第三の習慣『最優先事項を優先する』
さて、第一第二の習慣を読み学んだあなたは、主体的に自分の人生に責任をもち、自分の価値観に触れ、大事な価値観や思いを選択しました。そして突き進むためのリーダーシップを発揮しているはずです。
しかし、突き進むにあたり、色々な障害が出てきませんか?緊急のこと、仕事のこと、友達や上司の誘い、ゲームやテレビなど、たくさんのことがあなたの大事な価値観や思いを邪魔してきます。
そこで、マネジメントが必要になるのです。
質問1.現在はしてないが、もし日頃から行なっていれば、あなたの私生活にポジティブな結果をもたらすことを1つあげるとしたら、それはなんだろうか?
質問2.同様に、あなたの仕事や専門分野で、ポジティブな結果をもたらすと思うことを1つあげるとしたら、それはなんだろうか?
質問1.2のどちらの答えも、重要であり、緊急ではない領域に入ると思います。
ここの領域がとても大事です。ここの領域は、他のことに邪魔されやすく、なかなか行動に移せない人も多いと思います。
しかし、それをできるようにするのがマネジメントです。自分が主体的に選択した価値観を、リーダーシップを発揮しながら進むために、余計な事が入らないようにするのがマネジメント。
第一第二の習慣が土台となり、第三の習慣でさらに突き進めるように調整するのです。
少し難しいことかもしれません。しかし、これができると「私的成功」につながります。自分の人生を自分の責任で突き進む事ができるのです。
E・N・グレーはこう述べています。
『成功者たちの共通点は、成功していない人たちの嫌がることを実行に移す習慣を身につけているということである。彼らにしてみても、必ずしも好きでそれを行なっているわけではないが、自らの嫌だという感情をその目的意識の強さに服従させているのだ。』
自分で主体的に選択した価値観を大事にしながら、ありたい自分になるために、リーダーシップを発揮しながら最優先事項を優先するために、調整しながら突き進みましょう。
次もアップします。おたのしみに。