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【育児】頑張らなくてもいいじゃない

こんにちは、もももと申します。

今日はあるnoterさんの記事を拝見して、私にもそんな時期があったな・・・と、またまた共感できる記事でしたのでご紹介させてください(*^^*)


今回ご紹介したい記事は、ぬるまるさんの記事になります。

つい最近、1歳になったばかりの娘さんの子育てに奮闘中のぬるまるさん。


娘と共に生活することしかしてない自分が、社会に対して弱気だった。専業主婦と言えるほど家事もできず、夫に協力してもらってばかり。こういった社会に対する引け目から、見えない誰かに張り合おうとしていた。


記事には育児をきっかけとして、noteを始めようと思った理由や、当初の育児に対するのご自身の葛藤や想いが丁寧に綴られていました。


きっと初めて子育てを経験するお母さんの多くがぶつかる壁。当時同じような気持ちを抱えていたなぁと、とても懐かしい気持ちになりました。


初めての育児で分からないことだらけの毎日。とにかく抱っこしていなければ泣き続ける息子。


息子を抱っこして、一緒に遊んで、オムツを変えて、授乳やミルクをあげる日々。コレ!と言えるほど特別な何かをしているわけではないのに、慣れない生活や思い通りにいかない育児に疲れ切って、いつもイライラ。


今まで身を置ていた「社会」とは打って変わって、精神的にも肉体的にも負担は大きくて大変なわりに、誰が認めてくれるわけでもない日々。


確かに自分が求めて選んだ幸せのはずなのだけれど・・・。そんな風に思った時期が、私にも確かにありました。


そんな時期を振り返ってみて、私自身の経験をもとに、今初めての育児に奮闘しているママさんに伝えたいな、と思ったことを書こうと思います。


ぜひ、ぬるまるさんの記事と合わせて読んで頂けると嬉しいです(*^^*)


***


先月4歳になったばかりの息子。彼が1歳5ヶ月になるまでの約1年半、私は育児休暇を取得していました。


生まれてから1歳半くらいまでは、とにかく「抱っこ魔」だった息子。


夜寝ている間以外は基本抱っこかおんぶをしていないと、ずっと全力で泣き続けるような子どもでした。お昼寝もベッドでは全然寝てくれず、常に抱っこ紐かおんぶ紐の中が彼の定位置。


抱っこをしていても夕方になると黄昏泣きが酷く、母乳を飲むのは下手でとにかく時間がかかるし、ミルクの吐き戻しも多い。体重が増えなさ過ぎて子ども病院へ通院するなど、まぁなかなかに育てにくい子どもでした( ;∀;)


ちなみに当時の彼の通常スタイルがコチラ。

首が据わって以降は家事のしやすさ優先で、ほぼ毎日おんぶ紐に挟まって過ごす日々を送っていましたね・・・(;'∀')


今でこそ良い思い出として笑い話に出来ますが、当時は違いました。


もともと、独身の頃から子どもと過ごしたり、一緒に遊ぶのが大好き!!というタイプではなかった私。(今もそうですが・・・。)


息子が生まれてからというものの、全く自分のペースでは進まない家事。毎日なぜこんなに泣くのか分からない息子。全然増えてくれない体重。


何ひとつ思い通りにいかない日々に常にイライラしていました。


夫は自営業で在宅なので、息子を抱っこしたり、オムツを替えたり、お風呂に入れたり。出来る限り育児には協力してくれていたと思います。


それでも、やっぱり息子と向き合う時間が一番多いのは母親である私でした。


いつもどこかで、「母親である私が頑張らなきゃ・・・。」という思いを勝手に背負っていたのだと思います。


息子の体重が増えないのは私のせいかもしれない。授乳やミルクのあげ方が悪いのかも。こんなにずっと泣かせていたら息子の心の成長に良くないかもしれない。もっとお散歩に出かけたり一緒に遊んであげないと。


一方で、頻回授乳や泣き続ける息子をあやすことに時間を取られ、気づけばそれだけで1日が終わってしまうこともある日々。


家の中は散らかっているし、食事だって満足に作れない。息子が生まれる前は普通に出来ていたことが、何ひとつ思うようにいかない。


仕事もしていないし、家事すら満足に出来ない。
家の中では息子の泣き声が響き続ける毎日。


頑張ってはいるのだけれど達成感は何もなく、誰も認めてはくれないし、ただ疲れだけがたまっていく。そんな日々。


息子が生後10ヶ月頃。いつの間にか、気づけば高いところから飛び降りることを想像して、とにかく涙が溢れて止まらなくなりました。


育児に協力的だった夫にも散々あたり散らかして喧嘩をしては、もう逃げ出したい、全部終わりにしたい。そんな風に思い、毎日泣いていました。


今思えば、少し育児ノイローゼ気味だったのかもしれませんね(^^;)


