動化できても、全体戦略の立案や調整は人間が行う必要がありました。
しかし、AIエージェントはこれら全てを一貫して行うことができるかもしれないのです。
そうなった世界線では、ホワイトカラーの人間はどれだけ必要なのでしょうか?考えさせられる未来ですね。
中央集権的な市場形成による加速
1つ思考実験をしてみます。
AIによる労働のコモディティ化が進んだ場合、中央集権的な市場形成が加速していき、それがさらにスキルプレミアムの侵食を加速させることが考えられます。
例えば、配車サービスのUberでは、AIを使って効率的に仕事(この場合は乗車)を割り当てます。これにより、個々のドライバーの交渉力が失われ、賃金が下がる傾向があります。
同様のことが、他の多くの職種でも起こる可能性があるということです。
例えば、フリーランスのデザイナーや翻訳者なども、AIによって仕事が標準化・コモディティ化されると、中央集権的なプラットフォームを通じて最低価格で仕事を受注せざるを得なくなるかもしれませんよね?
これは、スキルの価値がAIによって低下し、労働市場が「コモディティ市場」化していく過程だと言えるでしょう。
人間の価値を再定義する時代へ
ここまで読んでくれば、AIが仕事を「奪う」かどうかは重要ではないという意味が分かってきたはずです。
むしろ、
方法論によっては、AIによる基本賃金の低下は政策によって対処できるかもしれませんが、スキルプレミアムの侵食はより根本的で対処が難しい問題です。
次の時代で僕たち人間に求められているのは、AIの時代における「人間の価値」を再定義することではないでしょうか?
AIが得意とする領域(データ処理、パターン認識、反復作業など)と、人間が得意とする領域(創造性、感情的知性、複雑な問題解決など)を明確に区別し、後者にフォーカスしていく必要があります。
それに加えて、AIと効果的に協働する能力も、新たな形のスキルプレミアムとなる可能性があります。
結局のところ、AIの時代に求められているのは、単なる知識やスキルではなく、それらを創造的に組み合わせ、新たな価値を生み出す能力なのかもしれません。僕たちは、常に学び続け、適応し、進化する必要があるわけです。
AIは確かに脅威ですが、同時に大きな機会でもあります。
この変化を恐れるのではなく、積極的に受け入れ、自分自身の価値を再定義していく。そんな姿勢が、AI時代を生き抜くカギとなるでしょう。
それでは、楽しいAIライフを!
ちゃお。
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