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声を上げ、信じることしかできない私たちは。

2024年11月2日。東京の天気は雨、時折くもり。 この日、千駄ヶ谷にある聖地″国立競技場″で、JリーグYBCルヴァンカップの決勝が行われた。 過去大会最多の入場者数を記録したこの大会の対戦カードは、名古屋グランパスvsアルビレックス新潟。このカードでの今シーズンリーグ戦績は一勝一負。ここ国立の決戦場で、名古屋グランパスとアルビレックス新潟は今年のケリをつけることとなった。 私はいちアルビレックス新潟のサポーターとして、この聖地に足を踏み入れることとなる。ただのリーグ戦とは

    • 0が1になるとき

      私が応援しているとあるサッカークラブが、先日行われたリーグ戦でリーグ9試合ぶりの勝利を決めた。 昨年念願果たしたリーグ昇格。 「J2昇格おめでとう!」の文言とともに喜びを分かちあった余韻もほどほどに、今年のチームの戦績はなかなか奮わなかった。 データにもある通り、このチームは今期引き分けが多い。 先制点がなかなか取れず、早々に失点したのちボールを追いかけるだけの展開。その中でギリギリどうにか同点弾を押し込み、勝ち点を分けて終了する。 もしくは、先制したのち後半、「このま

      • 文章への執着

        文章を書く意味はたくさんある。 記録を残すこと、感情を起こすこと、知識をひけらかすこと、読み手へ世話をやくこと、ただのおふざけ、必要のないこと、未知への想像、どうしても口で伝わらないもの。 なぜ私は、ここまで文章に執着しているのだろう。 文章が好きだ。 文章の癖から、書き手の人となりを想像することも好きだし、自分ではできない表現にわざと心を打たれにいきたい。美しい文章で泣きたいし、面白い文章で笑いたい。汚い文章で怒りたいし、つまらない文章で哀しみたい。 私は、ストレス発

        • 結局、あなたが幸せであればそれでいい

          さて前回のnoteでは、私がネットストーカー癖を拗らせた結果、街を荒廃させるモンスターと化してしまい、世界の終末を招いてしまった話をしたわけであるが、今回はこれの続きである。…… 私が今こうやって文章を書いているまさにその原動力は、 私がネトストをしている先輩の兄が執筆したエッセイによって引き起こされた。 この支離滅裂で奇天烈な文章もなお、そのエッセイの影響を大きく受けているのだ。 このエッセイとの出会いは、もちろんお分かりの通り私が先輩のネトストをしていた中で見つけたの

          最低な趣味

          とあることがきっかけで、久しぶりに文章を書きたくなった。 毎日気だるげに大学へ通い、週末はバイトで溶かし、高校時代はあれほど食べていた朝ごはんも食べなくなってしまった一人暮らしの大学生活。モチベーションは何もない。 そんなとある日のことだった。私は今までの生活で何をモチベーションに生きていたのだろうと回顧する。 小説を書く?いいえ。 映画を見る?いいえ。 彼氏と過ごす?いいえ。 友達と遊ぶ?いいえ。 夜の一人時間をネトストに費やすこと?… はい。 そうだ。私がこんな

          最低な趣味

          ネックレスの解き方

          私は先日ネックレスを絡ませてしまった。 いや、正しくは買って帰ってきたら勝手に絡まっていた。たかが300円のやっすいネックレスの癖にふざけるのも大概にして欲しい。私には時間が無いのだ。300円ごときのネックレスの絡まりを解くのに割いてやる時間など無いのだ。 そんなことをブツブツと心の中で反芻しながら、私は拙い指先を使ってチャームを捏ねくり回していた。安くてもせっかく買ったのだからさすがに着用したい。たかが300円、されど300円。 しかし奴はしぶとかった。絡まりが強いのは先

          ネックレスの解き方

          世界史のススメ

          私は現在高校3年生の受験生である。 これを書いたのは息抜きと、自分の学習のモチベーションをあげるため。ついでに、皆さんにも世界史を知ってもらおうと思う。 世界史学習のスタートはアウストラロピテクスから。そしてゴールはまさかのビートルズである。(山川出版社のセンスよ) ずーーーっと昔の、もはやゴリラのような人間の頃から、横断歩道を4人で渡るジャケットが世に売り出される頃まで、いったいどのくらいの歴史を紡いでいるのだろう。……ここで興味を持った人は世界史向いてそうなのでもう記

          世界史のススメ

          私はロボットではありません

          はじめてnoteを始めた。 こんにちは。私はしがない高校生です。 このnoteを登録する時に、「私はロボットではありません」ということを証明しなければならなかった。 何も考えず、ただ、無心に信号機の写真を選びながら、自分がロボットである可能性を無意識に投棄してることに気づく。 私は本当にロボットではないのか?もし、自分がロボットだと自負していたのだとしたら、私は「私はロボットではありません」のボタンを押すことはしなかったのだろうか。 否、そんなことはない。 きっと私が本当に

          私はロボットではありません