小1息子と作ってみた【何でもない日のホールケーキ】
不思議の国のアリスで、
『 なんでーもない日 ばんざーい♪ 』
っていう歌あるじゃないですか。
息子と、あれをしてみようということになりまして。
実は私、
「 製菓衛生師になりたい!」
と、製菓の勉強もできる高校を受験した程でして。
中学時代は部員の誕生日に合わせて、12cmのホールケーキを作ってはよく持って行っていました。
なので、スポンジ台からのケーキ作りは何度も経験があるのですが、なんせ作るのが中学生ぶり。
出産後、ホールケーキを作ることはあっても、
市販のスポンジ台を買って、市販の袋に入っているホイップクリームでお手軽ケーキ。
息子が、
「 スポンジからケーキ作ってみたーーい!」
と言い出した際は、
これは大変なことになるぞ……
と覚悟を決めたのでした。
1. スポンジケーキをつくる
まず最初に、スポンジケーキをつくります。
なかしましほさんのレシピで作ります。
なかしましほさんは、SNSでレシピ投稿もされていて、お菓子のレシピを参考に作る機会が多いです。
なかしまさんのレシピのいいところは、大体1〜2人分の少ない分量で、計量しやすくシンプルな点が好きです。
では始めましょう!
- 材料をはかる
まず、材料をはかっていきます。
息子が理解しやすいように、先程のYouTube動画を見つつ進めます。
牛乳をはかり、その次は息子の大好きなバターを計量。
「 お菓子作りは、ぴったり重さをはかるのが大事 」
そう話すと、めちゃくちゃ慎重にバターをはかっていました。
牛乳とバターを計量後、湯煎しておきます。
次は、卵をボールへ割り入れます。
息子は卵かけご飯が好きなので、いつからか自分で卵を割るようになりました。
うまく割れるか心配な時は、
「 白いご飯の入ったお茶わんとは別に、お皿の上で卵を割ると、失敗しても殻を取り除きやすいよ 」
と、伝えていました。
失敗したときのリスクを最小限に抑えつつ、卵割りを繰り返すうちにコツをつかんだようです。
- 混ぜる
卵が入ったボールに砂糖を加え、ハンドミキサーで白っぽくなるまで混ぜます。
当時、ケーキ作り始めたての私は、
「白っぽくなるまで混ぜる」というのが、どの段階のことなのかつかめず苦労したんですよね〜。
お菓子の本に載っている「白っぽくなるまで混ぜる」の参考写真(小さめ)を何度もよーーーく見て確認しまくる中学生の私。
まだ?なんかな???と、「?」がたくさん浮かびまくった状態で作った記憶があります。
この、どのくらい混ぜるのか?って、最重要事項ですよね。
今は、動画サイトがあるのでとっても分かりやすいです!
息子に、
「 このくらいになるまでだって〜 」
と、YouTubeで事前に確認してもらい、見比べつつ泡立ててもらいました。
白っぽくなるまで混ぜたら、そこへふるいにかけた薄力粉を投入します。
ここからはスピード勝負なのですが、私がうっかり別ボールで事前に薄力粉をふるっておくのを忘れておりまして💦
いそげ〜!!と先ほどのボールの上からふるいつつ投入。
本当は事前にふるっておいた方がいいです。
もこもこに泡立てた液が、小麦粉の重さでつぶれてしまうので。
真似しちゃだめよ〜、だめだめ。
気泡が潰れないよう切るように混ぜたら、湯煎にかけておいたバターと牛乳を入れ、さらに切るように混ぜます。
- オーブンで焼く
170度のオーブンで、30分焼きます。
とっても気になるけれど、オーブンの扉は開けません。
ふくらみかけで開けちゃうと、うまくふくらまないんですよね。
過去ざんねんな経験あり💔
まだかな。
全然分からんです。
ちなみに、朝起きぬけでスポンジケーキを作り始めたので、私も息子もパジャマのまま。
使ったボールや器類を片付けて、遅めの朝ごはんを食べながら仕上がりを待ちます。
もぐもぐ、むしゃむしゃ。
🍙 🍙 🍙 🍙 🍙 🍙 🍙 🍙 🍙 🍙
じゃーーん‼︎
焼けましたー!