これではさすがにマズいと思い、心療内科に予約を入れて受診したものの、とりあえず薬が処方されただけ。結局根本的な解決にはならず、誰かにこの気持ちを話したい・・・と、電話したのが自治体の子育て相談課でした。


電話先に出た相談員の年配の女性は、鼻水を垂らしながら泣きじゃくり、要領を得ない私の話を、時間をかけて根気強く聞いてくれました。


子育てで不安に思っていること、思い通りに何ひとつできなくて自分が情けなくなること、息子の成長のこと。一切否定することなく、全て話を聞いてくれた上で、優しく受け止めてくれました。


「お母さんすごく頑張ってるわね。」
「大丈夫よ。今のままでも充分頑張ってる。」
「心配しなくても子どもは育つからね。」


そんな言葉を沢山かけてもらったと思います。


その瞬間、たったこれだけの言葉で、今まで自分が背負っていたものが、ふと少し軽くなったような気がしました。


家族や身近な人間ではなく、第三者だからこそ、フラットな目線で話を聞いてくれて、純粋に今の自分の頑張りを認めてくれた。


もしかしたら、「今のままでいいよ」と誰かに認めてほしかっただけだったのかもしれません。


「私が母親なんだから頑張らないといけない」
「休職中だし家事くらい頑張らないといけない」


当時の私は、いつの間にか自分の中で勝手に「しなきゃいけない」と言うノルマをたくさん作って、自分の首を絞めていたのだと思います。


自分で自分の理想を作って、そうならなければいけない、そう在るべきだと思い込んでいました。


今思えば、別に部屋が多少散らかっていたって、食事が作れなくたって、思い通りに物事が進まなくたって、そんなの一生続くわけではないのに。


実際、4歳になった息子は、ずっと抱っこしていなくても一人で床の上を歩くし、自分で好きに遊んで、お着替えだって食事だって、少しずつ自分で出来ることが増えて行っている。


まだまだ手助けが必要なことも多いけれど、1歳の頃に比べたら格段に手がかからなくなってきていると感じます。


そんな当時の私に、今の私が伝えたいこと。


「別にね、頑張らなくてもいいじゃない。」


慣れない育児に翻弄されて、子どもにもめちゃくちゃ手がかかって、今は周りと同じように出来ないのなんて当たり前なんだよ。


でも、それはずっと続くわけじゃないし、いつか必ず終わりが来て、少しずつだけど間違いなく楽になるよ。


だから、周りも頑張ってるんだから、自分も同じように頑張っていないといけないなんて思わなくてもいいんだよ。


部屋が散らかってても、食事がきちんと作れなくても、いつかまたそれなりに出来る日が来るから。(いや、今も結構諦めてるけどね。)


私たちは「人間はいつも頑張っていないといけない」とつい思い込んで、それを理想にしてしまいがちだけれども・・・。


頑張らなくても幸せに過ごせるのであれば、本当はそっちの方がいいに決まってるじゃない。余計なことはきっぱり諦めようよ。


「これが出来てない」「あれも出来てない」なんて必要以上に周りと比べて、自分に大きなノルマを課して無駄に苦しむのはもったいない。


だって、子どもって何でもお世話が必要な時期なんてあっという間に過ぎ去って、どんなに寂しくてもいつか手が離れてしまうものだから。


「今、自分が楽しく暮らせているのか。」それだけを考えて、楽しく過ごせる範囲のことだけをやる。あとのことは全部落ち着いてから考えよう。


人生はきっと、周りと比較してどうかの相対評価で見るよりも、今の自分が楽しく過ごせているかの絶対評価で見つめる。そっちの方が、格段に楽しく、気楽に過ごせるのではないか。


ふと、そんなことを考えるようになりました。


息子をおんぶして座ったまま1日が終わったって別にいいじゃない。


仮に洗濯ものがたためずに山積みになっていても、ごはんがお惣菜やお弁当の日があっても。部屋が台風一過みたいに散らかっていたとしても。


別に一生続くわけじゃない。諦めることで気持ちが楽になって、少しでも楽しく過ごせるのであれば、断然そっちの方がいいと思う。


出来てなくても、言わなきゃ分からないし(´艸`)


あの頃は気負いすぎて思えなかったけれど、母親4年生になった今はそんな感じでわりと適当に力を抜いて過ごしています。


出来ないものは出来ないでいいんだよ!!


これが、当時の私の失敗を通して、今初めての育児を頑張っているお母さんに伝えたいなと思ったことです(*^^*)


参考になるかは分かりませんが、こんな適当な母親もいるのだと、少しでも肩の力が抜けるといいなと思って今回の記事を書いてみました。


ぬるまるさん。記事を通して当時の慌ただしかった毎日を思い出し、とても懐かしい気持ちになることが出来ました。


これからも、全力で気楽に楽しく、適当なお母さんをやっていこうと思います(´艸`)✨


素敵な記事をどうもありがとうございました(*^^*)



つたなくお見苦しい文章かもしれませんが、最後までお読みいただきありがとうございました(*^^*)


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