妻と子供とお金 ~そろそろなんかないの 価値で決めよう~ 後記
~後記~
私は大学卒業のタイミングで父を亡くしました。一般的には早くに親を亡くした方だと思います。
その瞬間は成人していても社会人ではないので、相続とか何が遺されているかとかあまり知らないまま話が進み、様々な手続きは終わってました。
急なことであり、子供たちも母親をサポートしきれなかった現実を覚えています。恐らくその時対応してくれた行政書士さんが適切に対応したものだと思っています。
そこで知ったことは
1.税金の話
様々な控除があるということ。サラリーマンでも控除される税金があること。正しく制度を利用すれば問題がないこと。
税金は高額な支出であり、減らしていかなければいけない対象である。
なんてことを学ぶきっかけになりました。そして、社会人になり結婚し、すぐ学び始めました。
当時なにもわからなかった自分を悔いるように。
本を買ったり、立ち読みしたり、国税庁のHPをみてわからないことは調べたり。節税の仕方サイトをみて学んだり。
決して脱税はしません。正しく合法なやり方を知ることが大切。そしてそれらは高らかに宣伝されないことも知りました。
後に節税は資産運用にもつながるのだとを学びました。
お金の話って本当に広がっていきます。
2.保険の話
保険で葬式代は残しましょうなんて話が営業文句にあります。それなら貯金を残しておけば良い話です。
葬式代でいうなら、費用がめちゃくちゃ掛かる葬式を望む場合は必要でしょう。お墓にかかるお金や維持費もかかります。
一般的な金額なら貯金で残せるはずです。もしくは死んで尚も派手に!!という人は先に墓を建て、維持費も払い。葬儀の見積りをてって、残しておくべきですよね。
立つ鳥跡を濁さず
”海岸もそうやってきれいに使ってほしい”
そこを保険で賄うのは、用途とは異なる気がします。組んだとしても最低限であるべきですね。
保険を否定はしません。正しく使って正しく資産や家族を守れば、ほんとうにいい仕組みなのです。気を付けなければいけないことは、それでお金儲けをする人を相手にしていると肝に銘じることです。
中には違法な勧誘や商品の販売。詐欺まがい、明らかな詐欺行為を働く人がるという現実です。ニュースでも報道されますよね。
お金の話をして、身を守る。家族を守る。お金を守る。
絶対に大切なことだと思います。保険を知ることで学んだことです。
3.死後のはなし
私は、墓も要らない。なんなら葬式もいらない。と妻に伝えています。どうしてもというなら公営の合葬墓で十分と妻に伝えています。葬式も墓地も順番を間違えて親兄弟の方がまだ生きていたら、本当に最低限でよい。
公営の火葬場の施設内でやるように伝えています。連絡取って欲しい友人は年賀状を送っている人だけでいい。といった感じです。
そろそろ親兄弟にもこのメッセージは残しておかないといけないですね。あと費用も見積もっておかないと。
お金の話、勉強するのって労力がいります。でも避けたり逃げたりするより、知らないで損するより。労力に見合った経験と知識を手に入れる方が大切です。
私もまだまだです。
皆様がどうか無駄な苦労をされないよう。パートナーや子供、家族を幸せな日々を過ごせることを願ってます。