なかなかよいのではないでしょうか。
気持ち焼きすぎたけど。
では、型から外して冷ましておきます。
かっこいい網があればよいのですが、ない。
しゃーない、巻きすで代用!
まな板の上に、巻きす+クッキングシート。
の上に、スポンジケーキ。
しばらく放置して、冷まします。
🚲 🚲 🚲 🚲 🚲 🚲 🚲 🚲 🚲 🚲
よーし。冷めてる。
息子の希望通り、3つにスライスします。
はしっこがよく焼けていて硬いので、切り落としました。
切れはしは、2人でぱくぱく食べました。
カステラみたいでおいしーい。
2. 飾りつけ
お次は、飾りつけだっ!
我が家では、息子が保育園の年長さんの頃、包丁に興味を持ち始めました。
キャンプの時に手伝ってもらうという目的で、子ども用包丁を購入。
最近は、料理が趣味になりつつある小1息子。
マイ包丁を使って、我々と一緒にお手伝いや料理をしています。
- 果物を切る
まず最初に、いちごをやさしく洗い、水気を拭き取ります。
いちごを、飾りつけ用と、間にはさむ用に振り分けます。
間にはさむ用のいちごは、包丁でうすく切ります。
ねこの手、できてるね。
バナナも切ります。
あっ、ねこの手わすれてなーい??
はい、これがねこの手でーす。
みかんの缶詰は、果肉が分厚い部分を半分に切ります。水分は、しっかりとる!
みかんは柔らかくてむずかしい!と、途中から交代して私が切りました。
- 生クリームを泡立てる
お次は、生クリームを泡立てます。
スポンジケーキを作る際にハンドミキサーは使ったので、本日2回目の登場です。
ハンドミキサーは、息子とお菓子作りをするようになって買ったものです。
なかしまさんがポストされていた貝印のハンドミキサーを迷わず購入。
「 よこにせんがはいっているあなにー、ここをカチっとはめるんだよねー 」
息子、組み立てかたはお手のものです。
生クリームを冷やしながら泡立てるため、ボールに氷を入れ、その上から塩をかけておきます。
氷に塩をかけると温度が下がることを説明すると、
「 へぇー!そうなんだ!」
と、目を丸くしていました。
生クリームって、泡立てすぎるとボソボソになるんですよね。
2人で慎重に確かめつつ、ハンドミキサーを使い泡立てます。
第一段階は、スポンジケーキに塗る用の生クリームを泡立てます。
まだゆるいかな。
かたすぎず、ゆるすぎずのところを探ります。
スポンジケーキの間にホイップクリームを塗りすぎると、食べた時にクリーム感が勝ってしまうので、うすめに伸ばしていきます。
切っておいた、いちご、バナナ、みかんを並べます。
もっとぎゅうぎゅうに並べてもいいんじゃない?
スポンジケーキの間にホイップクリームを塗り、フルーツをはさみ、周りもホイップクリーム塗り終えたところで。
「 あれ?ちょっと待って、絞り袋ないわ 」
市販の生クリームには使い捨ての絞り袋が付いていますが、
私が買った紙パック式じゃないタイプには付いていなかったぁ!
ざんねーーーん!!
【 絞り袋 代用 】
で調べます。
ジップロックで代用しました。
詳しくはこちらをごらんください↓
麦茶が入っているコップは、重し代わりに使います。
先ほどのホイップクリームを、飾りつけ用にかために泡立て、ジップロックに入れます。
よしできた。
ここからは、息子監修のもと飾りつけをします。
仕上がりはこんな感じをイメージ。
完成!
じゃん。
じゃじゃん。
ホワイト板チョコのネームプレートに、思いっきり苗字が書いてあります😊
「 なんで苗字なの?」と質問したところ、家族みんなのケーキだからだそう😊
まとめ
スポンジケーキを焼くところからのケーキ作りは、中学生以来。
「 2日はかかるだろうな 」と腹を括っておりましたが、半日で完成させることができました!
勢いって大事ですね。
新しいことに挑戦してみたい!という気持ちが芽生えたら、すぐ行動に移せる環境があると、波に乗ってさくっとできちゃうのかも。
息子を見ていてそう感じました。
あーたのしかった!
おわり。
サイトマップ作りました!よろしければお立ち寄りくださいませ〜!