見出し画像

娘が「ごめんなさい」をなかなか言わなかったので、大声で叱りつけてしまった話

こんにちは、ほんたんです。今日は娘がまだ3歳だった頃、大声で叱ってしまった話について書きます。今思うと、本当にかわいそうなことをしてしまったと反省しています。最後まで読んでみてほしいです!

3歳の娘がやらかしてしまった

小3娘(9歳)が当時まだ3歳だった頃、ぼくの大切にしていたボールペンを壊してしまったことがあります。

当時のぼくはまだ児童心理学や育児書について学んでおらず、直感で子育てをしてしまっていました。悪いことをしたことを思い知らせないといけないと思い、娘に「ごめんなさい」を言わせないといけないと考えてしまったんです。

娘は後ろめたい気持ち、やってしまったなと落ち込む気持ち、パパに怒られて嫌な気持ち、悲しい気持ちなどが混じってしまっていて、とても「ごめんなさい」を言える雰囲気ではなかった状況でした。

そこでぼくは力づくでも言わせないといけないと考えてしまい、3歳娘の肩を掴んで「早くごめんなさいと言いなさい!」と大声で怒鳴ってしまいました。

娘は大泣きして、声を絞り出すように「ご、ご、ごめんなさい」と小さな声で言ってくれました。

これは本当に意味があるか?
娘のためになっているのか?

これをきっかけにぼくは子育てについて学ぶようになったんです。

子どもは厳しくしつけるべきか?

いろいろな子育て本を読んだなかで、とても勉強になったのが児童精神科医の佐々木正美先生の著書でした。

子どもを厳しくしつけるべきか、については以下のようなことが書かれていました。

「子どものしつけは厳しいほど効果がある」と思っている方は少なくありません。それはおそらく、その方が育ってきた家庭の文化なのでしょう。

それを一概に「いい」「悪い」というつもりはないのですが、こうやって子どもの精神科の仕事をしていると「厳しいからいい子に育つ」とはいえないことがよくわかります。

問題行動があって精神科を訪れる子の多くが、親から厳しく育てられた子どもだからです。逆に、やさしくされすぎて問題行動が出た子を見たことはありません。

『花咲く日を楽しみに 子育ての悩みが消える32の答え Como子育てBooks』佐々木正美著
https://a.co/6dOdAvh

つまり、子どもを厳しくしかりつけて育てても良いことは一つもないということです。叱られたその場ではいい子を演じるかもしれませんが、また同じことを繰り返してしまう。

子どもに「ごめんなさい」を言わせるには?

日頃から親が「ごめんなさい」を使って、子どもに見せることです。大人でも謝らないといけない時はあります。

そんなときは、「悪かった、ごめん」と素直に謝ってみる。子どもは親のことをよく見ています。それを続けていれば、いずれ子どもは親をマネして、主体的に謝ってくれるようになります。

まとめ

いかがでしたか?
子どもが自分から謝ろうとすることはありません。必ず親のマネをします。それを逆手にとって、子どもの前でたくさん謝りましょう。それだけで、素直に謝れる子どもになるはずです。

わが家では叱りつけるのをやめて、子どもの言うことを聞くようにしています。そして「ありがとう」「ごめんなさい」をよく言うようにしました。

すると、娘はそこまで労力がかからずに「ごめんなさい」などの挨拶ができるようになりました。ぜひ試してみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました。それではまた!

いいなと思ったら応援しよう!

ほんたん
いつも読んで頂きありがとうございます。 サポート頂いたお金でハッピーセットを娘に買ってあげます。