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最近ニュースで見る訃報が9割知っている人になって精神的に辛い話【30代うつ病の寛解目指す日記】

私も30代半ばと言う年齢ですが、昔はテレビのニュースなどで見る有名人の訃報も、知らない人ばかりでした。自分が生まれるずっと前に活躍して、今はもうテレビにもあまり出ない方や、大分昔に引退したような方、名前も顔も知らない人だったりが多くて、子供の頃はあまり実感が湧かないような感じでした。
 しかし昨今の訃報を見てしまうと、殆どが自分の知っている人なんです。それはつまり、自分の物心ついてからの同じ時代を生きていた人々、自分の人生に少なからず触れてきた、関わってきた人達で、そんな方たちの訃報を目にするたびに、死というものが急に現実感を帯びてきます。
テレビやバラエティでいつも元気な姿をよく見ていた方が亡くなったと知った時、精神が不安定になります。昔からテレビでよく見ていた志村けんさん、仲本工事さん、細木数子さん、アントニオ猪木さん、ムツゴロウさんなど、訃報を見るたびに涙し、死というものを深く実感します。
これから先、今テレビに出て子供の頃からよく知る有名人たちの訃報は必ず順番に来ます。自分が死ぬまでこの先何十年も、お世話になった人や知ってる人が死んでいくのを見続けることほど辛いことはありません。じゃあ見なければいいんでしょうけど、テレビだけでなく、パソコンやスマホを開けばネットニュースがどうしても最初に目に入ってきてしまう時代、目を背けることはなかなかできないです。うつ病になってから特に、誰かが死ぬということに敏感になっている気がします。人生の余命宣告をようやく実感して、不安とパニック、何かやらないとと言う焦燥感が一気に襲ってきます。
 脳が疲労している今は受け止めきれないほど憔悴しているので、精神疾患が寛解しまともな思考ができるようになるまで、ただただ誰も死なないでいて欲しいと願うばかりです。


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