![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155388465/rectangle_large_type_2_d53860588b82aa90a30be3e2a13d620e.png?width=1200)
破壊で究極のストレス発散!? REEAST ROOM@新宿店 ルポ!
REEST ROOMって?
REEAST ROOM(リーストルーム)とは・・・
「やってはいけないことを、より楽しく、よりFUNNYに!!」をコンセプトにした
アミューズメント施設のこと!!
コンセプト通り、「やってはいけない」を楽しむ場所。
新宿店でできるのは、とにかく物を破壊する〈物壊し〉、
ダーツの要領で的に向かって斧を投げる〈斧投げ〉の2つ。
いずれも、ストレス発散にもってこいのサービスだ。
今回訪れた新宿店のほか、現在、以下の場所に店舗がある。(2024.09現在)
・池袋店(東京)
・浅草店(東京)
・名古屋錦店(愛知)
・大阪心斎橋店(大阪)
店舗によって、提供しているサービスが異なるようなので、
訪れる際は、事前によくチェックしてみてほしい。
ちなみに、元々はアメリカで2000年代にサービスが開始。
それが2019年に日本にも上陸した形だ。
物壊しへの完全防備!
その中で、私が今回体験したのは〈物壊し〉。
決められた場所で、決められた時間内であれば、その場にあるものを
なんでもぶっ壊してOK!という、かなりぶっ飛んだ体験だ。
まず、コースが以下のように分けられている。
時間や、壊したい数・物によって選択が可能。
![](https://assets.st-note.com/img/1727084732-oWhvYl6yZT2w4aDFpugGm8UB.jpg?width=1200)
ストレスが溜まっていた私と友人は「スペシャルコース」を選択。
物壊しでは、スタンダードコースより上になると、家電まで壊せるので驚きだ。
店員さんに、店や料金などの説明を受けると、着替えに移る。
物を破壊するだけあって、完全防備で挑むのだ。
着ている服の上から、ツナギを着る。
このツナギは、下に服を着ていることもあり、
結構パツパツになるので、普段の服のサイズ+2を選択するのがベストだ。
ボウリング場で履くような靴も提供される。
ちなみに、夏場にサンダルで行っても、靴下は店から貸し出されるので安心だ。
(貸し出し靴下が気になる方は、持って行こう!)
手袋は、ゴム手袋と布の手袋を二重ではめる。
頭には、養蜂場の人のような、顔部分が網目のネットで覆われたヘルメットを被る。
手袋は、ゴム手袋のみであればスマホ操作が可能とのこと。
写真や動画も撮りやすく、至れり尽くせりである。
心のままにぶっ壊す!
グッズを装着したら、いよいよ物を壊す専用の密室に移動。
簡単なルール説明(禁止事項など)の後、タイマーが作動。
いざ、ぶっ壊しタイムスタートだ!!
ぶっ壊すのに使える道具として、ハンマーとバールが用意されている。
私は、ハンマーの方がスムーズに破壊できたので、基本そちらを使用した。
眼前には、たくさんのガラスや陶器でできた食器類と、
給湯器やルンバといった小型家電が並べてある。
それを、ただ無我夢中で壊すのだ。
私は、気性も荒くなく、反抗期すら碌になかった人間なので、
衝動に身を任せて物を破壊する行為に及んだことが、これまでの人生になかった。
恐る恐るハンマーを握り、皿に向かって振り下ろす。
パッキーーン!!!
当然ながら、とんでもない音が響く。
一緒にいた友人も私と同じような質なので、2人してビビりまくる。
ところが、数回振り下ろしていくうちに、罪悪感も恐怖心も無くなっていくのだ。
不思議な体験だった。自分の隠れた凶暴性が露わになっていくのが、
恐ろしくもあり、楽しかった!
カ・イ・カ・ン!
最初に抱いていたマイナスな感情は、
快感へと変わっていき、さながらセーラー服と機関銃の
星泉のようになるのであった。
最初は皿など、小物を中心に破壊していき、
身体と心が慣れてきたら、続いては小型家電を破壊していく。
小型家電に移った頃には、もう歯止めが効かない状態だ。
汗だくになりながら、ひたすら物を叩き壊す。
そして時々笑う・・・。
側から見たら、なんとも不気味で異質な光景だろう。
ところが当の本人たちはそれが楽しくて仕方なく、夢中になっている。
![](https://assets.st-note.com/img/1727086587-Z6DzGJLvlhFq7gUwCi0B95Pj.jpg?width=1200)
参考までにと、友人が撮影してくれた私の破壊姿を載せてみたが、
しょぼい見習いの木こりのようになっている。
こんなはずではなかったが、まぁ、楽しかったのでヨシとしよう。
私に隠れて見えづらいが、後ろに黒い男性の置物がある。
これは、サンドバックだ。
ハンマーなどの道具は使わず、蹴ったり殴ったりして使う物だ。
ところが彼が微妙に高い位置におり、私の短足では残念ながら届かなかった。
そして、写真右上に、傷だらけになった部屋の角が写っていると思う。
そこには、物を直接投げつけることが可能だ。
シンプルに、手で皿などをあの角っこに向かって投げつけるのだ。
我々は、「ガラス類は、直接投げて壊した方が気持ちがいい!」ことに気がついた。後半は、一度ハンマーで叩き割った破片を、ひたすら壁に投げつけていた。
あぁ、恐ろしい・・・。文章にしてみると、本当に恐ろしい行為だ。
果たしてこのルポで、行ってみたいと思ってもらえるのだろうか。
それどころか、頭のイかれた奴として、通報されないか。不安だ。
一緒に行くべきでない人
さて。大変楽しいこの施設だが、ここには一緒に行ってはいけない人がいる。
見知らぬ人に対して、同伴者の口出しをするのはおかしな行為だ。
ましてや、自分が勧めたところに行ってくれようとしている人に対してすることではない。それは分かっていながらも、一つ忠告をしておきたい。
一緒に行ってはいけない人、それは・・・付き合いたてのパートナーだ。
ここまでで、この施設の全容を説明しているので、勘のいい人は気がつくかもしれない。ここに付き合いたてのパートナーと行ってはいけない理由。それは、この物壊しは、己はもちろん、同伴者の凶暴性が垣間見えてしまうからだ。
信頼し切った友人や家族、パートナーであれば、無論問題ない。
喧嘩した時の相手の行動を知っているからである。
ところが、付き合いたての相手だと、それが分からない場合がある。
そんな状態で、軽い気持ちでこの施設に行き、相手の凶暴性を見た時、
「いつかこの凶暴性が、自分に向くかもしれない・・・」と頭のどこかで思ってしまう可能性がある。
そもそも、どんな関係性であろうが一緒にいる人の隠れた悪い部分は見たくないし、見ないで済むなら見ないほうがいい。
余計なお世話かもしれないが、老婆心ながらこの忠告はさせてほしい。
最後に
余計な口出しをしつつ、REEAST ROOMの紹介を終えたい。
何度も述べている通り、「楽しくて快感!」が本体験における感想である。
今回のスペシャルコースは、20分の時間制限があり、最初は短いかも…?と思っていたが、スポーツばりに体力を使うこともあり、体感として丁度良かった。
そして、ものすごい量の汗をかくので、ハンカチと覚悟は必携だ。
本記事で、この施設が気になってくれた方は、
安全な人と、ぜひ一緒に足を運んでみてほしい!絶対にハマる!!
REEAST ROOM新宿店
〒160-0023
東京都新宿区西新宿1丁目15-9 VINTAGE1 地下1階
営業時間:土日祝10:00-23:30/平日14:00-22:45
定休日:なし
REEAST ROOM公式
1997年生まれ、丑年。
幼少期から、様々な本や映像作品に浸りながら生活する。
愛読歴は小学生の時に図書館で出会った『シートン動物記』から始まる。
映画・ドラマ愛は、いつ始まったかも定かでないほど、Babyの時から親しむ。
昔から、バラエティ番組からCMに至るまで、
"画面の中で動くもの"全般に異様な興味があった。
MBTIはENFP-T。不思議なまでに、何度やっても結果は同じである。
コミュニケーションが好きで、明朗快活な性格であるが、
文章を書こうとすると何故か、Tの部分が如何なく滲み出た、暗い調子になる。(明るい文章もお任せあれ!)
いいなと思ったら応援しよう!
![Nanochi](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155031006/profile_41b6dd7941f90e9b788e1d69b3c3873c.jpg?width=600&crop=1:1,smart)